おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
本題の前に…
今日はストックホルムの都心にある日本大使館へ用事があったので、帰りにラーメン屋へ寄ってきました。
↓ラーメン屋の前に眺めの良いところへ。
なんかジブリの映画みたい!?
↓ラーメン屋、あるんですよー。
↓豚骨ラーメン。見た目は完璧!
味は…美味しいんですけど、ん〜…何かが足りない。パンチが効いてない。多分、化学調味料(グルエースとかリポタイド)を入れていないんだと思う。
次回は化調を持参しちゃおうかなw
前回行った時にスープがぬるかったので、アツアツにしてくれ!と頼んだらちゃんとアツアツになっていました。
注:西洋人はフーフーしてから麺をズルズル!とできないのであんまり熱いと食べられない。
ちなみにラーメンx2と丼x1で390kr。
5000円です…
でもこの味なら仕方がないと思いますよ…
ラーメンは希少価値が高いのですから…
◾︎
さて、昨日の語学学校で先生がブチギレる前のことです。
(先生ブチギレの件は昨日分をご参照ください)
先生はコロンビア出身スウェーデン育ちの女性で、とっても良い人です。
念の為…(ブチギレは滅多にないですよ)
クラス分け、費用など詳細は↓参照。
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2017/01/21/014534
語学学校では、単に語学ではなく、スウェーデンの文化も教えてくれます。
今回は家族について教えてもらいました。
例えば、スウェーデンでは結婚するカップルもいれば、サンボと言って事実婚で子供がいても全然普通ですよとか、離婚する時はほとんどが円満だ(ホントか?)とか色々と教えてくれます。
そこからそれぞれの国で、どこまでが家族でどこからが親戚なのかという話になりました。
中には「親戚なんてものは存在しなくてとにかくみんな家族だ!親戚って何だ!」という国もありました。(どこの国だったかな)
更に話題はそれて苗字の話になりました。
スウェーデンでは◯◯sonが多いとか、◯◯berg(山)など自然に関連した名前が多いとか。
そして、各国の苗字や名前の付け方に話が進んでいきました。
中でも驚いたのは、イラクの方だったんですけど、その人、苗字も名前も
「モハメッド・モハメッド」
さんていうんですよ!
一同驚愕!
日本で言うと「田中田中」いや、「太郎太郎」みたいってこと!?
で、私も聞かれたので苗字を言ったら、
「日本人の苗字って難しくね?」
「そもそもなんて意味なの?」
と質問攻めにあい、前へ出て説明をすることに…
で、↓の写真。
ーーー
私「そもそも日本語っていうのは平仮名とカタカナが50音ずつあって、更に漢字というのがありますよー」
みんな「50ずつ?カ、カンジ?」
私「そうそう。記号みたいなもので、その漢字一つで色々な意味があるんです。読み方も2通り以上存在します。漢字は数百とか千以上あると思うよー。」
みんな「…(ポカーン)」
私「例えば、トヨタとか日産とかホンダとかマツダはこう書くんですよー」
みんな「へぇ!超coolじゃん!」
私「…。(え。cool?ま、いいか。)」
マフムード「俺の名前はどう書くの?」
私「(書き書き…)」
マフムード「おぉ!」
先生「私は?」
私「(アンジェリカ…)」
みんな「漢字じゃないんだね!」
私「そうなんです。輸入した言葉はカタカナを使うんだよ。」
みんな「複雑だなぁ…でもすげーな、日本人。これ全部覚えてるんでしょ?」
私「まあね。小学校一年の頃からやってるからねぇ。」
先生「そんな早くから!?こんなに不思議な言語を話す日本人ってとても頭良いわよね!」
私「え!あ、ありがとうございます!(なるほどそう捉えるのか…)」
みんな「ところで、俺トヨタ乗ってるぜ!ワタシは日産!」
私「おう!そうか!俺はボルボだ!」
ーーー
と、彼ら外国の人達は日本語を不思議な言語と捉えており、日本人のことを勤勉で不思議な言語を使いこなす頭が良い人達と思ってくれているようです。
自動車産業や家電を始め、日本ブランドは世界中に浸透しているのも一つ大きな理由だと思います。
国にもよると思いますが、少なくともスウェーデンで日本人として生きるのって心地よいですよ。
(歴史的に日本はスウェーデンとはいざこざがありませんからね…)
先人が作ってくれた日本というブランドに感謝する毎日です。
なんか右翼みたいだ…
ではでは、また明日。