スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

スウェーデンには再配達とか時間指定はありません

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

日本ではクロネコヤマトと佐川急便が話題になっているようですね。

 

タイトルの通り、スウェーデンでは再配達はないんですよ。

(何人かのスウェーデン人に確認した結果です)

 

時間指定もできません。

 

 

不便ですかね?

 

 

日本と比べたらそりゃ不便なんでしょうけど。

 

でも、全くと言っていいほど困ってませんよ。

 

 

では不在だったらどうなるか?

 

 

最寄りのでかいスーパーの中に郵便局のようなものがあるのでそこへ行けばよいのです。

 

スウェーデンにはICAという巨大スーパーチェーンがあり、この会社が郵便事業も担っているんです。面白い。

 

全てのICAではなく、比較的大きな規模のICAに郵便局のようなものが内蔵されています。

 

 

我々は二週に一度ぐらいでスーパーで大量に食料を買い込むので、タイミングが合えばその時に合わせてもいいです。

 

 

↓お買い物風景。 

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↓アジア食材コーナー。ジャムとかいろいろ。私は全く興味がないところです…

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↓ここが例の郵便局。カウンターは一つだけ。

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この時は4〜5人が並んでますね。

 

不在票を持って行き、IDカード(免許証とか)を見せれば荷物が受け取れます。

 

毎度毎度、青い目の金髪お姉さんが荷物を持って来てくれます。

 

平日なら夜8時まで開いてます。

(スウェーデンにしては頑張り過ぎ)

 

また、ここで荷物の発送もできます。

もちろん海外もOK。

 

受け取る荷物は当然、保管期限があるので期限を過ぎると送り主に返送されます。

 

 

と、まあこんな感じです。

 

家から歩いて行ける距離ですし、再配達が無いからと言って、我々は特に困ったことはありません。

 

 

こういうことを便利って言うんじゃないですかね!?

 

 

ヤマトも一度訪問して不在だったら中継地点に保管しておけばいいんじゃないですかね!?

 

各自取りに行ったらいいじゃないですか。

 

しかし、郵便局がスーパーの中にあるのって便利ですよ!

 

↓一回の買い物でこれぐらい買います。スパゲッティ3kg!笑笑

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毎回3kg買ってるわけじゃありませんよ。

 

↓1200kr=15000円ぐらいですね。

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ってことは食費は月に3万円ぐらいか…

 

そう言えば外食はほとんどしませんよ。

 

もちろん都市部や郊外、家族構成でそれぞれ異なりますが、一般的にスウェーデン人は外食をしません。

 

というか、日本人の外食の比率はとっても高いと思います。

 

スウェーデンはそもそも外食産業があまり栄えていません。

 

ここはちょっとスウェーデンの寂しいところですね。

 

日本の一つ素晴らしいところは、安くてうまい店が沢山あるところです。

 

こちらでは我々の家族構成で、食事にクオリティを求めると最低でも1.5万円ほど出さないと納得できませんね。

 

安いところはホントにそれなりです。

 

なんというか、中間の価格帯が無いんですよ。

 

はい。

 

↓買って来た食材を冷蔵庫x2、冷凍庫x2に入れます。あんなに買ってもまだまだスカスカ。

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そう言えばアマゾンってあるのかな。

そのうち誰かに聞いてみます。

 

「いつか書きます」って書いておいて、書いた試しがないのできっと書くことはないのでしょう。

 

3/31 9:40追記

※日本に住むスウェーデン人のS君からの情報

「スウェーデンにはアマゾンないよ!スウェーデン進出の噂はたまにあるけど…」

 

だそうです。

 

さて!明日は物件引渡しの日です!!

 

ついに最後の最後まで不動産屋も銀行も現れません!

 

ではでは、また明日!

 

 

海外移住した日本人家族にとっての日本語〜子供に期待する日本語のレベル〜

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

↓明後日に新居の引き渡しですか、月曜の引越しの前にまず新居の床を貼り替えるので、本日ホームセンターにて床やセメントを購入。

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日本でコレ↓を作ったことがあるので何とかなると思っています。

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レンガ作りのバーベキューグリル。

 

 

 

さて、本日は会社のとある課の課長さんと面白い世間話をしました。

 

その課長さんは30年前にイランからスウェーデンに移住してきて、奥さんもイラン人なので家の中ではペルシャ語です。

 

移住当時、長男が3歳だったそうで、次男はスウェーデンで産まれたそうです。

 

そうです、我家と全く同じ環境なんです。

課長さんは我々の30年先輩ってことです。

 

 

私は食い入るように↓の質問をしました。

 

私「ウチの娘は就学前学校に通って2ヶ月経つがまだポツポツとしかスウェーデン語を話さないけど私ももっとスウェーデン語で話しかけた方が良いんですかね?」

 

課長「キミ、心配すべきはスウェーデン語ではない。日本語だ。

 

3歳ぐらいの子なんて半年、一年経てば勝手にスウェーデン語を話すようになるもんだ。

 

ウチの子はスウェーデン語を完璧に話す。でもペルシャ語は完璧ではないんだ。俺はペルシャ語は完璧だがスウェーデン語が完璧ではない。

 

ペルシャ語を教えられるのは俺と妻だけなんだ。スウェーデン語は勝手にそこら辺で覚えてくるから安心しなさい。

 

だからキミも家の中では徹底的に日本語にすべきなんだ。」

 

(ちなみに課長さんの子供はScaniaに勤めるエンジニア!いいね!)

 

ふむふむ、なるほど。

 

娘に一生懸命スウェーデン語で話しかけてきましたが、ちょっと控えようかな。

 

娘に日本語を教えられるのは私と妻だけなので、娘にとっては日本語を学ぶ貴重な機会を失っていると言えるかもしれませんね。

 

後は我々夫婦のスウェーデン語の完成度を一生かけて上げていくしかありません。

 

遅くとも子供達と難しい話をする頃にはスウェーデン語を完璧なレベルまで持っていかないと…

 

(イギリスだったらだいぶ楽だっよなーと思ってしまう…)

 

しかし、娘の日本語に関しては、移住を決めた時から漢字の読み書きは諦めていました。

 

探せば毎週土曜日に日本人学校があるのですが、私は娘をそこに通わせるつもりはありません。

 

土曜日に勉強をさせるのではなく、スウェーデンの自然や社会を楽しむべきかと。

 

私自身もアメリカに滞在していた12〜14歳の頃は土曜日に日本人学校へ通っていましたが、基本は5年程で日本へ帰る人達が大多数でした。

 

勉強をする場所というよりかは、平日にアメリカ人と過ごしている分、土曜日に日本人と会って一気に日本語を開放するイメージでした。

 

ですから娘達が日本人学校へ通っても、期間限定のお友達しか作れないのかなと思っています。

 

我々の子供達の現実的なターゲットは、日本語で祖父母や親戚と会話ができればそれでいいかなぁぐらいに思っています。

 

娘と産まれてくる次女がどうしても日本語を学びたいと言うなら高校や大学で日本語を専攻すれば良いかと思います。

 

 

つまり、家族の普段の会話は日本語にしますが、スウェーデンにしかない単語、例えば社会保険庁=Försäkringskassanですとか、そういう時に限ってスウェーデン語に一時的に切り替えることになるのでしょう。

 

とにかく、スウェーデン語を学ぶモチベーションがまた高まりました。

 

娘達とちゃんと話せないかもしれない!と思うと「ヤバイ!」と思いますからね。

 

 

私のスウェーデン語はといいますと、まぁ順調なのかなぁ…

 

段々とすんなりと単語が記憶できるようになってきました。スウェーデン語の特徴を少しずつ掴んできたと思います。

 

単語が長いのが多いんですけどね、段々慣れてくるもんです。

 

Ändringsmeddelande=Change message

Ändring=Change

Meddelande=Message

スウェーデン語は単語が2つ、3つくっついちゃうんですよ。でも単語と単語の間にSがいるので慣れてくると繋ぎ目が分かってくるようになります。あと、ÄとかÅとかÖという母音もあるんです…

 

ちなみに、今の私が書ける文章はこんな感じです。

 

英語→日本語の順に訳を付けます。

 

---

Vi är spännande därför att vi ska flytta till våra lägenhet övermorgon! Jag ska byta golven på kök och matplats. Det måste vara ganska lätt eftersom jag ska använda laminat. Men för ingång det ska vara svårt kanske, därför att jag vill ha klinkesh. Vi ska se.

 

We are excited because we will move to our apartment day after tomorrow! I will change the floor at kitchen and dining. It must be fairly easy since I will use laminate. But for entrance it will be difficult, because I want to have clinker. We will see.

 

明後日に新居のマンションに引っ越しなのでソワソワしています!キッチンとダイニングの床を貼り替えます。これはラミネートを使うのでまあ簡単なはずです。でも限界のところは難しいかなと、と言うのはクリンカー(石みたいなヤツ)にしたいからです。

---

 

うん。だから何だって話ですが。

 

 

社内のメールは極力スウェーデン語で書くようにしていますし、同僚のみんなには容赦なく添削もしてもらっています。

 

また、会社の受付のおばちゃんと毎日必ずおしゃべりをするようにしていますが、最近は5分ぐらいの立ち話をほとんどスウェーデン語でできるようになってきました。

 

もちろん途中でつっかえたりもしますし、何よりおばちゃんが気を使ってゆっくり話してくれているのですが。

 

10年経っても全く話せないような人がけっこういてくれるので、私のようにたどたどしくも一生懸命スウェーデン語を話しているとみんなすごく褒めてくれます。

 

 

 

ではでは、また明日。

パキスタンとナイジェリアの人はなんで英語が話せるの?〜両国の英語教育から考える日本の未来〜

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

 

↓ホント日没が遅くなった。これで19:20ぐらい。

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今日は火曜日なので夜間の語学学校でした。

 

何となく各自の席が決まっていまして、私はいつも左側にナイジェリア人のサミュエルと、右側にパキスタン人のサイードに挟まれています。

 

 

今日、ふと思ったんです。

 

サイードって、すげー英語を話せるよなー。

 

他にもパキスタンの人が何人かいるんですけど、パキスタンの人ってみんな英語話せるよなー。

 

インド人より全然聞き取りやすいし。

 

で、サイードに聞いてみたんですよ。

 

そしたらパキスタンって学校の教科書が英語なんですって。

 

小さい頃は母国語みたいですけど、10年生(多分日本で言う高校一年生?)から完全に英語での授業となるそうです。

 

パキスタンの大学院を出るまで、サイードは高校以降英語で勉強をしたとのこと。

 

へー…

 

そりゃ話せるようになるわな。

 

で、友達とのチャットの画面を見せてもらったのですが、母国語ではなく、パッと見英語なんです。

 

でもよく見ると英語ではない単語=彼らの母国語の羅列の中に時々英語が混ざっています。

 

例えば、コレを日本語でやったとすると、

 

"Shibuya ni 7 ji de iikana?? Sorry chotto okuremasu"

 

「渋谷に7時で良いかな?ごめんちょっと遅れます」

 

みたいなことをやってるんですよ。

 

よくよく話を聞いたら物心着いた頃から英語で教育を受けてきたのもあって、母国語の読み書きはちょっと苦手だと言っていました!

 

えー!

 

なんと隣のサミュエルも同じだそうです!

サミュエルなんてナイジェリアの友達とは英語オンリーのやりとりだそうです。

 

(サミュエルにナイジェリアの学校の話はまだ聞いていない)

 

私達3人はよく英語でしゃべってて先生に注意されちゃうんです。

 

でも、日本、ナイジェリア、パキスタンを比較する話が面白過ぎて辞められないんですよ…

 

 

で、パキスタンでは言葉の壁がない分、世界の色々な国に留学に行くのが珍しくないんですって。

 

で、現地でそのまま働く人も多数います。

 

サイードもこのパターンで、彼の場合はパキスタンで修士号を取ってからストックホルムに留学し、スウェーデンの修士号を互換制度を利用して取得したそうです。

 

ストックホルムでシステムエンジニアをやっているそうです。

 

いや、ホントにこの人は授業中に静かにしているし(当たり前)、宿題もやってくるし(当たり前)、他人の発言を遮らないし(当たり前)、友達になれると思います。

 

妻もパキスタン人に対して私と同じ印象を抱いているようです。

 

ナイジェリアは主にアメリカとイギリスに留学というよりも移住する人が多いそうです。

 

で、ナイジェリアの人達も英語で生活するのが長いせいか、難しい母国語は使わないそうです。

 

ナイジェリアの話は次回サミュエルに詳しく聞いてみます。

 

 

話はまたパキスタンに戻って、パキスタン国内にはいくつかの地域に分かれていて、それぞれが異なる言語を話すそうです。

 

お互い聞いて理解することはできるようですが、読み書きができないんだそうです。

 

なので英語を使って、音を作るというイメージですかね。

 

こういう事情もあって英語が公用語になったということらしいです。

 

インドも似たようなものらしいです。

 

 

日本の方言とは違いますよね。沖縄以外の方言はなんとなく読めて理解もできるのではないでしょうか。

 

今後日本は2020年に教育方針がガラリと変わるそうで、当然英語教育に力を入れていくようですが、それはつまり、今までの日本語教育の時間が削られるということなんですよね。

 

きっと我々の子供、孫世代には難しい日本語が通じない世界になってるのかもしれないなー、と思いました。

 

その分英語が話せるようにはなってると思いますので、まぁ丁度良いところでバランスできればいいと思います。

 

いやー、大丈夫かなー考え過ぎかなー。

パキスタンとはまた事情が違うし…

 

 

でも子供達がもし英語が話せる様になったとすると、YouTubeで延々と英語のチャンネルを見たりするかもしれませんね。

 

やはり英語に触れる機会が増える分、日本語と触れる機会は当然減るのかなー。

 

学校の授業の時間が増えない限り、これはもしかしたら今後の親としての課題になるかもしれませんね。

 

「英語は話せるようになったけど日本語が変だ!」

 

と言われる日が近いかもしれません…

 

笑点が難し過ぎて誰も見なくなっちゃうかもしれません…

 

ところで、スウェーデン語と英語は親戚のようなもので、スウェーデン人が幼い頃から英語を学んでもこのような問題は起きないのかなと。

 

んー、パキスタンとナイジェリアの英語力から日本の未来を無理矢理占ってみました…

 

 

ではでは、また明日!

スウェーデン生活で辛いことって?〜ハッピーになる要素を増やして辛いことは忘れよう〜

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

昨日からサマータイム。日中の時間が1時間長くなります。えーと、夕方が長くなります。

 

↓19:15なのにこんなに明るい。一昨日まではこれが18:15だったんです。

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↓晴れた日はお外で夕食です。

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これからどんどん日の入が遅くなります。

5月で22時ぐらいまで明るいし、6月は夜中まで明るいんです。

 

 

 

さてさて、今日はスウェーデンで生活していて辛いことを書いてみます。

 

 

「寒いでしょ!?」と99%の方々が言いますがそうでもありません。

 

そうでもないんですよー!

 

メキシコから暖かい海流が来るので、同緯度の他の都市と比べて暖かいんです。

 

東京の人なら全然耐えられます。

 

 

ではスウェーデンで生活していて辛いこと。

 

3位から発表します!

 

 

 

 

3位 ウォシュレットがない

 

スウェーデンに限った話ではありませんが、ウォシュレットに慣れてしまっていると困ります。

 

でも、マル秘テクニックがあります。

汚い話(でもないですが)なので割愛しますw

 

 

 

 

 

 

2位 湯船に入れない

 

我家には湯船があるにはあるんですけど、シャワーと完全に分離しちゃっていて色々不便なんですよ。

 

我家の場合、上の階に湯船があって、シャワーを浴びるには下に移動しないと行けないんですね。

 

スウェーデンでは湯船はレジャーというか、泡風呂にして読書するって感じなんですよ。

 

追い焚き機能もないし、結局我家では湯船は使わなくなり、今では植物置場となってしまいました…

 

↓こんな感じ

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 あーあ、もったいない。

  

 

1位 ラーメン屋がほとんど無い

やっぱ一番辛いのは食べ物ですよねー…

 

これ、ふざけているようですけど、ボディブローのように後からけっこう効いてきます。

 

ラーメン屋がないのは私にとっては死活問題なんですよ。

 

東京にいた頃は無類のラーメン好きで、ラーメン無しの生活なんぞ考えられなかったんです。

 

ストックホルムには純粋なラーメン屋はあるにはあるのですが、高いんですよ…

 

例えば妻と3歳の娘と3人で行ったとして、ラーメンx2、ライスx1、餃子とか頼んじゃうともうこれで5000円ぐらいかなぁ。

 

値段もそうなんですけど、それよりも私の大好きな家系ラーメンのお店はもちろんありません…

 

ミュンヘンとかベルリンにはこってり系のお店があったんだよなぁ…

 

↓家系ラーメンってこれのこと。あー、見てるだけでヨダレが出ちゃう。

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日本に一時帰国したら飽きるまで食べます。

 

 

 

まぁ辛いことと言えばこんなもんです…

 

 

「海外生活、大変だろうけど頑張って!」

 

と、よく言われますが、私にとっての大変なことはこんなもんです。

 

 

外国に住むのってそんなに大変じゃないんですよ?

 

 

何だか修行でもしているかのような言われ方をされるのですが、毎日ニコニコしてますよ。

 

ただ、人によっては

 

 

「スウェーデン寒い。最悪。冬は暗いしもうヤダ!」

 

 

という人もいるようです。

 

我々は移住前に入念に下調べをしておきましたし、暗く寒い冬も楽しく過ごせるように色々とアクティブに動きました。

 

スケートをやってみたり、家の中や庭を飾り付けしてみたり、ご近所さんと交流してみたりと、何かしら熱中することが必要なのです。

 

↓凍った湖でスケート

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↓家の中でも楽しむ

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↓んー素敵。

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↓雪が降ると幻想的。

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↓お隣さんを招待してみたり。

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当然の話ですが、人間って何も楽しいことがないとひたすら文句しか言えなくなってしまうものです。

 

どんな国や都市でも欠点はあります。

 

ですが、その欠点をかき消すだけのプラス要素をどれだけ見つけられるかで、移住後にハッピーになれるのかそうでないのか別れてくるのかなと。

 

我々にとってのハッピーになれる要素は、ごく単純で且つ確実に得られるものだったので、こちらに来て"日本へ戻りたい"とは一度も思ったことがありません。

 

(まだ一年ですけどね…)

 

 

ハッピーになれる要素、つまり我々が欲しかったものは、毎度主張している通りですが、

 

・グローバルに生き抜く為の教育(無料!)

・女性が活躍できる社会

・残業しない

 

これらが欲しかったわけで、逆に言えばこれらが得られるのであれば、ネガティヴな部分はほとんど気にならないんです。

 

でもって思っていたより全然寒くなかったんですよ!これは嬉しい誤算。

 

ですから、海外へ移住するのであれば、事前に何が欲しくて、その国でそれが本当に手に入るのかを入念に調べておく必要があります。

 

何となく素敵なので移住してみました!はかなりのギャンブルです。

 

当たればラッキーですけど、外れたらそれこそ"大変"だと思いますよ。

 

 

◾︎

 

 

さて、またラーメンの話に戻ります!笑

 

そろそろ本当に辛くなってきたので、東京に住む友人にカップラーメンを送ってもらいました!

(ストックホルム中心部の日本食材店でも買えますが赤いきつねと緑のたぬきぐらいしかない)

 

↓コイツを待っていたんだ!! 

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↓親から送り物をよくお願いするのですが、いつも必ず娘にプレゼントが入っているので、段ボールが届くと娘は大はしゃぎ。

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さあ、開けてみます。

 

 

↓お、おお…す、素晴らしい光景!

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娘へのプレゼントも沢山入ってました!

 

 

 ↓いやぁ、ありがたやありがたや(^^)

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送料は6300円だったそうです。

 

高い!

 

送り主さん、

 

ありがとう!!!!!

 

 

 

というわけで、送り主さんには日本では手に入らない缶詰やコーヒーを送り返しました。

 

 

なので、カップラーメンを送ってもらえればこうやってスウェーデンの食材を詰めて送りますよ!

 

なかなか面白い取引だと思うんですけど。

 

興味があれば連絡下さい。

 

ではでは、また明日。

スウェーデンの穏やかな日曜日〜そして待ちに待ったMotoGP開幕〜

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
 

※昨日の記事に修正を加えています。「引越し代の50%が税金で負担される→税金の控除できる」の間違いかもしれません。まだ確認中。

 

今日も引越し準備。

 

DJブース並びにオーディオ機材が最も面倒くさいのでとっとと片付けることに。

 

↓片付ける前に親子でDJ!?

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しかし…

 

今日の天気は素晴らしい。

 

天気予報を見ると最高18℃!

 

こ、これは!

 

引越しの準備なんてやってる場合じゃない!

 

と言うわけで、森へお散歩。

 

↓新居近くの森。前回とは別の入口から入ってみたところ、こっちの方がブルーベリーが沢山!ちゃんとしたハイキングコースになってる!! 

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↓クロスカントリーのスキーのコースでもあります。

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帰宅後は夕方からご近所さん=娘のお気に入りの男の子がいる家族が我家へ来て、バーベキューだったのでその準備。

 

(引越しの準備はいいのか!)

 

↓準備OK! 

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でも、まだ少し時間があるので…

 

↓フライング(^^)

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↓このビールが最高にうまい! 

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↓娘はお気に入りの男の子が来るまでスマホで気を紛らわす… 

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そう言えば、こちらではあまり缶ビールを見かけません。

 

あるにはあるのですが、かなり少数です。

 

やはり瓶が主流。

 

で、瓶の方が圧倒的にウマイ!

 

なんで?缶より瓶の方が美味しいと思うのは私だけ!?

 

そうそう、スウェーデンではお酒が買える場所が限られています。

(またいつか書きます…)

 

あー、奮発して買った牛肉が美味しかった…

 

 ◾︎

 

さてさて、本日は二輪ロードレースの最高峰、MotoGPの開幕です!!!

 

開幕戦はカタールのナイトレース!

 

私は無類のMotoGP好きでして、毎年秋に開催される日本GPは毎年観に行っていました。

 

日本GP以外にも、イタリア、ドイツ、上海にわざわざ観に行ったほどです。

 

 

↓今年はこんなパーカーにマグカップを通販でゲット。 キャップはもちろんロッシ!!

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パーカーとマグカップに書いてあるのは

 

「MotoGPのレース中に話しかけると、大怪我もしくは死の恐れあり」

 

と書かれています。

 

その通り。

 

↓妻も強制的に着させられています…

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ご近所さんのバーベキューの後に、開幕戦を堪能しました。

 

 

 

 

んー、今年のカタールは雨に泣かされましたね…

 

予選は雨で中止。決勝スタートと雨で延期。

 

でも素晴らしいレースでした!!

 

今年も楽しめそうです(^^)

 

 

ではでは、また明日。

 

 

スウェーデンでの引越し準備

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

いよいよ来週に迫った新居への引越し…

 

先週段ボールを買ってきたものの全く手付かず…

 

本日、やっと重い腰を上げて梱包を始めました。

 

↓テレビを付けたのが失敗。スキーのレースが面白くて手が止まる…

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ところで、スウェーデンでの引越しってどんな感じだと思いますか?

 

まぁ、日本の引越しとほとんど変わりません。

 

ですが、多くの人が引越し業者に頼むことはなく、友達や親戚で自分達でやっちゃうみたいです。

 

ですが我々は妻が妊婦なので引越屋さんに依頼しました。

 

日本から大きな家具は2つしか持って来なかったので、引越屋さんからしたら楽なもんだと思います。

 

しかも引越す先は目と鼻の先ですし。

 

↓一つはダイニングテーブル。これは1月上旬の頃の写真。あー、雪が恋しい。

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↓もう一つはDJブース!!特注のブースです。

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そうなんです、実は昔DJをやっていたんですよ…

この手のイベントで妻と知り合いました(^^)

あはは。

 

ヒップホップとかR&Bとかソウルのレコードを持っています。

2pacだとかのコテコテの西海岸やG-Funkが好きなんです…

(娘にはちょっと刺激が強すぎるかな!?)

 

 

はい、話を元に戻しますね。

 

3月26日 13時追加

 

以下、ーーー以降の部分で私の理解に間違いがある可能性あり。

 

↓リンクに記載されていることが正しい。スウェーデン語のみ。

おそらく、半額が補助されるのではなく、税金が控除されるものと思われる。

 

https://www.skatteverket.se/privat/fastigheterochbostad/rotochrutarbete.4.2e56d4ba1202f95012080002966.html

 

ーーー

 

スウェーデンの引越しで一つだけ日本と異なる点があります。

 

それは、

 

業者に払う引越し代の半額を税金で負担してくれるのです。

 

引越しだけでなく、家のクリーニングやメンテナンス等にも適用されます。

 

年間25000kr(約325000円)までが対象で、これの50%しか負担しなくて良いのです。

 

なんでこんな制度があるかといいますと…

 

ブラックマーケットを作らない為だそうです。

 

業者間の過度な価格競争が生じてしまうと、不法移民を雇い、低賃金で働かせ、更にはキャッシュで精算をすれば脱税も可能となってきます。

 

また、国がある程度の費用を負担することで、雇用の拡大もできます。

 

で、我々はいくら払うかと言いますと、3500kr(約45000円)となります。

 

本当は7000krですが、半額のみの負担で、建て替える必要もありません。

 

引越し業者の料金は人数と時間で決まります。

私が業者にお願いしたのは、

 

「2人、トラック一台、6時間」

 

という条件です。

(ここ5年で4回も引越しをしてきたのでこの見積りは間違えていないはず)

 

上述の通り家具もほとんどありませんし、箱の数もそんなに多くないのでこれぐらいで十分でしょう。

 

ですから、規模としては一人暮らしの人がワンルームからまたワンルームへ引越すようなイメージです。

 

ベッドやテレビ、その他諸々の大物の家具がある場合はきっと倍近くするんじゃないですかね。

 

◾︎

さてさて、梱包を開始して1時間ほど…

すぐ飽きてきます…

 

外を見ると天気が良いので「FIKAでもするか!」となり、10:30からバルコニーで長めのFIKA。

 

30分ほどしてまた梱包を始めようとしたら、お隣さんから

 

「お昼ご飯、我家でパンケーキでもどう?」

 

とお誘いを頂いたので、

 

「あー、引越しの準備で忙しいんですよー…

 

そりゃもちろん絶対伺いますよ!」

 

と回答。

 

またもや引越し準備は中断でお隣さん宅へ。

 

↓お隣さんは年金暮らしの夫婦。我々の生活をいろいろと面倒を見てくれます。あー、素敵なキッチン…

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 ↓スウェーデン風パンケーキ。ホットケーキの平べったいやつって感じですかね。

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これにバニラアイスと、リンゴンベリーやラズベリージャムを混ぜて食べます。

 

超ウマイんですよ、コレが。

 

お食事後にしばしおしゃべりを楽しんでから帰宅(隣だから5秒で着くしWi-Fiも届く)し、再度梱包梱包梱包。

 

 また少ししたら飽きてきたので娘と公園へ…

 

↓最近色々と注文が多過ぎる娘。

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↓公園に行く途中にリスを発見!春だなぁ。

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公園から帰宅したら腹が減ったのでピザ屋へピザをテイクアウト。

 

↓左のピザはケバブピザ!スウェーデンでは定番です!!美味しい(^^) 

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この2枚で135kr(1800円)は安い!!

しかも超ウマイ。

 

今日は全然料理しなかったな…

 

明日はまた別のご近所さんを呼んで今年初のバーベキュー(^^)

 

明日は何やら18℃まで上がる予報!

夏じゃん!!(←スウェーデン人は15℃を超えた辺りで夏と表現するw)

 

楽しみです。

 

※欧州全土は今夜、午前2時になったら時計の針を1時間進めます。サマータイムってやつです。

明日からは日本との時差は8時間→7時間となります。

 

ではでは、また明日〜

 

スウェーデンではこの時期に年間の休暇計画を立てる。今年の休暇は有休+育休で55日!

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

↓今日は諸事情により娘を会社に連れて行ったのですが、マーカーで顔面に落書きをしていたので少々アレンジを加えてあげました。

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さて、毎年3月下旬になると、会社も学校も向こう一年分の休暇の話になります。

 

就学前学校からメールが来て、

 

「学校は7月いっぱい全部お休みです。どうしても預けたい場合は別の学校を案内するので申し出てください」

 

と書いてありましたし、会社では上司から

 

「年間の休暇計画を提出して!」

 

と連絡が来ました。

 

なんでか4月から翌年3月末までの一年単位なんですよね。

(何故か日本の暦と同じ…)

 

で、今年は115日=23週間の休暇を取れる権利があります。

 

115日の背景含むスウェーデンの育児休暇の詳細はこちら↓

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2017/03/05/052052

 

 

ですが、今年は入社2年目ですし、学ぶことも沢山あるし、今このタイミングでごそっと会社からいなくなるのはもったいない気がします。

 

また、長女の育児休暇を2ヶ月連続で取る権利があるにはあるのですが、長期間離脱すると就学前学校から除籍されてしまいます。

 

他にもこの就学前学校に通いたい人が沢山いますから、長期離脱するとなると学校側として空席がもったいないわけです。

 

この60日連続で父親が育児休暇を取るのは、通常であれば就学前学校が始まる前の0歳や1歳になりたての頃に取るものなので、2歳の頃にスウェーデンに移住してきた娘の分の育児休暇は小出しで取っていくしかないんです。

 

分かりますかね…んー、ややこしい。

 

とにかく3歳の娘の育児休暇は、私は60日取らないといけないんですが、まとめて取っちゃうと学校から除籍されちゃうので小出しで取りますよってことです。

 

その、小出し分は今年は15日取ることにしました。

 

残り45日は娘が7歳になるまで、つまりあと3年で取らないと消滅してしまうので、毎年15日の育児休暇が有休30日に上乗せされることになります。

 

とにかく、向こう3年は有休と育休合わせて毎年45日の休みがあります。

これは絶対取ります。

 

で、今年は妻の出産があり、夫にも産後休暇として2週間=10日間の休暇がもらえます。

(この間の収入は社会保険庁=税金から支払われる)

 

なので今年は45+10=55日となります。

 

そしてこれを我家のカレンダーのどこに当て込んでいくかを考えるんです。

(コレ超楽しい…)

 

その結果がこちら。

 

上半期

4月1週目は引越しがあるので2日の有休。

6月中旬は親戚が来るので3日の有休。

6月21日の次女出産予定日近辺で更に10日の産後休暇。

これでまず15日。

 

下半期

7月に夏休みとして15日の有休。

9月に両親が来るので5日の有休。

11月に日本へ帰るので15日の有休。

合わせて35日。

 

同僚の夏休みはみんな4週間にしています…

 

あと5日分の有休は年末に当てようかなー。

 

と、こんな感じで55日を分散させました。

 

上司は何人もの部下から提出された休暇計画を精査し、会社としてリソースが足りているかを判断しなければなりません。

 

特に7月は会社にはほとんど人がいませんし、8月も半分程度しかいません。

 

そんな中、何かのプロジェクトの山場があったりしたら大変ですよね。

 

といったことを調整します。

 

でもスウェーデンのみならず、ドイツなど含めて、

 

「7月はほとんど世の中機能しない。8月も半分ぐらいの効率。」

 

と、国全体で共通の理解があるので基本的に問題はありません。

 

 

そして、この3月中に提出した休暇予定は変更がありません。

 

「ちょっと忙しいから会社出てくれる?」

 

といったようなことはまずありえないでしょう。

 

仮にこうなった場合は、上司は管理職としての資質が問われてしまいますし、そもそも客先から夏休み期間に無茶な要求が来ることもありません。

 

休暇計画の変更の可能性が極めて低いので、今の時期から航空券を予約できたりします。

 

また各自の大型連休はバラバラになるので、日本のような帰省ラッシュもありません。

 

 

いかがでしたか?

ちょっと休み過ぎですかね…

 

でもスウェーデンはこのやり方で社会が回っているんです。

 

また、子育て中の世帯はこれぐらい休んで子供と接するべきなんです。

 

それでこの国力が維持できているのであればなんら問題無いと私は思います。

 

 

ではでは、また明日!