スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

湖でスケート スウェーデン女子らとSigtuna編

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

本日は先日湖のスケートで知り合ったお友達(同年代男性)とスウェーデンの最初の首都Sigtunaの湖を滑ってきました。

 

↓ココがスタート地点。

 f:id:sverigeyoshi:20180211054551j:image

 

↓お友達は以前の投稿に出てきます。

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2018/01/08/015953

 

そのお友達は、事前に何人かの友人を連れてくると言っていたので、勝手に同年代の男性を何名か想定していたのですが、蓋を開けてみたらあらびっくり。

 

待ち合わせ場所に着くと、彼の他に女性が3名!

 

結局最後まで年齢の話にはならなかったのでいくつか分からないんですけど、多分30前後ではないかと…

 

まぁギリギリ同年代だと思われます。

 

男2人、女3人の5人でスケートを開始しました。

 

12時半に集まってから解散が16時ぐらいだったので3時間半ほど一緒にいたわけですけど、何か日本の時と会話の運び方が違うんですよねー。

 

会話の運び方というのか…

 

とにかくヨソヨソしさがほとんどないんですよ。

 

滑り始めて1時間ほど経った時に、友達の男性に、

 

「ところでみんな何のつながりなの?」

 

って聞いてみたんです。

 

何となく気になるじゃないですか。

 

そしたら女性のうちの1人は最近知り合ってデートをするようになった、と。

 

もう一人は学生時代の友人。

 

もう一人はホントはもう一人今日来る予定だった人のお友達だから誰だか知らん。

 

つまり女性同士3人とも初対面なわけです。

 

でも、最初から最後までそれを感じさせないんですよね。

 

でもって常に堂々としてるんでよねー。

 

「私女の子だからぁ〜」

 

みたいのは全然ありません。

 

なんなんでしょうね…

 

あと、何歳?とか仕事何してんの?とか、相手を詮索するような質問がなかなか出ないんですよね。

 

主にスケートの話の他、都心のあそこのプールがいいぞ、とかそんな話をずーっとしていたのかなと。

 

帰り際にやっと仕事だとかどこに住んでるとかそんな話になりましたね。

 

でも滑っている間、ずーっと話を聞いていたわけではないので、私が聞いていないところで根掘り葉掘り何か聞いていたのかもしれませんが…

 

ええ、そんなことをふと思っただけです。

 

で、これ、今回が初めてじゃないんですよ。女性に限らず男性間でもこんなことがありましたし、とにかくこっちの人は初対面の時のヨソヨソしさがそこまで無い気がします。

 

馴れ馴れしいってわけでもないんですね。

 

 

日本だとまずは年齢を尋ねると思うんですけどね…

 

だって敬語なのかタメ語なのか考えないといけないじゃないですか…

 

私は毎回面倒くさいなーって思ってました。

 

特に女性相手だとちょっと低めに年齢を言わないといけないし、実際の年齢を知って驚くふりをしないといけなかったり…

 

実年齢より老けて見える時とか大変ですよ、もう。何て言ったらいいものか…

 

あとは同い年だけど、最初はヨソヨソしく敬語で、でも頭の中で「いつタメ語にしようか…」とよく考えていたもんです。

 

で、ちょっとずつジャブを打ちながら徐々にタメ語の割合を増やしていく…

 

みたいな。

 

日本語っていつの日か敬語とかタメ語の区別ってなくならないのかな。

 

もちろんスウェーデン語や英語だって目上の人に使ってはまずい表現が多々ありますけどね。

 

ただ、全ての文章をですます調に変換するレベルではないですね。

 

ですから私の場合はスウェーデンの人達と初めて会う時、全く緊張しませんしストレスになりません。

 

でも日本人の初対面はちょっと緊張します…

 

と、本日はホントにどうでも良い内容でした。

 

↓曇ってはいたが楽しかった!

f:id:sverigeyoshi:20180211055602j:image

 

↓最近の夜中はこんな感じ。でも家の中は薄着でOK。私はいつも裸足。

f:id:sverigeyoshi:20180211055407j:image

 

明日は!!!

 

待ちに待ったスケートクラブのツアーに参加してきます(^^)

 

都心からバスで郊外へ1時間ほど走り、そこから5〜60kmほど滑る予定。

 

これまでの"みんなが行くところ"から、クラブに所属していないと行けないところへ行ってきます。

 

ワクワク。

 

ではでは、朝が早いので早く寝ないと…

有料のスウェーデン語学校開始

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

【雑談1】

今日同僚に聞いたのですが、今月初めから車を運転しながら携帯電話の通話が禁止になったんですって(ハンズフリーならOK)。

 

遅くね!?

 

【雑談2】

ところで、性格診断とやらをやってみました。

 

100問の設問に直感で答えていくと最後に診断結果が出ます。

 

↓結果がコレ。ちゃんと当たってますね。

f:id:sverigeyoshi:20180209060720j:image

 

合理的ってのはホントにそうで、でも日本で生活していた時は相当苦労したものです。

 

非合理的なことを見つけると、

 

「え?なんで?こんなの辞めてこうすりゃいいじゃん!」

 

と言っちゃうんですよ。で、嫌われちゃうんですよね〜…

 

「え?21世紀にこれ?」

 

とかよく言っていましたが、そうすると空気が読めないとか言われちゃうんですよね〜…

 

でもスウェーデンだとみんな合理的なので私の場合はホントにハッピーです。

 

むしろ私が若干非合理的なぐらい…

 

中学生の頃、友達みんなで遊んでて、今日なんかつまんないなーって思って先に帰ろうとすると

 

「え?なんで先に帰んの?」

 

って言われて困ったことあったなぁ。

 

だってつまんねーんだもん、帰りたいだろー!と内心思っていましたが帰るに帰れず…

 

最後までみんな一緒にいないといけない暗黙のルールがあって、アレはホントに理解できなかったなぁ。

 

これ会社も同じですよねー、先に帰るのって気まずいじゃないですか。

 

スウェーデンじゃ「気乗りしないので」って帰宅する為の立派な理由になります。

 

だって人間なんだからそういう時だってあるじゃないですか?

 

もちろん毎日はダメですよ。

 

ですから私のような性格の人って、欧米で暮らすとラクなのかもしれませんね。

 

とにかく、皆さんも是非やってみて下さい↓

https://m-gram.com

 

◼︎

 さてさて、やっと本題。

昨晩から有料の語学学校が始まりました。

 

背景や目的などは前回の記事をご覧ください。

 

↓前回記事「高額なスウェーデン語学校 会社は払ってくれるのか」

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2018/01/28/125222

 

私が通うのは日本にも沢山あるBerlitzのストックホルム校です。

 

「Swedish for Expats = 駐在員の為のスウェーデン語」

 

という講座で、先生1人に対して生徒が2名で少人数制の学校です。

 

私は駐在員ではないんですけどね。

一緒にレッスンを受けるのはエストニアの上品な女性。成人している子供がいるそうで。先生と「えー!?」っと言ったぐらい若く見えますが。

 

この方はエストニア語、英語、ドイツ語、フィンランド語が話せるそうで…

 

そんなことを聞いた後に自己紹介をした私は、

 

「私は日本語と英語だけですね…」

 

そしたら先生が、

 

「スウェーデン語も話せるじゃないですか!」

 

と励ましてくれました…

 

スウェーデンでは2カ国語ぐらい話せるだけでは誰も驚いてくれないんですよねぇ…

 

スウェーデンでは母国語のみ、つまりスウェーデン語しか話せない人はほとんどいないと思います。少なくとも私の生活圏では出くわしません。

 

はい。

 

レッスンは毎週木曜の17〜20時、休憩が5分x3回ほどあり、かなりみっちりレッスンをします。

 

当然ですが、私が話す機会もかなりあり、その場で細かい間違いを指摘してくれるので効率が良いです。

 

でも話す度に間違えないように気を使うので疲れます…

 

まあしかし、レベルもちょうど良くて納得でございます。

 

↓4畳半ぐらいの小さな部屋でレッスン。壁には何故か鎌倉大仏!

f:id:sverigeyoshi:20180209161047j:image

 

↓この建物の最上階が学校です。都心のど真ん中にあるので郊外の田舎者の私にとっては刺激的(^^)

f:id:sverigeyoshi:20180209161131j:image

 

◼︎

しかし、語学の習得方法ってだいぶ変わったなーと思います。

 

例えば宿題は紙ベースでも出ますが、他にもBerlitzのアプリもあり、日常生活になるべくスウェーデン語を身近にしようと学校側も色々と画策しています。

 

こういったアプリに加えてGoogle翻訳もあり、25年前に12歳でアメリカに引っ越した時と比べてだいぶ便利になったものです。

 

当時は辞書を引いたり、使いにくい電子辞書を酷使していました…

 

でも当時と比べて、言葉の習得速度はあまり変わらないと思います。

 

まあ当時12歳の自分と36歳の今の自分を比べるのは無理がありますが…

 

外国語を習得するには、主体はやはり対面でのレッスンとその成果を試す環境(学校なり職場なりご近所さんなり)が整っていることが大切です。

 

スウェーデン語→英語の場合、Google翻訳はかなり良く機能します。しかし、Google翻訳は時として便利ですが、長い文章もまとめてコピーアンドペーストできてしまうので、スウェーデン語を全く読まないことも可能になってきます。

 

この延長戦でこの先AIが進化して言葉の壁が無くなるなんて言われてますが、どうでしょうね?

 

私は自分の声でコミュニケーションを取りたいと思いますが。旅行で短期間の滞在であればまた別の話ですが。

 

なのでGoogle翻訳にはあまり頼ってはいけません。単語を辞書感覚で調べるのは有りですが、文章丸ごと貼り付けるのはオススメできませんね…

 

とは言え、会社で毎日何十回とやっていますが…さすがにコレをやらないと仕事にならないもんで。

 

多分私は世界トップクラスにGoogle翻訳を使っている人だと思います…

 

◼︎

しかし、やはり高い金を払ってのレッスンなわけで、そりゃ質も高いですね。

 

何より嬉しいのが、先生が言っていることが99%分かるようになったことです。

 

まぁちょっとゆっくり話してくれていて、かつ難しい表現をしていないからなのですが、それでも去年の今頃と比べたら大きな進歩です。

 

さて、3ヶ月後にどこまで上達しているのか、楽しみです。

 

あー、早く学校に行きたい…

 

↓ところで、明日は近所の湖を滑ります。スウェーデンの最初の首都Sigtunaから私が住む街まで湖を20kmほど滑ってきます。 

f:id:sverigeyoshi:20180210041148j:image

 

ではでは!

先日行われた私のトークライブの模様が記事になりました。

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

昨年11月に日本へ一時帰国した際に行われたトークライブのイベントレポートが記事となりました。 

 

www.lifehacker.jp

 

まぁ、しかし、それっぽく写ってますねぇ。。。私。。。

 

ではでは

高額なスウェーデン語学校 会社は払ってくれるのか

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

↓毎週土曜は朝の8時から長女のスケート教室。朝早過ぎだろ…全10回で1万円ぐらい。

f:id:sverigeyoshi:20180128115309j:image

 

↓その後都心の公園で再びスケート。これは無料。駐車場が500円ぐらいしたか…

f:id:sverigeyoshi:20180128115501j:image

 

ものすごい早さで上達しております。既に妻より上手!妻ガンバレ〜!

 

その後は就学前学校のお友達と遊び今日は長女も私もヘトヘト。

 

2人で18時に寝てしまい、1時に目が覚めて今このブログを書いているわけです。

 

明日も朝からスケート教室なんだよなぁ…

 

 

◼️

前回の記事で少し触れた、唯一の苦労している点で挙げたスウェーデン語。

 

ちょうど去年の今頃からSFI、Svenska För Invandrare=移民の為のスウェーデン語という、移民が無料で通える学校に通い始めました。

 

これもスウェーデンに住む人たちが納税した税金のおかげで、私達移民が自己負担無く通える制度なので通う度に感謝をしてきました。

 

私は昼間に仕事をしているので、火曜と木曜の夜間のコースに通い、最初は宿題が出たのかすらも分からないレベルでかなり不安だった記憶があります。

 

そして昨年8月末に一つ目のレベルが終了しました。

 

この段階で簡単な意思の疎通や文章のやりとりは可能でしたが、ネイティブのスウェーデン語は5%も分からないレベルでした。

 

その後、すぐに次のレベルに進級したかったのですが、4歳の長女と当時生後2ヶ月の次女をうまく寝かしつけるペースがなかなかつかめず、週2回、17時半〜20時の外出が困難となり、2ヶ月ほど休学。

 

11月より復帰しましたが、このクラスがちょっと変で…私はいつも五分ほど前に着席しますが毎回誰もいない。先生も10〜15分遅れてくるし、他の生徒も一人また一人と遅刻してきます。全員揃うまでずーっとバタバタします。

 

これ、スウェーデンにたーくさんあるSFIのうちの一つ、そのまた一クラスの話ですので、決して一般化してませんよ。

 

※こういうことを書くと、在スウェーデン日本人より「私の語学学校ではそんなことないわ!◯+<�¥!!」のようなご指摘を受けます。

 

というわけで、金を払っているわけでもないし、文句があるなら去るべきだと思い、通うのを辞めてしまいました。

ちょうど仕事も忙しくなってきた頃ですし。

 

そこから2ヶ月ほどは会社の優しい人を捕まえて、「ねぇ、これって何て言うの!?」という調子で色々と覚えました。

 

最近は、思春期に覚えるような辞書に載っていない言葉ばかり覚えています!笑笑←これも重要!

 

ですが、やはり語学学校に通っていた頃と比べて明らかに上達速度が落ちています。

 

毎晩せっせと勉強している妻を見ていると、このままではマズイ…と思うように。

 

そこで何か他にスウェーデン語を学べる環境がなないか探してみました。

 

すると色々とあるんですね。ここでは割愛しますけど。

 

んー、でも高いんですよ、分かってはいましたが。

 

そこで様々な選択肢を整理し、星取表を作って上司に相談しました。

 

相談というか

 

「私がスウェーデン語を話せるようになることは会社の利益につながるので会社で私のレッスン代を負担するべきです。」

 

というお願いをしました。

 

もちろん、金額は青天井というわけにはいかないので、常識的な範囲で予算を見積もり、自分と会社双方にとってベストと思われる選択肢をプッシュしました。

 

するとその日の内にOKが出ました。

 

私の会社には200人ほどの社員が在籍していますが、日本人は私一人ですし、スウェーデン語が話せないのは私のみです。

 

もちろん皆さん英語は話せますし、私がスウェーデン語を話さなくてもまあやってはいけるでしょう。

 

しかし、情報が飛び交う毎日で、スウェーデン語がキャッチできないのはかなりのデメリットです。

 

ですが、語学にまつわる研修のようなものも用意されていませんし、総務課もありませんから誰も何もしてくれません。

 

ですから私が、他社はどんな制度があるとか諸々を調べて会社側へ提示する必要があるんです。

 

このようなProactiveな姿勢は自然と身につき、今となっては当たり前となっていますが、ホンダ(新卒)を辞めてBMW(前職)に転職した当初はけっこう苦労したことを思い出します。

 

待っていても仕事はないし、自分で会社の為にやることを仕事として創造していくんです。

 

BMWにいた時も、今の会社でも上司から

 

「コレやっておいて!」

 

と言われることはほとんどありません。

 

プロジェクト等、自分が所属するチームがどこを目指していて、自分が何をするべきかは各自が勝手に理解し、勝手に進めるのです。

 

その方向性がズレていないかを確認するのがミーティングの場であって、決して単なるトップダウンの進捗管理ではないんですね。

 

極端ですし無理矢理一般化しますが、スウェーデン・ドイツのProactiveな働き方と日本のPassiveな働き方に大きな違いがあります。

 

※部署、企業や業界によって様々なのは分かっていますよ。

 

というわけで、自分がやりたいことがいかに会社の方針と合致していて、上と話をしてそのやりたいことにどう予算をつけていくかが、仕事そのものだと思っています。

 

誰かに命令されたことをこなすのが仕事ではないと思っています。

 

例えば出張も同じです。BMWの時も今の会社でも、上司から

 

「◯◯に行ってくれる?」

 

と言われたことはありません。ホントに一度もないんです。

 

状況を踏まえて自分で判断をするんです。

 

もちろん出張の申請が必要ですが、それも

 

「このプロジェクトが◯◯な状況なもんで◯◯へ行って◯◯をする必要があります。ダメなら◯◯までに言って下さい。」

 

と申請します。これなら相手の返信の手間も省けますし、期限までに返答がなければ申請は通ったと解釈し、航空券なりを発券します。

 

◼️

さて、話を元に戻して語学学校。

 

再来週から始まるのですが、ストックホルムの中心にあるBerlitzに通います。

 

日本にも沢山あると思います。

 

週一回3時間、3ヶ月で費用はザッと20万円ほど。

 

Swedish For Expatsという「駐在員の為のスウェーデン語」という講座に通います。

 

私は駐在員じゃないんですけどね…

とにかくこれなら少なくとも先生は遅れて来ないでしょう!

 

しかし、この金額を安いと捉えるのか、高いと捉えるのか、どちらが正しいと思いますか?

 

考え方は色々とあると思いますけど、私が現在会社で担当しているプロジェクトは創立以来最大規模ですし、今後、億単位の売上が見込まれています。

 

直接的ではありませんか、社内でのコミュニケーションが円滑になり、そのプロジェクトの精度を少しでも高めることにつながるので、その売上に比べたらほんの一部。

 

つまり"安い"と考えられます。

 

まぁ海外出張なんてしたら出張費で軽く50〜100万円ぐらい飛びますからねぇ…

 

↓BMW在籍の2年で出張費いくら使ったんだ…

f:id:sverigeyoshi:20180128124456j:image

 

しかし、何よりもまずは結果が重要です。仮に3ヶ月後に完璧にスウェーデン語を話していたら激安ということになるでしょう。

 

費用対効果は短期的、中長期的に測るべきです。

 

一方で、個人で負担するにはけっこうな金額であるのも事実です。

 

3ヶ月で20万円は決して安いとは言えないでしょう。

 

但し、どんな会社でも従業員は自己啓発としていくらかを会社に負担してもらえる権利があります。

 

BMWの時もそうでした。年間10万円弱までなら自分の好きな研修に充てて良いと規定がありました。

 

暇な時に職務規定を眺めていたら書いてあったので早速使ったのを覚えています。

 

それでISOやTS16949の品質保証規格について外部機関に通いました。でもってその後の仕事に"超"役立ちまし、今でも非常に役に立っています。

当時のテキストは今でも大切に保管しています。

 

20万円ともなると、日本人的感覚からすると「会社に費用を負担してもらって…」と考えがちですが、スウェーデンやドイツではそういった考え方はただただ消極的に映り、いわゆる"使えないヤツ"となるでしょう。

 

"自分で考えて勝手にやれ。結果に責任を持て。"

 

言うなればこんな感じですかね。

 

でもってこれは娘が通う就学前学校で既にこの雰囲気は感じ取れます。

 

話が脱線し過ぎなのでこの辺でまた元に戻します。

 

◼️

先日、そのBerlitzの先生から電話があり、15分ほどのレベル確認テストがありました。

 

名前は?

どっから来た?

どこに住んでる?

仕事は?

先週の仕事は何をした?

何故スウェーデン?

スウェーデンに来てなかったら何してた?

(この質問は英語でも日本語でも難しいよ!)

 

と、聞かれたのはこんな感じです。

 

で、最後に私のレベルを伝えられるのですが、

 

Level 1 = 何も分かりません

Level 10 = ネイティブ

 

の中でLevel 5を獲得できました(^^)

 

既に50%まで到達していたとは!!!

 

私はフルタイムで語学学校に通えるわけではないので、先生にも驚いてもらえました。

 

ですが、妻は現在育児休暇中で、通信教育でスウェーデン語を勉強していると「ズルい!」感じるわけで、私が受ける投資を妻にも分けないといけないのです。

 

私ばかり上達してもダメですからね。

 

この語学学校で習ったことを家で妻とともに復習していければ良いかなと思います。

 

Berlitz、早く通いたいな(^^)ワクワク。

私の頭の中はお花畑

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

↓先週末はノルウェーとの国境にあるスキー場へ行ってきました。(タイトルとは全く関係ありません)

f:id:sverigeyoshi:20180127004339j:image

 

 

最近、色々な方から

 

「ブログの内容が毎回ハッピー過ぎる!おかしい!」

 

「不幸な面もあるに違いない!」

 

のようなご指摘を頂いたので、今回はその辺について書いてみます。

 

いい機会なので気持ちを整理してみました。

 

まずは自身のブログを読み返してみましたが、確かにあまりネガティブなこと書いていませんね。

 

元々楽観的な人間ですしね~。

 

頭の中がお花畑だと思われても仕方がないでしょう。

 

で、実際に頭の中はです!!

 

ええ、もう綺麗なお花が広がっちゃっていますよ。

 

ただ、これらのお花は私と妻が日本にいる時から入念に準備をし、適切な土を見つけて種を撒き、丁寧に水をあげてきた結果なんですね。

 

何も勝手にお花が増えていったわけではないんですよ。

 

我々にとってのこれらの綺麗なお花というのは、例えば以下の3つに言い換えられます。

 

①子供の教育

②男女平等社会

③ワークライフバランス

(いつも書いている3つです)

 

また、綺麗な花が育つ重要な要素として、適切な土や水が必要です。

 

これら「土・水=社会」と言い換えることができます。

 

そして、「種=我々自身の準備・行動」と言えます。

 

つまり、頭の中をお花畑にすべく、日本にいる頃から準備をしてきた一つ一つの行動(=種)が、自分たちの選んだ社会(=土・水)で花となっているのです。

 

正確にはまだまだつぼみの方が多いですし、まだ芽すら生えていないところも沢山あります。

 

例えば、

 

・子供達にこの社会を楽しんでほしい

・スウェーデン語をちゃんと話す

・妻が保育士となり社会の一員となる

・もっと大きい家に引越す

・別荘を買う

 

などなど、いずれも数十年に及ぶ長期的な視野で畑を眺めています。

 

ですが、やがてどれも素敵なお花になると信じています。

 

 

スウェーデンに移住する以前から現在に至るまで、妻と私は

 

「どんな花を咲かせたいのか。その花が咲く土はどこにあるのか。」

 

の話しかしていません。常に前を向きっぱなしです。

(そりゃ時々くだらないことで夫婦喧嘩ぐらいしますよ)

 

このように前向きに生きていれば、少々ネガティブなことがあってもさほど気にならないものです。

 

今、我々が見えている素敵なお花達、つまり子供の教育や男女平等社会、ワークライフバランスは、我々が日本にいたらどんなに億万長者になっても手に入らなかったものばかりです

 

それが移住と共に突然手に入ったものですから、むしろ頭の中がお花畑になっても当然だと思っています。

 

そうは言っても確かにネガティブな部分だってあります。

 

やはり、最も大きいのはスウェーデン語が分からないことです。

 

スウェーデン語の習得具合は社会との距離そのものだと思っていますから。

 

スウェーデン人がいくら英語が話せるといっても、年がら年中英語で会話するわけではありません。

 

同僚の世間話もまだまだ分からないですし、まぁ時に寂しい思いもします。

 

但し、これは予め想定をしていた範囲内のことですし、自分の努力次第で解決できる問題です。

 

言葉が分からないからくよくよするのか、はたまた職場の同僚に「俺にスウェーデン語を教えてくれ!」という新たな種を撒くのか。種を撒く・撒かないを決めるのは自分です。

 

また、言葉が分からなければ学校に通うなりして勉強すれば良いのです。

これもまた別の種です。

(来週から有料の語学学校に通うことになりました!これについてはまた後日。)

 

というように、言葉が分からないという辛さを新しい言語を学ぶ楽しさに切り替えればよいだけです。

 

同じ状況を辛いと捉えるのか、楽しいと捉えるのか、これは目標とする到達点がどれだけ具体的に見えているかで変わってくるのだと思います。

 

我々は数十年スパンで計画を立て、スウェーデンに骨を埋める覚悟でココまで来ています。

(お墓どうしようかな?)

 

何の計画も無しに、フラフラ~っと引越してきていたら、目の前のネガティブな要素一つ一つに翻弄されてしまい、さぞ疲れていたことでしょう。

 

ですから、入念な計画が必要です。

 

計画なんて大げさで、希望が抱ければなんだっていいんです。

 

 

但し、我々もまだ移住歴2年足らず。あと5年、10年経ったらどうなっているのでしょうね。

 

それは誰にも分かりませんが、未来(=花)は自分たちの行動(=種)次第で、自由に描けるということは間違いないでしょう。

 

日本にいる時に、前述の①子供の教育 ②男女平等社会 ③ワークライフバランスについて妻と深く悩みました。

 

日本にいても色々とやりようはあったと思いますし、きっと日本社会は今後大きく前進していくでしょう。実際に働き方改革等など、色々と話題になり社会の変化を実感し始めているころだと思います。

 

ただ、我々の見立てでは、社会は突然ガラリと変わることはなかなかないでしょうし、我々が望む方向に徐々に変わっていくとしてもあと10年、いや、20年、もしかしたら30年かかるかもしれません。

 

日本社会が数十年かけて変わるのを待つのか、それとも我々が望む社会へ飛び込み、自分たち自身を数年で変えるのか、我々が選んだのは後者だったのです

 

そしてその決意は簡単には揺るがないものなのです。

 

こういった背景があるので頭の中がお花畑になるのです。

 

色々と考え、準備をし、行動をし、目標に到達すべく毎日を生きています。

 

 

という訳で、移住に限らず、何かをガラリと変える時は「どこに何をしに行っているのか」をよく考えないといけませんねって話です。

よく聞かれること

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

昨日は日帰りでGöteborg イエテボリのボルボ本社へ出張。

 

4時半起きで朝7時の便、帰りが18時半の便で帰宅が20時過ぎ…かなり疲れました。

 

↓始発の便。雪だらけだけど平気で飛ぶもんですね。

f:id:sverigeyoshi:20180118055244j:image

 

そう言えば一昨日からやっと雪らしい雪が降っています。

待ってましたよ!外が真っ白だと嬉しい楽しい。

 

 

さて、今回は日本の皆さんによく聞かれることとその回答を書いてみます。

 

 

1 移民でも社会保障は受けられるの?

→VISA(私の場合、正しくは労働許可)を取得していてちゃんと税金を払っているのでスウェーデン人と全く同じように社会保障が受けられます。

なので子供の教育費はかかりませんよ。

 

 

2 VISAってどんななの?

VISAと言っても色々あってですね、例えば留学VISAとか、配偶者VISAとかとか。

 

細かい話ですが私の場合はVISAは不要で、その代わりに労働許可 Arbetestillståndが必要となります。まぁVISAって言っちゃってますけどね。

 

当然ですが労働許可を取得するにはスウェーデン企業との契約書が必要です。

 

また、旅行でスウェーデンに限らず、シェンゲン域内には観光VISAで90日まで滞在可能です。

 

 

3 労働許可の更新は?永住権は?

これもVISAにもよりますが、私の場合はスウェーデンに居住してから2年後に更新が必要です。その間に会社を変えたり、社内で配置転換があり職種が変わると移民庁 Migrationsverketに報告が必要となります。

 

そのまた2年後、つまり居住開始から4年後に永住権が取得できます。

このタイミングで地方自治体の選挙権が得られます。

 

我々もあと2年ちょっとで永住権が取れます。

 

 

4 国籍はどうなるの?

これもまたVISAにもよりますが、私の場合、永住権が取れてから更に1年経った段階でスウェーデン国籍を取得する申請ができます。

 

私はどうするかって?ええ、スウェーデン国籍を取ろうと思っています。

 

理由はスウェーデンの国政選挙に参加したいからです。永住権があれば地方自治体の選挙、つまり日本で言うなら市区町村と都道府県までの選挙には行けますが、国政選挙はスウェーデン国籍が必要なんですね。

 

日本とスウェーデンのパスポートの強さはほとんど変わらないので、国籍を変えたところで生活の実態はほとんど何も変わりませんが。

 

あと3年ちょっとでスウェーデン人になっちゃうのかぁ…

 

ちなみに日本は二重国籍を許していない(←ん〜…)ので日本国籍は放棄しないといけません。

 

 

5 子供の国籍は?

次女はスウェーデンで産まれていますが、スウェーデン国籍はありません。日本国籍です。

 アメリカとは違うんですね。

 

私はスウェーデン国籍を取る予定なので、となると子供達にもスウェーデン国籍を取得する権利が発生するはずです(ちゃんと調べていませんが)。

 

スウェーデンでずーっと育ってきてスウェーデンの国政選挙に投票できないのはどうかなと思いますが、どちらの国籍にするのかはいずれ子供達本人に決めてもらおうかなと思っています。

 

その頃には日本も二重国籍OKになっていればいいんですけどねぇ…

 

ちなみにスウェーデンは二重国籍OKです。

 

 

6 医療費って無料なの?

無料ではないですね。例えば風邪を引いて病院で医者に診察してもらうには200kr=2600円かかります。

 

ただし、診察代が年間で1100kr(だったかな)=14000円以上は無料になります。あんまり病院に行く必要があるヤツはかわいそうだからタダにしてやろう!ってことですかね。

 

薬代も同様で2200kr(だったかな)=29000円以上は無料。

 

あと、ガンが見つかって手術を受けても2600円でOKです。

 

脳梗塞も心臓のバイパス手術も2600円です。

 

なのでガン保険が存在しません。

 

 

6 会社を突然クビになることってあるの?

「おまえはクビだぁ〜っ!」なんて、ハリウッド映画みたいなことは起きません。もちろん業界や会社にもよるでしょう。これは日本と全く同じで、一度雇った正社員を解雇するのは至難の技と言えます。

 

 

7 労働組合ってあるの?

ありますよ。ただ日本の労組とはちょっと違って、会社単位の労組にはなっていません。

代わりに職業ごとに労働組合が形成されていたりします。なので個人がどの組合に入るのか自由に選べます。

 

私も今年の頭からやっと加入しました。Sveriges Ingenjörer=Sweden’s Engineerという、エンジニアの労組に加入しました。

 

万が一、職を失った時にこの組合が新しい仕事を斡旋してくれます。あとは住宅ローンが安く組めるとか色々あるようですがまだ調べきれていません。

 

また失業保険 A-kassaにも同時に加入しました。失業後の5ヶ月間、収入がある程度保証されます。

 

ただ、私の場合、永住権を取るまでは「職を失ってから原則3ヶ月間スウェーデンに滞在できる」となっています。

 

"原則"とあるので交渉の余地はあるでしょう。3ヶ月が経過したとしても、子供もこっちの学校に行っていて、家まで買っていたらなかなか強制送還とはならないのではないかと。

 

まぁ3ヶ月もあれば次の仕事は見つかるでしょう。別に死んじゃうわけでもないし、大した話ではありません。

 

 

8 食べ物はどうしてるの?

味噌、醤油、酒などは近所のスーパーで買えます。ストックホルムの都心にJapanska torgetという日本食材屋さんもあり、ここに行けば納豆とか冷凍のラーメンとかカレーのルーとか色々買えます。

 

9 スウェーデンって寒いの?

そりゃ緯度が高い国なので寒いに決まっています。スウェーデンも日本と同様、南北に長いので北と南では全く気候は異なります。

 

私の住むストックホルム郊外は、思ったほど寒くありません。私は栃木や東京で育ってきましたが、ストックホルムの冬はまあ想定の範囲内です。

 

バナナで釘は打てませんよw

 

ただ、家に一歩入ればセントラルヒーティングで家中どこでもポカポカですし、外は雪で真っ白でとても綺麗で、全くと言っていいほど苦ではありません。

 

通勤も車ですし、日々の生活において寒さを実感する機会もあまりないんです。

 

10 辛いことは?

これはもう冬場の日照時間ですね。今の時期はお日様を拝めるチャンスがほとんどないです。

だいたい毎日曇ってドンヨリしているので太陽がなかなか見れません。

太陽が出たとしても、地平線のちょっと上をかするように移動していきます。

自分の影がいっつも長いんです。

 

寒いのは想定の範囲内でしたが、暗さというのは聞いてはいたものの実際に喰らってみてけっこう大変でした。

 

ただ、今回の冬は2度目となり、既に慣れてきてほとんどなんて事ないのですが、最初の年はかなり苦労しました。

 

太陽って大事☀️

 

 

11 税金高いんでしょ?

まず、税金高い=悪いこと、と思ってませんかね。そんなことないですよ。

 

ガンになっても医療費は税金で払ってもらえるし、教育費は大学を出るまで無料(医学部も無料)だし、毎日生きていて色々なところで払った税金のリターンが感じられます。

 

医療とか教育の諸々が「丸ごと安心パック!」になっているってことだと思います。

 

日本のように税率が低くても、手取りからガン保険、子供の学費、と色々引いていくと最終的に可処分所得はどちらが多いのでしょうね!?

 

物価も異なるのでなかなか比較はできませんが、私の場合は今の生活に満足しています。

 

首都圏にも関わらず自然が徒歩圏内にあるのでお金を使わずに子供達と充実できる環境が整っているんです。

 

スウェーデンでも納税者がこういったリターンを感じられず、不満が募れば税率は下がるんじゃないですかね。

 

スウェーデンの選挙の投票率は80%を超えます。みんなで考えて決めた税率ですから、きっとこれがこの国のベストに近いのでしょう。

 

 

他にも質問があればコメント下さい。

 

これが我家の趣味〜スウェーデンの湖でスケート+装備解説~

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

新年明けましておめでとうございます!

 

さて、ストックホルムはクリスマスも終わり、いよいよ冬の本格到来となります。

 

この時期になると湖が凍るんです。

 

私は昨年より湖でのスケートを始めました。

 

で、今日が待ちに待った今年の初滑りです(^^)

 

今年はStockholms Skridskoseglarklubb(SSSK)という、ストックホルムのスケート・セーリングクラブに入会しました。

 

↓朝の9時半に指定の湖(自宅より車で15分)へ到着すると既に人がいっぱい!

f:id:sverigeyoshi:20180108000931j:image

 

知らない人だらけですが、こういった状況には慣れています。

 

友達何人できるかなー!?って感じです。

 

今日はクラブ入会希望者が必ず受けないといけない実技の講習となります。

(座学の講習も別日にあります)

 

100人程の参加者が7つのグループに分かれて、リーダーの先導の元、湖をグルリと一周します。

 

 ↓向かい風の時はこんな風に隊列を組んで風の抵抗を減らします。ホントは前の人ともっと距離を詰めないといけないんですけどね。

f:id:sverigeyoshi:20180108001340j:image

 

※Facebookに動画を公開していますよ。

Tomoya Yoshizawaで検索してそれっぽいヤツを見つけて下さい。

 

時々止まっては色々とレクチャーを受けます。

 

ですが、私はスウェーデン語がまだ完璧でないので、よーく耳を凝らしていても半分ぐらいしか分かりません。

 

ですので毎度毎度、リーダーの話が終わると

 

”Ursäkta!! Jag kan inte förstå!!”

(スミマセン!何を言ってんのかワカリマセーン!)

 

と繰り返しているうちに、やがて英語の説明に切り替えてくれました。

 

氷が割れて落っこちることもザラにあり、命に関わることなのでこちらも必死です。

 

とは言え、実際に落っこちた人はあまりいません。

 

↓ 俺は落っこちないぜ!へへへ!と思っている私

f:id:sverigeyoshi:20180108001729j:image

 

どんなスポーツでもトラブルや危険は付き物なわけで、最悪命を落とす場合もあります。

 

このスケートですと、氷が割れて落っこちてから10分間這い上がれないと筋肉が硬直し始め、危険な状態に陥るそうです。

 

ですが、どんなスポーツでも備えあれば憂いなし。

 

このスケートの「備え」というのは以下の通り。

 ↓やたらとでっかいリュックサック(そう言えばこれスウェーデン語!)を背負っていますが中身は着替え一式、タオル、食料などなど。

f:id:sverigeyoshi:20180108002055j:image

 

↓これらを防水カバンに詰めてリュックサックに入れます。 

f:id:sverigeyoshi:20180108002301j:image

 

↓そうそう、スケートはこんなに長〜いんです。45cmぐらいあって、踵がパカパカと浮きます。

f:id:sverigeyoshi:20180108002442j:image

 

↓実際に滑る時に着ているもの一式。氷点下や0度近辺の中を滑るのですが、滑っている最中はかなり暑くなるのでこれでも厚着し過ぎの時もあります。なので意外と薄着でOK。

f:id:sverigeyoshi:20180108002611j:image

 

と、万全に準備をしてあるのでいつ落っこちても平気です。

 

むしろ思い出に一度落っこちてみたい…

 

↓早速お友達ができたので私を撮影してもらいました。

f:id:sverigeyoshi:20180108002902j:image

 

↓お友達を後ろから撮影しました。彼は私より少し若く(と思われる)、先月スウェーデンの大手トラックメーカーを退職したそうで、次に何をするのか尋ねたらカメラマンになるそうです。す、すげーな。

f:id:sverigeyoshi:20180108003003j:image

 

↓ベビーカーもありです。犬の散歩もよく見かけます。 

f:id:sverigeyoshi:20180108003206j:image

 

ちなみに湖のスケートは無料です。入場料とかそういうのはありません。

 

また、こういった湖が私の家の近所に4〜5つあります。

 

スウェーデンには大小数千〜一万の湖があるので、もうそこら中に湖があるんです。

 

↓スケートの他にもこういうのがあります。氷の上のウィンドサーフィン。

f:id:sverigeyoshi:20180108003412j:image

 

↓湖から見えるお家。湖沿いの家は特に高額で1億円以上するでしょう。

f:id:sverigeyoshi:20180108003518j:image

 

約3時間ほど滑り、本日の講習は終了。

 

これで正式にメンバー加入となります!

(多分日本人男子としては初じゃないかな…)

 

そもそも、クラブに入会したのは、秘境の地を滑りたいからです。

 

去年の冬は、素人がよく行くような家の近所の湖しか行ってなくて、今年はフィンランド側の海(凍るんです)や、あまり人が足を踏み入れない湖など、マニアが行くようなところへ行ってみたいんです。

 

そういった場所に素人の友達同士で行くにはかなり危険で、クラブのベテランリーダーに引率してもらう他ないのです。

 

年会費は3000円ぐらい。安っ!

 

なので今年の冬は本当に楽しみです!!

 

このブログもしばらくはスケートネタが続くでしょう。

 

しかし、その昔、ロードバイクを乗っていて、毎週末の土日のどちらかで100〜150km程をよく走っていたので、こういった持久系スポーツには慣れています。

 

こまめな水分並びに栄養補給、適度な休憩、前の人を風除けにして体力温存は自転車と全く同じ。

 

太ももが筋肉痛になるのも同じ。

 

帰ってきてウトウトしちゃうのも同じ。

 

メシがうまくなるのも同じ。

 

↓最近全然乗っていない自転車…今年の夏こそ乗るぞ〜!こっちもクラブに入会するか。これ、二台で150万円ぐらいする超高額なヤツです…化石となっておりますが…

f:id:sverigeyoshi:20180108012156j:image

 

さて、実技の講習の後、昼過ぎに帰宅し、日没までまだ時間があるので、妻と子ども達を連れて別の湖へ。

 

↓妻もロングスケートにチャレンジ!長女もだいぶ上達し、来週からはスケート教室が始まります。

f:id:sverigeyoshi:20180108003654j:image

 

 

と、このように、我々にとってストックホルムの冬は、全く苦ではありません。

 

寒いのは確かですが、でも湖は凍ったりしてスウェーデンならではの大自然を感じることができます。

 

日本の人は二言目に、いや、一言目に

 

「スウェーデン!!寒いでしょ!?」

 

と言いますが、寒さは上記の通りそんなに苦ではありません。

 

寒さを忘れる程の楽しみを見つければ良いのです。

 

↓車のメーターにマイナス5度!とか表示されても楽勝です。

f:id:sverigeyoshi:20180108014014j:image

 

外を歩いていて、0度もマイナス5度も違いはほとんど感じません。気温がプラスなら手袋無しで平気です。

 

さすがにマイナス5度だと素手でスマホをいじってられないですね…これで「あ、今氷点下なんだなー」と思ったりします。

 

今回の冬ではまだ雪は二回しか積もっていないですし、あんまり寒さは実感できないんです。全然雪が降らないんですよ…

 

それより大変なのは"暗い"ことです。

 

今日は珍しく晴れましたが、たいていどんよりと曇っていて、一日中明るくならない日が多々あります。

 

また日照時間も短く、こればかりは想定の範囲外でした。

 

寒さは想像が付きますが、暗さは聞いてはいたものの想像ができなかったんです。

 

ですが、去年一度味わって「まぁこんなもんか」となっているので今年はまあなんともありませんが…

 

これも慣れればどうってことないんですけどね。

 

まぁつまり、

「スウェーデンの冬は寒いし暗いけど意外と大したことない。それよりウィンタースポーツが楽しい。」

ってことです。

 

バナナで釘なんて打てませんよ…

 

 

ですので、「スウェーデンって寒いんでしょ!?」ってもう聞かないで下さいw

 

気になるのであれば一度真冬に旅行に来たらいいんです。

 

誰も来ないと思いますけどねー。

 

春夏秋に来るよりも余程面白いと思いますが…

 

さて、今日で16連休が終わります。

明日から久しぶりにお仕事です。

 

あんまりお仕事から離れていると無性に働きたくなるもんです。

 

リフレッシュして万全の状態で職場へ戻る!

 

これが本来の休暇だと思います。

 

プロ野球のピッチャーと同じですよ、毎日連投したら肩壊しちゃってもう投げたくなくなりますよね。

 

ではでは!