スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 16日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)

 

◼︎時系列の記録(ストックホルム時間)

19:45 就寝(妻)

20:30 200cc

23:00 200cc この短期間に400cc飲んだから朝まで寝てくれるのでは!?

03:00 泣く→オムツ そんなことなかった。オムツのキャパ超えでお尻湿っていた。

04:00 泣く→パジャマが濡れてる 汗か?→裸にする→200cc→まだ泣く→お湯50cc→ケラケラ笑ったりモゾモゾ→俺に擦り寄り腕枕で寝る

07:30 起床

08:00 朝食 Gröt、ヨーグルト

11:20 ご近所さんと共に空港へ

12:30 昼食 ポテト、パン、牛肉

15:00 ストックホルム発ヘルシンキ行きが25分遅れ

17:00 乗継便へ向けて空港内を走る!→無事間に合う

<ここからヘルシンキ→成田の長距離便>

18:30 パン、バナナ

19:30 200cc→寝るかと思いきや寝ず…

20:00 寝ないので奥の手、妻の抱っこ紐

20:45 次女やっと就寝

21:30 長女も就寝… ホッ…

23:00 次女泣く→200cc +お湯50cc

24:00 朝食(機内食) 日本時間は早朝だが身体は夜中。

01:30 日本時間08:30成田着

04:30 日本時間11:30実家着→お昼寝ご飯 煮物、ご飯、味噌汁

 

 

◼︎長時間フライトでの子供達

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飛行機大好き、テンションアゲアゲの長女。

 

 

長女は勝手にお絵描きなり子供向け映画を楽しんでくれるのでほとんど手がかからない。

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長女は静かだが次女は常にモソモソ。

 

画用紙とペンを用意してあげたり、画面の操作をやってあげるだけでOK。

眠くなると自分から眠いと言い出し、好きな体制を見つける。後は椅子から落ちないように気を配るだけ。

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この時は二人ともグッスリ。

 

問題は次女だ。最初の1時間ほどは私が頑張ったが、やはり母親の姿が見えてしまうとそちらに行きたがる。これは仕方がない。私が妻に勝てるはずがない。これはいいんだ。

 

でも、帰りのフライトは大丈夫だろうか。次女と10時間もどう過ごして良いものやら、想像がつかない。

 

今回は特に座席の指定はしなかったが、帰りの便は最前列でバシネットを付けた方がよさそうだ。いくらかかるかは分からんが予約しておこう。

 

行きの便はストックホルム時間の夜に差し掛かる時間帯なので夜の眠りになるが、帰りの便は日本時間の昼ごろに出る。となると機内では昼寝ぐらいしかしてくれないはず。

 

長くて2時間か。

 

んー、どうしたものか。

 

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これはストックホルム→ヘルシンキのフライト。1時間のフライトなんてもはや誤差レベル。全く苦ではない。

 


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ヘルシンキや成田は9時間だが終わってみればあっという間。時間が過ぎるのがとても早い。

 


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カップラーメンは必ず頼みます…

 


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オムツ替えも簡単。

 


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照明が落ちてからしばらくして就寝。

いつも通り就寝後に起きたらすかさずVällingを与える。妻と私の完璧な連携プレー。

 

 

と、行きの長時間フライトはトラブルなく終了。

 

ただ、前後左右のみなさんがとても優しくて、この雰囲気がとてもよかった。

 

今回は平気だったが中にはあからさまにうるさそうにする人もいるわけで、そういう人が一人でもいると余計なプレッシャーがかかり、それが子供にも伝わって悪循環となる。

 

特に後ろの人達は優しかった〜(^^)次女が座席の隙間から覗いたり、物を差し出したりした時には完璧に相手をしてもらえて助かった。

 

長女が一歳ちょっとの頃にもドイツ往復をやったし(妻のみだが)、数えてみたら8時間超えの長時間フライトは長女がこれで8回目。次女も3回目で、我々は長時間フライトにかなりの免疫ができてる。

 

 

しかし、日本暑くね?ヤバくね?飛行機降りた瞬間に「えっ!?」て思った。

 

ちょっと地球温暖化なのか知らんがまじめに議論した方がいいと思うんだけどなー。

 

ところで、オリンピックって8月にやるの??

 

そんなの無理だろ!?

 

38℃の炎天下の中フルマラソンとかやったら死者出るんじゃない?

 

ではでは。

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 15日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

◼︎歩行記録

今日は記録更新で13歩!おめでとう(^^)

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◼︎時系列の記録

23:30 落下→大泣き→200cc→トントン→再寝

01:45 オムツ→200cc

06:40 起床→俺まだ眠いのでしばらく放置→暴れるので仕方なく起床→妻に託し俺二度寝

08:00 朝食 パン、ヨーグルト

11:00 昼寝 私と長女はご近所さんとブルーベリー狩り

12:00 起床→昼食 Gröt

12:30 私と長女とご近所さん帰宅

13:00 みんなでピザ 次女はピザの耳

15:00 昼寝

16:00 ゲスト帰宅

16:30 寝すぎなので起こす

18:30 公園

19:30 夕食 そうめん、Burkmat

19:45 就寝(妻)

20:30 200cc

 

 

◼︎写真で一日を振り返る

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ブルーベリー狩り。長女は慣れた手つき。ここは歩いて10分の森。

 


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森の中はブルーベリーだらけ。

 


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水休憩。今日は30℃もあって暑かった。

と言っても湿度がうんと低いので苦しい暑さではない。夏はこれぐらいがちょうどいい。

 


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ピザパーティ。明日からいよいよ日本へ里帰り。この人達に留守中の植物や郵便物の面倒を見てもらう。空港の送迎も頼んじゃった。

 


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採りたてのブルーベリーで作ったパイ。うまかったー。

 


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公園。滑り台の使い方が違う。

 


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旅行の前で冷蔵庫はほとんど空っぽ。今日はそうめん。

 

 

さて、明日からしばらく日本。

何もこんなクッソ暑い時期に…もう二度と日本の夏を味わうことはないと思っていたが、諸事情によりこの時期になってしまった。

 

でもこれが本当に最後のはず!

 

次回からはお正月にしたい!この時期であれば日本の方が明るいし(^^)

 

 

 

◼︎日本で食べたい物

武蔵家

屯ちん

蒙古タンメン中本

福しん B定食

吉野家/松家

焼肉

松江の回転寿司

 

 

◼︎日本で買っていくもの

源タレ

カレーのルー

炒飯の素

チューペット

 

 

今日も素晴らしい一日だった!

 

ではでは。

 

 

 

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 14日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

 

◼︎時系列の記録

 

03:45 オムツ→200cc

07:30 起床→あちこち動き回り大騒ぎして私を起こす

08:00 パン、ヨーグルト

10:00 我家の前に鹿🦌が現れる!

11:00 昼寝

12:00 起床→昼飯 ごはん、唐揚げ、ブロッコリー

13:45 湖へ

16:30 帰宅開始→次女、車で寝る

17:45 起床

18:00 夕飯 サーモン、ほうれん草、トマト、カボカド、スパゲティ

19:30 公園

20:30 就寝(妻)→寝ない

21:00 200cc→就寝(妻)

 

本日は私と妻で役割を入れ替えることに。

私が長女を寝かし付け、妻が次女を寝かし付ける。

たまには長女とも寝る前にお話しないと距離がどんどん遠ざかっている気がするので…

 

 

◼︎歩行記録

現段階では自力で最高10歩。

片手をつないでいればフラフラしながらもかなり歩ける。

両手を持ってあげればかなりスタスタ。

 

 

◼︎写真で一日を振り返る

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朝食後、子供部屋で遊ぶ。狭いが色々工夫してスペースを効率良くしてるつもり。

 


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窓が豪快に開く。外を見たがる次女。

 

 

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外へゴミ捨てに行ったら何か気配を感じ…

よく見たら鹿さん発見。

 


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我家の前のちょっとした森によく出没する鹿さん。鹿というか、Rådjur。

 


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外へ出てNikonで撮影。

 

 

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久々にNikonを持ち出したのでお家の中を撮影。リビングがお気に入り。

 


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バルコニーの窓も豪快に開く。

 

 

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その後は長女と小麦粉粘土遊び。小麦粉に水、油、塩を加えてこねる。ネバネバし過ぎたので片栗粉を足してみたらうまくいった。

 


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さて、どうしよう。とりあえず焼いてみるか。

200℃でしばらく放置。

後に確認したら石みたいに硬かった!発酵させなかったからかな。

 

 

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今日は特に予定がないので午後から昨日と同じ湖へ。

 


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今日は車。車だと5分で着く。

今日は暑い!29℃!なのでみんなでザブンと入った。

 

 

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夕食。次女はまあこんな感じ…

私の自信作、ほうれん草とサーモンのクリームソーススパゲティ!うまかった。

 

 

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食後は定番の公園。ネコを追いかける長女。

 

 

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今日は長女のみ。今気付いたが家のWi-Fiが入っちゃう。

 

 

◼︎育児休暇2週間経過

育児休暇が始まりもう2週間が経過。だいぶ慣れて来た。次女もそう感じていると思う。

 

次女が何を欲しているのか、以前は皆目見当が付かなかったが、今ではそんなことはない。

 

もっと大変なことかと思っていたが、全くもってそんなことはなく、楽しさ100%。何らネガティブな要素はない。

 

食べたくなってしまうほどかわいい次女と毎日一緒に入られる幸せに比べれば、夜泣きであったりウンチが手につくことなんてもはやどうでも良いレベル。

 

でも、これは仕事から完全に離れ、"毎日が日曜日"が4ヶ月も保証されているので、リラックスして育児に専念できる環境であるからこそ楽しめることなのだと思う。

 

また、一緒に遊ぶスウェーデン人も同じ時期に育児休暇を取っている同志。互いに助け合うと言ったら大袈裟だが、私の他にも沢山同じことをやっている父親がいると思うと、これまた気が楽になるものである。

 

この2週間で妻にあれこれ聞くこともなくなったし、あれこれ言われることもなくなった。

自分で献立を考えるようになったし、出かける時の次女の必需品は把握しているし、どこで何を調達できるかも分かってきた。

 

最も嬉しいのは妻と"次女アルアル"の話ができるようになってきたこと。

夜泣きを鎮める為に、本当はオムツを替えてVällingをあげないといけないと分かっているものの、眠いが為にトントンで済まそうとして結果的に夜泣きが長引くとか…

次女が吐き出した食べ物をキャッチしても、処分が面倒だから食べちゃうとか…

 

こういう一つ一つのアルアルを夜な夜な子供が寝た後に共有し、笑い合うのが楽しい。

 

夫婦の絆が深まったといったらこれまた大袈裟だが、以前より良好な関係になったかも…!?

 

何故かは全く分からないが、妻に対する接し方がより良い方向へ変わってきたと思う。これは面白い。育児休暇が始まってからのことなので単なる偶然ではない気がするのだが…

 

 

ではでは!

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 13日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

◼︎

時系列の記録

 

00:45 オムツ→200cc

07:30 起床

08:00 朝食 おにぎり

10:45 徒歩で近くの湖へ

11:00 昼寝

11:30 到着→昼飯 ごはん

14:00 湖を出る

14:45 昼寝

15:15 帰宅→一瞬起きるがトントンでまた寝る

17:00 起床→泣く→200cc ちょっと寝過ぎ

18:30 夕食 唐揚げ、ごはん、ブロッコリー、トマト

19:00 公園→お風呂

20:30 200cc→就寝 昼寝が長かったせいで少々手こずったが寝てくれた

 

 

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起床。おはよう。モソモソ動いて顔を叩いてきたので私も目が覚めた。

 


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朝ごはん。おにぎり。

 


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お水をゴクゴク。

 


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ウンチの時は匂いがアレなのでバルコニーでオムツを替える。今日も天気いいな!9:00現在23℃。

 


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次女のお気に入りスポット。奥の観葉植物をいじってから伝い歩き。

 

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近くの湖へ徒歩で行くことに。

 


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住宅街を抜ける。階段状のアパート。

 


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長女、元気に歩く。大人の足で徒歩30分、ちゃんと最後まで歩けるかな?

 


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森への入口付近。次女は昼寝。

 


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森へ突入。左側の緑はブルーベリー。

 


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けっこう味ができていますね。今年は豊作に期待。

 


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森林浴!

 


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森を抜けるとこの景色。数日前にも来たがやっぱり素敵。

 


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ジブリの世界みたいだ。

 


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着いたらまずは腹ごしらえ。ここには売店もあり色々と料理も頼める。

レッドカレー、Pad Thai、バーガー。

 


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次女、水辺でひっくり返り頭までビショビショ。

 


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素敵な湖。

 


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野イチゴとラズベリー狩りをしながらの帰り道。

 


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この通り。

 


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私はイチゴが好き。これ甘ーい。

 


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これはなんていう植物なんだろか。

 


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長女も野イチゴ狩りが大好き。

 


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こんな風に道端に生えてる。犬のオシッコがかかっている可能性があるのでなるべく洗おう。

 


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次女、本日2回目の昼寝。

 

 

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さっきとったヤツ。後ほどヨーグルトに入れて新鮮なうちに食べよう。

 


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今夜はまた唐揚げ。私が夕食を担当。源タレを入れてみたらすげーうまかった。

 

 

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毎度散らかす次女。掃除も慣れてきた。

 


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食後の公園。目の前なもんで楽チン。みんなでお砂遊びをしてお風呂へ。

 


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本日採った野イチゴもラズベリーをヨーグルトに入れて食べる。美味しい〜(^^)

 

 

 

 

今日も素晴らしい一日だった!

 

ではでは。

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 12日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

◼︎

20:40 200cc→就寝 うまく行った!嬉しい!

00:00 オムツ→200cc

04:00 200cc

06:40 起床 私眠い

07:30 朝食

09:45 公園 ブランコ→砂遊び

10:30 お出かけ Nynäshamnのお世話になっている方のお宅訪問

12:00 到着

13:00 お昼ご飯 グルカ、ポテト、トマト、その他諸々

15:00 FIKA

16:00 お散歩

19:00 帰宅開始→次女寝る

20:00 帰宅→次女起きる

20:15 200cc→寝かし付けトライ(妻)→無理

21:45 ワールドカップ見ながら寝かし付け成功

22:00 もぞもぞしている隙にベッドへ移動

 

 

◼︎

本日は妻が日頃よりお世話になっている方のお宅へ訪問。

 

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犬さん。マスキングテープ使って塗り分けたみたいな顔。かわいいなぁ。

 


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お散歩の目的地、協会。築920年、すげー。中も見てみたけど素敵。

 


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近くのギャラリーにて。

”Hit men inte längre”

一線を超えるな、とか、これでお終いとかそんな感じ。

例えば夫婦喧嘩した時に終わらせる一言。

 

 

本日訪問したお宅は非常に良かった!

 

庭に池がありその向こうは森。

 

ブルーベリーが沢山生えていたし、庭にあるVinbärを摘んだり、フキ?を採らせてもらったり、池のお魚にエサをあげてみたり。

 

お散歩クオリティも高く、長女はデジタル系コンテンツが無くとも退屈せず。

 

庭ってこうあるべきだと再度認識。

 

あー、戸建てに引越したい…

 

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19時から1時間昼寝をしたせいでなかなか寝ない次女。しかしその後ワールドカップを観戦しながら寝かし付けに成功!

 

 

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22:00だけど外はこの明るさ。

 

 

とにかく素晴らしい一日でした!

 

ではでは。

 

 

日本人パパのスウェーデン育児休暇日記 11日目

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

 

◼︎

時系列の記録

21:00 就寝

21:40 200cc (このインターバルを省略できないかな)

01:10 200cc

04:00 オムツ→200cc

07:00 起床 ご機嫌でニコニコ。たまらん。

07:30 朝食 Gröt、ぶどう

10:30 昼寝

11:00 起床

12:00 昼食 オムライス

14:00 昼寝 パパも便乗

16:00 起床

17:00 湖へお出かけ

18:00 洗車

18:30 夕食 ご飯、味噌汁、ブロッコリー、ミートボール、トマト

20:00 ワールドカップ ベルギーvsフランス

20:20 200cc→就寝 スムーズにできた

 

 

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22時まで明るいので17時から出かけても全然遊べる。車で5分の近所の湖へ。

 


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長女のポーズ。どこで覚えたんだ。

 


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ヤンキーなのか。ヤンキーって今も日本にいるのかな?

 


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今日は水温高め。

 


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帰り際にガソリンスタンドへ。以前燃料を間違えて痛い思いをしたので毎回指差し確認しちゃう。

 


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次女。

 


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長女。

 


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その後洗車。車の前側が虫だらけだったので。怖がる次女。

 


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近所。空が綺麗だなと思って。

 

 

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最近の寝かし付け所用時間は5〜10分程度。最初は1時間以上かかってたんだよなぁ。私も次女も成長したもんだ(^^)

 

 

さて、明日はストックホルムの南側へお出かけ。片道1時間の車の旅。8時間に比べれば楽勝です。

 

ではでは

 

スウェーデンへの移住を検討されている方々へ

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。

 

現在、1歳になったばかりの次女の育児休暇中(7〜10月)。

 

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昨今、スウェーデンに限らずEUへの移住を漠然とでも検討している方々から様々な問い合わせをいただいております。

 

ですので、今回はスウェーデン及びEUへの移住を例に、以下のステップで書いてみました。

 

①最終学歴

 

②日本では"学校歴"、スウェーデンでは学歴が重要

 

③労働許可とは具体的に何なのか

 

④移住先のお国事情から需要と供給を考える

 

⑤スウェーデン企業が社員を募集するには

 

⑥その他のVISA

 

⑦シューカツは全く通用しない

 

の基本的なところを説明します。

 

けっこう長いです。

ですが、マジで移住を考えている方にはどれも必要な情報、考え方だと思います。

 

①最終学歴

外国に居住し、社会保障を受けるにはその国からVISAというものを発行してもらわないといけません。VISAと言っても様々なものが存在するのですが、日本人の場合ですとスウェーデンに限らず外国へ移住するにはその国の人と国際結婚をするか、または現地の会社から

 

「この人がどうしても必要なんです」

 

と言ってもらい、労働許可というものをもらわないといけません。この労働許可が最上位に位置し、その次に居住許可が降ります。

 

労働許可=work permit=arbetstillstånd

居住許可=residence permit=uppehållstillstånd

 

この全ての原点となる労働許可を日本人が得るのはそう簡単ではありません。

 

ですが例えば、世界的に有名な日本の自動車産業や家電業界の研究開発であったり品質保証領域のエンジニアなんかですと可能性はぐっと高まります。当然英語が話せないと話になりません。

 

特にスウェーデンでは慢性的にエンジニアが不足しており、日本の上記産業に従事し、

 

「エンジニア x 英語」

 

を持っている人であれば、超が付くほど労働許可を得やすいでしょう。

 

もっと平たく言えば、別にエンジニアでなくとも

 

「理系 x 英語」

 

でも良いでしょう。

それなりの学歴と職務経験が必要となりますが。

 

但し、専門職と言えど、例えば医者や弁護士は極めて困難だと思います。

 

医師免許は国によって異なりますから、詳しいことは分かりませんが医師免許は運転免許のようにササッと書き換えと言うわけにはいかないでしょう。

国によって医療事情が異なるのは当たり前で、ゼロからではないでしょうが、スウェーデンならスウェーデンの医療を学ばないといけません。

大学等の研究機関で研究職として従事されるのであればまた別の話ですが。

 

文化系にも専門職は沢山ありますが、例えば弁護士はおそらくゼロからやり直しです。日本の法学部の学位はほとんど役に立たないでしょう。そもそも国をまたげば法律が違いますからね。

スウェーデンに限らずEUには死刑制度すらないですしね。

 


とにかく、配偶者がスウェーデン人でなければスウェーデン人への雇用機会を奪ってでも日本人にVISA(正しくは労働許可)を出させるだけの理由が必要なんです。

 

この時、まずは最終学歴が一つ目のフィルターとなります。

 

もちろん、世の中様々な職種があるものの、サラリーマンとして労働許可を得るには、大学を出ていることは最低条件と言えるでしょう。

 

 

 

②日本では"学校歴"、スウェーデンでは学歴が重要

スウェーデンで「エンジニア」を名乗るには大卒だけでなく博士課程前期、つまり修士号=マスターの学位があることを意味します。

(英語が話せることもエンジニアの定義の一つ)

 

私はマスターを持っていない珍しい人です。

(学歴コンプレックス!うぉーっ!笑笑)

 

ちなみに、スウェーデンの人は早稲田も慶応も上智も知らないですし、東大や京大でさえ、

 

「東京と京都にありそう。多分良い大学なんじゃないの?ワ…ワセ…ってのは知らん。ケーオー?KO?ノックアウト?」

(実際にあった会話)

 

といった感じです。

 

私、日大出身ですが、こちらでは早慶上智と何ら変わりません。

 

むしろ日本とはJapanて意味だと言うと、

 

「じゃその日本大学って一番スゲーんじゃねーの?」

 

なんて真顔で言われます笑笑

 

冗談はさておき、重要なのは何をどのように学んだかです。スウェーデンには偏差値というものがなく、受験も塾も存在しません。

 

私の場合は材料力学系の分野でホンダと共同研究をやっていたのでこの手の話はしやすいです。

 

労働許可の手続きに限らず、スウェーデンで大学の話になった時には

 

「コイツ馬鹿だなぁ〜」

 

と思われない話し方、内容の方が重要なのです。偏差値とかどーだっていいんです。

 

ちなみに、スウェーデンやドイツでは大卒であれば英語はそれなりに話せるということでもあります。

 

これが真の意味での高等教育なわけです。

 

日本では、偏差値が高くスゲーと言われている大学を出ても、英語が話せないとなると欧州では

 

「え?それって大学なの?」

(ちょっと大袈裟だが実際言われたことがある)

 

と思われちゃいますよー。

 

 

 

③労働許可とは具体的に何なのか

スウェーデンが我々日本人に期待しているのは単純労働ではなくて高度な専門領域です。

また、高度な専門領域でないとそれなりの給与はもらえません。ですので、仮に所帯持ちとなるとこのパターンでない限り家族を養うのは事実上不可能となるでしょう。

単身者であっても生活水準を思いっきり下げるしかありません。

 

スウェーデンでは専業主婦が2%しかいないと言われています。夫婦揃って職が得られれば最高ですが、なかなかそうはいきません。

配偶者が職を得るまでに食いつなげるだけの十分な収入を得るにはやはり高度な専門職でないと現実的ではありません。

(数年後に配偶者が職を得てダブルインカムになるとホクホクになっちゃう)

 

そもそも労働許可とは、雇い主となるスウェーデン企業と、雇われる個人が揃ってスウェーデンという国に対して

 

会社「この人は日本人で、今までスウェーデンには税金払って来なかったけど、この人はスウェーデン社会に貢献してくれるのでこの人とその家族にも社会保障を与えてやって下さいな

 

個人「私今までこういうことやってきたッス!スウェーデンに貢献したいんです!社会保障してくれっす!」

 

とお願いをするものなんですね。

 

申請をしてから早くても数ヶ月、長いと半年以上かかることもあります。

(配偶者VISAは数年かかると聞いてます)

 

外国に移住するには、この基本的な部分を理解する必要があります。

 

スウェーデンの移民庁の職員になった気分で考えてみるといいかもしれません。

 

分かりやすく言えば、日本からは税金をいっぱい払ってくれそうな人が欲しいんです。

 

というわけで、日本国内で職探しをするのとは根本的に異なるわけです。

 

 

 

④移住先のお国事情から需要と供給を考える

前述のように日本の自動車業界の理系で、英語が堪能であればEU域内への移住はかなり現実的です。

但し自動車産業が栄えている国に限られます。ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、オーストリア、スウェーデンあたりが現実的でしょう。また、これらの中でもエンジニアが慢性的に不足している国だとなお可能性が上がります。

従って、ドイツはどーなのかなーと思います。八千万人の人口を抱えるEU最大の国ですし、自動車産業は世界トップクラスに栄えております。

きっとエンジニアも数多く存在するのでは。そこで競争するのってちょっと大変そう…!?

私はドイツで働いたことはありませんが、ドイツ企業の日本支社=BMW Japanで働き、かつ何度もドイツへ出張した経験から少しそう感じます。

 

また、自動車業界を電機業界に置き換えても↑は成り立ちます。履歴書にSonyとかPanasonicと書いてあれば引く手数多でしょう。スウェーデンにだって白物家電メーカーはいくつかありますし。

 

IT系はどうなんでしょう。私、全く分かりませんが上記のようにMade in Japanが世界的に通用する分野であれば問題はないと思いますが。確かに手に職系のお仕事でしょうし、世界中どこでも食っていけそうですが、業界、産業としての実績が国レベルで有名でない限り、その他の国と比較して優位性は保てないのでは!?と思います。

(これは完全なる偏見なのでテキトーに流して下さい)

 

自動車業界や電機業界であればトヨタやホンダ、SonyやPanasonicなどの世界的にインパクトのある多数のブランド企業を排出してきたので、スウェーデン側からしてもイメージがしやすいと思います。

 

先程より「スウェーデンでは慢性的にエンジニアが不足している」と書いていますが、具体的にどういうことなのかを説明します。

 

例えばストックホルムにある、スウェーデン王立工科大の、機械工学科を学ぶ学生の半数以上※が留学生だそうです。

(※私が勤める会社の同大学出身の20代半ばの同僚や複数のインターン=現役学生に聞いた話)

 

分野、学部、学科によってはかなりの人数がインドや中国から留学をしにきており、そのままスウェーデンで就職をする人も沢山います。

 

私は仕事で何度もボルボの研究開発拠点に訪問してきましたが、中華系、インド系の人達がすごーく沢山働いていることに驚きました。

 

実際に私と一緒に仕事をするボルボの人もインドの人ですし、その関連で今までインド人には4〜5人会ってきました。

(彼らは超優秀。)

 

こういったお国の事情を抱えているところに日本人が飛び込むとかなり目立つわけです。

私の場合、100%の確率で中国人と間違えられますが、そこで実は

 

「日本から来たんだよ。家族も一緒だよ。しかも駐在じゃないぞ〜!」

 

と言うととんでもなく驚かれます。

その時私が相手に必ず聞く質問があります。

 

「私のような永住目的の日本人男性って見たことあります?」

 

この質問は今まで会ってきたスウェーデン人ほぼ全員に聞いてきましたが、答えは今のところ100% "NO"です。

 

それだけ日本人サラリーマンは珍しい存在なのです。増してやホンダで研究開発をやっていたともなると一目置かれてしまいます。

 

ボルボの初対面の人からは

 

「あなたが噂のホンダ出身の日本人ですかー」

 

なんてよく言われます。

 

ちなみに、ドイツではこういう"一目置かれる"感じはしませんでした。

BMW、ベンツ、アウディ、ポルシェのブランドを抱える彼らのプライドは"半端ないって"ということなのだと思っています。

 

「ホンダにいたの?へぇ〜…」

 

BMWにいた頃はドイツ人の同僚からのリアクションはこんなもんでしたね。

 

なのでスウェーデンに来てビックリです。

ご近所さん等、初対面で世間話をしていて私が日本人ということが分かると、

 

「え!そうなの!?ウチはスバルに乗っていてテレビは日立よ!」

 

なんてことをよく言われます。

日本メーカーってマジすげーよって思う瞬間です。

 

で、先人達が築いてくれたこのブランドに超乗っかってるのが私です。

 

 

 

⑤スウェーデン企業が社員を募集するには

スウェーデンの企業が従業員を新たに雇いたい場合、法律(?)で一定期間、EU全体に募集をかけないといけないんです。

これを日本人が見つけて応募しても全然OKです。

但し、企業からすると、スウェーデン国内やEUと比べて手続きが複雑でコストがかかり、仕事開始までの期間も長く、文化が全く異なる人を雇う訳で色々と面倒くさいのです。

この面倒くささを搔き消すだけのインパクトが必要ということです。

 

 

⑥その他のVISA

話をVISAに戻します。

観光ビザでは90日しか滞在できないですし、社会保障も受けられません。風邪を引いて病院に行ったら何万円も請求されるでしょう。

日本人は難民にはなれないですし、スウェーデンに移住しようとなると、前述の通りスウェーデン人と結婚するか専門職の労働許可を得るかのいずれかとなります。


もしくは学生の留学VISAというものがありますが、交換留学制度が整っている大学の学生であれば全く問題がないでしょうが、企業のバックアップもなく、社会人が突然

 

「留学します!VISAくれーぃ!」

 

と言っても、オイオイちょっと待てよ、となるでしょう。

おそらく一定額の貯金などを担保にVISAが降りるものと思われます。スウェーデンの学校の入学資格に加えて、学費プラス現地での生活費を考慮すれば最低でも数百万円の貯蓄がなければ現実的ではありません。

 

 

⑦シューカツは全く通用しない

「自分の力を試してみたい!」

なんて思っている方々、スウェーデンからしたらそんな人に労働許可は出せません。

 

スウェーデン企業からしたら「試される」なんてたまったもんじゃありません。

 

「御社の社風がぁ〜」

 

とかいうのもアウトです。

 

そんなものはどうだってよくて、日本からは高度な専門知識や経験を活かして、確実に貢献できるプロフェッショナルな人材が欲しがられています。

 

プロフェッショナルと言ってもそこまで大袈裟なことではなく、私が知る限り、自動車産業や電機産業などの日本のものづくりに携わる方々であればスウェーデンに限らず世界中どこでも胸を張って活躍できるでしょう。

 

私がホンダにいた頃に先輩に教わった一つ一つのことが、私が現在スウェーデンで楽しく働ける鍵となっています。

(ちなみにホンダではいつも評価は悪くパッとしませんでした…笑笑)

 

以上となります。

但し上記ステップは私の経験をもとに主観的に表現をしたほんの一例にすぎず、これが全てではないことをご承知おきください。

 

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