スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

スウェーデンで◯◯の仕事ってありますか?と聞いてくる方へ

結論から言いますと、

 

「知りません。分かりません。」

 

私は日本でもスウェーデンでも自動車業界の研究開発職の経験しかないので他の業界のことについては全て聞いた話ですし、無責任なことは言えません。

 

海外へ本気で移住をしたいのであれば自分で調べましょう。

本気度が伝わってくるお方であれば私も助けてあげたくなりますが、軽いノリで「移住できますかね?」と聞いてくる人は、例えば東大生に「俺、東大入れますかね?」と聞いているようなもんです。

 

聞かれた側の東大生は「知らねーよそんなん!予備校でも行って赤本やれよ!」ぐらいのことしか言えませんよね。

 

私は自分で調べて仮説を立てて、ある程度のリスクを取りながら大胆な行動に移しました。

 

自分で調べもせず、リスクも取りたくない…ってこんなにうまい話ってあります??

 

 

せっかくなので、わざわざこんなしょーもないブログに辿り着いてくれた方々の為に"海外移住の基本的な考え方"をお伝えしておきます。

 

サラリーマンが海外移住をする上で必要となってくるのは労働許可です。厳密にはビザとは異なります。

 

国際結婚の配偶者ビザのことは知りません。このブログには何も役に立つことは書いていないので、コレを読んでいないでとっとと別の情報を探しましょう。

 

では、サラリーマンが労働許可を得るということはどういうことなのか…

 

ズバリ・・・

 

「これまでその国で一銭も税金を払って来なかったあなたが、移住先社会でその国の国民から雇用機会を奪い、社会保障をその国で生まれ育った人と同様に受ける代わりに働いて納税をする」

 

という取引なのです。

 

つまり、それだけの理由が必要。

プロ野球で言うなら助っ人外国人ということです。

 

移住先の社会があなたを雇う理由は何ですか?

 

ホームランを沢山打つからですか?

豪速球を投げるから?

守備がピカイチ?

 

日本人プレーヤーの出場機会を奪ってでも観客動員数が増える等、広い視野でのメリットが必要なのです。

 

移住先の雇用機会を奪ってでもトータルで考えてメリットが出るのか、これが労働許可の審査の中身となるのです。

 

あとは個々の業界・職種に置き換えてご自身でお考えになってください。

 

海外移住生活は決して楽ではありません。暗中模索の毎日の中、苦しい時に

 

「自分が何故ココにいるのか。何しに来たのか。」

 

を自問自答します。

 

正解はどこにもありませんし、自分で正解を作っていく毎日となります。

 

移住先の社会保障でお世話になり、自身も労働力を提供し納税することでギブアンドテイクが成立します。

 

子供がいれば学費は無料ですし、子供の医療費は無料。大人も育児休暇の手当は出ますし、その他諸々の社会保障はスウェーデン人と全く同じとなります。

 

これまで一銭も税金を払って来なかったのにです。

 

この点の理解ができていない人は社会のお荷物となり、いつまでたっても社会に溶け込めない人になります。

 

海外移住を考慮するなら本気で準備をし、行動に移さないと近付きません。

 

ええ、甘くないですよ、外国生活って。

 

 

労働許可やそれぞれの業界での需要と供給の考え方は↓を参考にどうぞ。

海外企業へ転職する為の基本中の基本 - YouTube

 

この動画の他にもわざわざご丁寧に海外移住のコツをまとめた再生リストがあります。スウェーデンで働きたい人がほんの少しググればすぐに辿り着く情報なのですが、これすらせずに問い合わせてくる人はその時点で終わっています。

 

リサーチ能力が無さすぎるので、海外生活は向いていません。ちょっとしたことを他人に聞いて簡単に答えを得ようとする人は間違いなく海外生活をエンジョイできないので辞めた方がいいです。

 

私に軽いノリで問合せてしまい、このブログのリンクが送られてきて今コレを読んでいるあなた、今すぐ海外移住を諦めましょう。

 

それか、今から自分であれこれ調べてみて、その結果どんな仮説を立ててどう攻めていくのか、これを聞かせてください。

 

共感できるものがあれば何か手助けをさせていただければと思います。

 

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※趣味のスケート。スケート関連記事も沢山あるので、気になる方はカテゴリーや検索機能からどうぞ。

 

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吉澤智哉

2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、北欧コンサル事業及びスウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。

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私がYouTubeチャンネルを続ける理由

昨年10月より始めたYouTubeチャンネルですが、ちゃんと続いています。

 

お陰様でチャンネル登録していただいた方は600人を超えました。

 

最新の動画は海外企業へ転職する上での基本中の基本というのとで労働許可の仕組みや、どのような人が取得しやすいのかなどをお話しています。

 

https://youtu.be/BIP1dxNg8TE

 

 

そもそもYouTubeを始めたきっかけは私が年に数回、日本で開催する海外企業転職セミナーの質を向上させる為です。

 

参加者様が予備知識を豊富に持っていればセミナーの内容も必然的に上がっていきます。YouTubeを通じて割と濃い内容を公開することで、セミナーという限られた時間はだいぶ効率が良くなります。

 

また、私が最も訴求をしたい自動車業界や電機業界のエンジニアは、私の偏見かも知れませんがあまりソーシャルメディアを活発に使用していません。

 

私のホンダ時代の元同僚も、たいていはFacebookのみ。たまにインスタをやっている人もちらほら。ツイッターをやっている人は皆無です。ホンダでこうなので、きっとトヨタも日産も同じものでしょう。ですが、以前元同僚らと久々に会った時に、YouTubeは割と見ていると聞きました。それでYouTubeを始めることにしたのです。

 

そして、昨年12月に開催したセミナーでは早速この効果が出て、自動車や電機業界のエンジニアの参加者が増えたことを実感できました。

 

というわけでYouTubeをやっている理由はこんな感じです。

 

YouTubeで金儲けをしようとは考えておらず、私のセミナーの質を向上させるのと、自動車業界や電機業界のエンジニアと繋がることを目的としています。

 

とはいえ、セミナーには興味が無い方や非エンジニアの方も楽しめる内容となっていますので、スウェーデンのことが少しでも気になる方は是非ぜひご覧ください。

 

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スウェーデン人の労働生産性は本当に高いのか

もう3年以上前に書いた↓の記事ですが、現在はどう思っているのか自分自身をアップデートしてみます。

↓の記事を要約すると

・スウェーデンにはFIKAと言われる習慣があり、要はコーヒーブレイクをみんなで取る

・このFIKAがちょうどいいタイミングで来る

・人間が連続して集中できるのはせいぜい2時間程度なのでは

・人間は時々サボるし、それは否定できないし個人差もある

・日本では「一時もサボってはいけない!」のような現実を無視した雰囲気を感じていた

・互いの違いを認め、人間の基本特性を肯定した働き方がスウェーデン流なのでは

 

sverigeyoshi.hatenablog.com

 

まぁこんなようなことを書いていました。当時はまだスウェーデンで働いて8カ月だったので純粋にポジティブに捉えていたようですね。

 

さて、もうすぐ丸4年となる今、どう感じているか・・・

 

ん~。。。

 

まず、私がFIKAをする頻度は週に1~2回でしょうか。もう会議まみれで忙しくてFIKAなんてやってる場合ではございません。

 

私と同じプロジェクトのメンバーも同様です。

 

また、疲れた時はコーヒーではなく外に歩きに行っています。コーヒーよりもお散歩の方がストレス解消になるんですよ。

 

ではFIKAやお散歩はさておき、労働生産性は高いのか、についてですがこちらも少々疑問が出てきました。

 

確かに、労働時間と売上や利益などのアウトプットを割り算すると残業ばかりする働き方よりかは効率はいいのかもしれませんが、日々直面する課題を克服するやり方がどうも私は気に入りません。

 

日本人はきっちりと予定を立てて、課題に優先順位を付けて、バックアップも考えてから行動に移すことが普通だと思いますし、過去日系企業で勤めていた時はこれが当たり前でしたが、スウェーデンで働いてみて一番苦労しているのがこの点です。

 

何となくフワフワっと進んでいて、致命的にヤバいことが起きると急いで火消し作業をする感じです。このやり方だと、確かに無駄な仕事は増えない気がしますが、常に不安との闘いなんです。

 

でも不思議なのがスウェーデンの人たちって常に涼しい顔してるんですよねぇ~。私は一人できっちりと計画を立ててバックアップ案まで用意して・・・ってやってるんですが、何故かあまり共感を得られないと言いますか。

 

「すごいねぇ!しっかりしてるねぇ!誇らしい同僚だ!」

 

なんて言ってもらえるので、最初の方は嬉しく思っていましたが、最近は

 

「おうおう、それで?」

 

と思うように。

 

じゃああなたも私が立てた計画に乗っかってこいよ!と思うんですよ。

 

何と言うか、時々感じるのがこの国では民主主義が行き過ぎているんです。

 

私がビシっと計画を立てても(計画を立てて良い立場)なかなかその通りにいかないし、取引先含めすごーく緩いんですよ。

 

でもプロジェクトはなんとなーくズルズルと前進しているし、まぁこれはこれで良いのかなと。

 

スッキリしないし何だか気持ちが悪いんですけどね。

 

という訳で今回は愚痴と言いますか、まぁ4年弱も経過すると落ち着いてきて少しは周りが見えてくるものだなぁという話でした。

 

まぁそれでも日本で働いていた頃に比べたら100万倍楽しいし健全な職場ですけどね!!

 

はい!

 

 

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ヴィーガン始めました

タイトルの通り、先週あたりからヴィーガン生活を始めました。

 

え!ヴィーガン!意識たかっ!と思われる方、いると思います。が、全然そんなことないです。まあ全部読んでもらえればもしかしたらあなたもヴィーガンになっちゃうかもしれませんよ!笑笑

 

そもそも、ヴィーガンって?ん?という方の為に…

完全菜食主義と言われ、肉や魚はもちろん、乳製品も食べません。毛皮のコートなども着ません。

 

え、動物愛護ってこと?

 

と思われる方もいるでしょう。で、動物愛護が目的の人も沢山いると思います。

が、我々は地球環境の為です。もっと言うと地球温暖化防止の為です。

 

日本は夏が異常に暑くなり、台風が何度も直撃するようになりした。スウェーデンも冬がやたらと暖かくなってしまいました。

 

私は子供達の将来が心配です。

この地球で幸せに暮らしていけるのか…気候変動問題に解決の兆しが見えてこない限り、この不安は消えることないでしょう。

 

子供達の為に何かしたい。その答えがヴィーガンなのです。

 

ところで、ヴィーガンを始めたきっかけはNetflixでとある映画を妻と観たからです。

 

ここからはCowspiracyというドキュメンタリー映画の話が続きます。ネタバレ注意

 

スウェーデンではこの映画を観た多くの人が影響を受けてヴィーガンを始めた人も少なくありません。

 

ちなみに、Cowspirscyとは、

Cow = 牛 と Conspiracy(陰謀) を掛け合わせた造語です。

 

映画によれば現在、地球上に存在する野生動物は1%だそうです。そして家畜やペットが99%。しかしほんの数百年前まではこの比率が逆転していたそうで。確かにそんな気もします。

 

現代の世界中のスーパーには牛肉、豚肉、鶏肉が並び、いつ、どのスーパーに行っても誰でも買える価格で売られています。

 

これらはどこから来ているのでしょう?

 

地球の人口は増え続けていて肉の需要は増すばかり。家畜を飼育する為に更なる土地が必要となってきます。だから森林を焼いて牧場とするのです(うっかり山火事になることも)。人類の巨大な肉需要に応える為です。

 

雌牛は子供を産まないと乳が出ません。当然です。人間と同じです。母親は生まれてきた子牛とは2〜3日で離されます。それから乳が出なくなるまでひたすら搾乳されます。その後は雄牛と同様、時期が来たら出荷され肉となり家庭に届きます。

 

この牛さん達が世界中で毎日とんでもない量の糞をします。牛さんの牧場に水洗トイレはありますかね。その糞からはメタンガスが放出されます。メタンガスは二酸化炭素の294倍の温室効果があります。

 

世界中に牛さんは何頭いるんでしょうね。

毎日何頭の牛さんが殺されているんでしょうね。人間はそんな虐殺をしてまで食べないとダメですかね。

 

そして、映画の中でとある学者さんは言います。

「今日この瞬間に世界中の全ての化石燃料で動いている乗り物を止めたとしても地球の平均気温は上昇し続ける。牛がいるからだ。」

 

これら一連のストーリーを信じるかどうかは各個人次第ですが、肉の流通量からイメージできる家畜の数、それに家畜が排出する温室効果ガスをなんとなくでも想像すると決して現実離れした話ではない気がします。

 

つまり、感覚的ではありますが十分説得力のある話だと思いました。

 

というわけで、高い金を払って電気自動車やハイブリッドカーを買うよりも今すぐ環境に配慮することが可能です。

 

それは牛肉を食べないこと。牛乳やチーズも同様。というわけで我々は牛肉を食べるのを辞めることにしました。

 

しかし!

 

人それぞれ色々やり方があると思うのですが、ある日を境に突然

 

「もう肉は食わん!牛乳も飲まん!チーズも食わん!」

 

というのはちょっと極端ですし、精神的にも辛いので持続させるには非現実的だと思った次第です。

 

だってやっぱりお肉は美味しいし、コーヒーには必ず牛乳を入れないと飲めないし…

ですのでまずは牛肉のみ禁止とし、当面は鶏肉や卵は継続して食べることにしました。豚はハムぐらいしか食べないので代替品にします。

 

でも最終的なターゲットはホンモノのヴィーガンになることです。日々少しずつホンモノのヴィーガンに近付いていければ良いと考えております。

 

早速、一週間ほどヴィーガンを意識して生活してみたところ意外とイケます。

牛乳はコーヒーを飲むときに少し入れていますが、あとはチーズをヴィーガン用のものに変えましたし、ハムもヴィーガン用のものにしましたし、この一週間は90%ヴィーガンといった食生活となっています。ちょっと鶏肉を食べたので。

 

そして思ったほど辛くない。

 

さて、では具体的にどんなものを食べているかを写真で振り返ります。

 

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とある日の朝食。これらの食べ物は全てヴィーガン用の食材。

チーズは動物性の脂肪ではなく植物性の脂肪から作られています。チーズに関しては申し分の無い味、食感です。もはや言われなければ気付かないレベル。

ハムは今ひとつかなぁ。私は許容範囲内ですが、妻は「マズイ!」とのこと。他にも色々な銘柄のがあるでしょうから一つ一つ試してみます。

牛乳のように見えるのも実は牛乳ではありません。オーツ麦でできた飲料で、まあ牛乳っぽい味がします。単体で飲めば美味しいのですが、コーヒーに入れるとダメです。んー。ブラックで飲めるようにならないとな…。

ところでオーツって何だろ?

 

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パッケージがけっこうふざけていて、

「牛乳ではなく、大豆でもなくて…とにかく何かでできてんだよ!」

書いてあります。

 

パッケージの側面には何故牛乳ではないのか、について色々と書かれています。くだけた感じでかなりふざけていますが、内容は至極まっとう。習慣が染み付いた年寄りでなく、比較的柔軟な若者を取り込もうとしているんだと思います。興味がある方、ちょっと読んでみて下さい。

 

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↓これを読むと脳みそがバカになるって書いてあります。が、内容がなかなか面白い。すみません、内容は割愛します!英語読める方はどうぞ。
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↓THE BORING SIDE=つまらない側
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ちなみに、この牛乳風オーツ麦飲料、そこらのスーパーで普通に売られています。それなりに需要があるってことですね。

 

↓こちらはとある日の夕食。私が作ったラザニアです。これも全てヴィーガン用の食材でできています。子供達は美味しい!と言いながらばくばくと食べてくれました。

実際めちゃくちゃうまかったです。よくできてますねぇ。
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翌日、子供から「ラザニアはもう余ってないのか!?」と聞かれました。名誉なことです。超嬉しい。作った甲斐がある!

 

↓本日追加で買ってきたヴィーガン用食材。ひきタイプに加えてバーガー風のものも購入。冷凍です。近々和風おろしハンバーグのヴィーガン版を作ってみます。その他はハム、チーズを購入。左上のは豆腐。なんとヴィーガン用食材として売られてます!4〜500円もして超たけー。豆腐のくせに!

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↓今夜のおかずは麻婆豆腐+茄子。私の得意料理。ニンニクと生姜を入れ忘れたものの、味は激ウマ!またまた子供から「美味しい!」をいただきました。いやー、このひき肉風ヴィーガン肉、すごくよくできてます。もはや普通のひき肉を買うことは生涯ありえないでしょう。全然大丈夫です。身体にも良いし。

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というわけで、ここ一週間は会社でもサラダランチやベジタリアンメニューをよく食べていまして、肉を食べる機会が極端に減りました。

おかげで便通もよくなり、より健康的な生活ができていると思います。

 

これで牛肉とはお別れできそうです。豚はもともとそんなに食べていないですし、課題は鶏肉をどう減らしていくか…ですね。

 

そんな感じで既に80%ぐらいはヴィーガン生活となっていると思います。

 

 

まぁ、でも、牛さんや豚さん、鶏さんも殺すのってかわいそうですよね。植物由来のタンパク質がこれだけおいしいのにわざわざ殺す必要があるのかと。

 

人間ってだいぶおかしくなってませんかね!?家畜を飼って殺しまくってスーパーに並べて…そしてそれを"便利だ"と表現する。

 

これが人間?

 

みんなで一度立ち止まって考えるべきだと思います。環境的にも倫理的にも間違っていると思うのは私だけでしょうか。

 

ちなみに、先日Forbesにてこんな記事を書きました。是非ともご一読いただければと。

「ヴィーガン食」で地球を救う。スウェーデンの宅配ビジネスが拡大 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

YouTubeでもミートソース風スパゲティの模様を公開しております

YouTube

 

ではでは、最後まで読んでいただけた方、ありがとうございます!

 

 

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妻がついにスウェーデンで正社員になりました!

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我家にとって、スウェーデン移住後の最大のニュースです!

 

妻がスウェーデンで保育士として正社員になりました!

 

妻曰く、昨日マネージャーにいきなり呼ばれて契約書にサインをしたとのこと。

昨年5月から契約社員としてフルタイムで働き、毎日コツコツと信頼を積み重ねてきた結果だと思います。

 

妻はホントに努力家で、移住してからこれまで、次女の出産を挟んで語学学校と保育士の学校に通い、毎晩夜遅くまでひたすら勉強の毎日でした。長女と次女の子育てだけでもヘトヘトなのに学校に行き、課題をこなし…いやー大変だったと思います。

 

とにかく我家としてはこんなに嬉しい出来事はありません。移住前に「スウェーデンで保育士になる!」と妻が掲げた夢がついに現実となり、感慨深いです。

また、単に正社員になれたことが嬉しいのではなく、要は↓のツイートの通りです。

 



上記の通り、妻はこれまで私の付帯家族としてのビザだったので、何かあると日本へ送還されてしまうというリスクが常にあったのです。

 

例えば夫婦関係がうまくいかなくなっても、スウェーデンの一般家庭のように離婚もできないわけです。

仮に離婚をすると在留資格が無くなり(ろくに調べた訳ではないが現在の在留資格は無くなることは容易に想像できる)、日本へ帰らざるを得なくなります。

また、私が子供達を育てる!と宣言をすればハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約) | 外務省が適用され、妻は私の同意無しに子供達を日本へ連れて行くことが不可能なのです。

 

という訳で、スウェーデン及びEU諸国に移住した日本人家族で、夫婦の片方がもう片方の在留資格に依存している場合は、上記の通り夫婦関係が平等ではないとも言えるのです。

 

夫婦が仲良くできていれば良いですが、必ずしも良好な関係を保てるとは限りません。

(我家の夫婦関係は上々ですよ)

 

ですから妻が正社員となり、スウェーデン社会で自立して生きていくということは、すなわち私との夫婦関係も本当の意味で対等になるということで、この点において私は非常に喜んでいるわけです。

 

いやー、ホント立派です、妻。

最高の妻です。

よくここまで頑張りました。

 

まあでも月並みですが、ここがゴールではなくスタートなので、しっかりと働いてしっかりと納税をし、スウェーデン社会で働くことをエンジョイしてもらえればと思います。

 

スウェーデンでは最低でも年間で5週間の有給休暇を取得する権利があります。もちろん妻も例外ではありません。

妻の有給休暇に加えて今後は真のダブルインカムとなり、世帯収入もそれなりとなるので今後は経済的にもだいぶ楽になります。

 

また、銀行からの融資額も倍以上になります。

 

何故かは↓。

 

 

 

旅行はどこに行こうか。

大きな家に引っ越そうか。

別荘を買おうか。

それとも船か。

 

早速アレコレ夢を語り始めました。

 

子供達と遊んでいる時もそうですが、妻とこうして未来の話をしている時が幸せな時間です。

 

移住前に立てた計画の通りとはいえ、こんなに早く妻が正社員になれるとは思っていませんでした。周りからも「スウェーデンの正社員の壁は高い」なんてよく言われていましたが、やはり努力をすれば報われるものです。

大切なのは信じて諦めないことです。月並みですが、これホント大事。

 

というわけでだいぶ浮かれておりますが、できることならこのまま一生浮かれて生きていければと思います。

 

その方が幸せだと思いますんで。

 

今後も浮かれられる出来事を一つでも多く、家族と作っていけたらいいと思います。

 

さて、お祝いはどういう風にしようかな。フランスとかスペインの南部に行ってみたいです…。

 

ではでは!

 

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2019年を振り返る 10位→1位

毎年恒例の今年を振り返るシリーズ。

 

ただの自己満足の内容となっていますが、スウェーデンで移住して四年目の日本人ファミリーはこんな感じですよってことで書いておきます。

 

では、早速10位から1位まで振り返っていきましょう。

 

ちなみに昨年のヤツ↓

2018年を振り返る 5位→1位 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

 

 

10位 アウシュビッツ強制収容所

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有名な写真の構図を自分でも撮影してみた。背中側に駅があり、そこが"終点"。人生の終点でもある。


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虐殺が行われたガス室。

 

9月にポーランドへ出張が入り、偶然にもアウシュビッツが近くだったので日程を調整。

全ての人類がこの失敗から学ぶべきだと痛感しました。詳しくはこちらの記事にて。

アウシュビッツ強制収容所訪問記録 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

 

 

9位 父と子供2人のフィンランド旅

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フェリーの旅は最強。超オススメ。


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フィンランドの景色はスウェーデンと何ら変わらず…


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フィンランドと言えばサウナ。でも子供達は3分も耐えられず…

 

11月の頭に妻をストックホルムに留守番させて親子3人でフィンランドへフェリーの旅へ行きました。久々の24時間ガチンコワンオペでしたが辛さよりも楽しさが100倍。

子供達と常に仲良く楽しく過ごせました。詳しくはこちらの記事にて。

父と6歳、2歳の子供達とのフィンランド2泊3日の旅 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

 

 

8位 新役職元年、本業も順調

昨年11月に昇格し、今年は自分のチームを監督する立場となり新たなチャレンジがいくつもありました。会社は既に4年目ですし経験から見てもこれぐらいやって普通なのですが…。異文化にもだいぶ慣れ、毎日エンジョイできていることが何より重要です。

今年も色々なところへ出張に行きました。

 

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スペインのビルバオ。


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ポーランドのGliwice。今年はこの人とずーっと一緒に仕事したなぁ…。


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日本への出張は3回あった。スウェーデン人に家系ラーメンの布教活動も順調でファンか増えてる。

 

あと写真にはないけどボルボ本社があるイエテボリにも3〜4回行きました。イエテボリはもう飽きましたね。

 

 

7位 ご近所さんと日本旅行

ご近所さんのスウェーデン人ファミリーと5月に東京と妻の出身地、松江へ訪問。楽しい思い出となりました。

 

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東京の街並みに皆さん興味津々。


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子供達はセミナーにも登壇!スウェーデンの学校の様子を伝えてもらいました。

 

 

6位 車を買い替える!Volvo→Audi

車・バイク好きなものでして、どうしてもこの話題は避けられません…。8月に念願のAudiを購入。乗るたびに幸せな気持ちになります。しかしこの車、デカ過ぎる。

 

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Quattroで人生初の4WD。


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デカい。いや、長い。いつも駐車場からはみ出る。


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東京に住んでたらこんな立派な車には乗れなかったんだよなぁ…まさか自分がAudiに乗っちゃう日が来るとは…。

 

 

5位 副業スタート!セミナー、コンサル、YouTubeチャンネル開始

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起業した会社LIV INNOVATION。ロゴはスウェーデン人の親友でもあるデザイナーに考えてもらいました。

 

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セミナーは毎度多くの方にお越しいただき大好評。

 

昨年11月に起業した海外移住支援並びにコンサル事業ですが、本格始動した今年は日本でのセミナーを4回、ストックホルムでのコンサル業務においては川崎重工、NTTデータ経営研究所、野村総研、リコー(敬称略)の現地視察をサポートいたしました。

 

また、セミナー参加者の中からスウェーデンへの移住を成功された方も誕生し、副業元年としては期待以上の成果を出せました!

 

起業と同時に始めたツイッターは、一年でフォロワーが6000人程に増えました。ありがとうございます。

 

今年10月からはYouTubeチャンネルも開設。今年は新しいことに沢山チャレンジでき、副業を通じて色々な方にお会いできて本当に良かったです。

 

「スウェーデン移住チャンネル」

スウェーデン移住チャンネル - YouTube

 

 

4位 次女、ペチャクチャと喋り始める

2歳半となった次女。あれこれ意思表示ができるようになり、コミュニケーションが取れることにいちいち感動。そしてこの毎日の成長に触れ、実感ができるワークライフバランスに感謝。

 

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おしゃべりも達者になった次女だが、姉妹喧嘩も日常に…。

 

 

3位 長女、学校が始まる

日本の年長にあたる学年はスウェーデンでは小学校へプレスクールクラスとして通い始めます。要はゼロ年生といった感じです。新たに友達もでき、楽しく通えているようです。

我々も保護者として学校の質に大満足。受験や塾を意識しなくてよいので、もうそれだけで私は幸せです。

 

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スウェーデンにランドセルは存在しないのでお気に入りのリュックサック。

 


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小学校。すぐ隣が森なので先生とクラスのみんなで頻繁に森へ出かけるそう。サステナビリティも学んでいるそうで、先日長女から「グレタ・トゥーンベリって知ってる?」と聞かれた。さすがスウェーデンだな。

 

 

2位 妻、保育士の学校を卒業

英語もろくに話せなかった妻が語学学校から地道に始め、次女の出産と育児休暇を挟みつつも、今年12月についに卒業。晴れて正式にスウェーデンで保育士の資格をゲット。いやー、妻は本当にタフだと思います。よく頑張りました。

 

 

1位 妻、保育士としてフルタイムで働く

2位の内容と重なりますが、今年5月からはストックホルム都心の就学前学校で契約社員としてフルタイムデビュー。まさかこんなに早く社会人デビューできるとは想像外。平行して学校の課題を夜な夜なこなしていた姿は印象的でした。いやー、改めて本当によく頑張った。素晴らしい!

 

 

 

■ このブログを書いている人

吉澤智哉

2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれの38歳、二児の父親です。

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就労ビザでのスウェーデン移住を成功させた方へインタビュー

 

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副業として海外移住支援事業を始めて一年、私が開催してきたセミナー参加者の中からスウェーデン移住を成功させて方が誕生しました。

 

なんと応募した数は70社にも登り、求人が出ていなくてもガンガンアプローチをかけたとのこと。

 

欧州での転職活動はまさにこの積極的なアプローチが鍵となります。

 

自分が望む求人を待っていても一生出てこないかもしれません。

であれば自らその需要を作ればよいのです。

 

詳しくは動画でご覧下さい。

 

スウェーデンの超人気企業への転職を成功させた方法

https://youtu.be/Q_z6CB5Izdk

 

 

 

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