おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
先日、私の夜間の語学学校と娘の就学前学校のFöräldraråd (英:Parent council 日:PTA?)が重なってしまい、私か妻のどちらかが娘と一緒に過ごすことになりました。
なので妻に就学前学校の方を託し、私は語学学校に事前の断りを入れて娘を連れて行きました。
(語学学校はどうしても休みたくない)
語学学校は快くOKしてくれました(^^)
スウェーデンでは職場や学校に子供を連れてくることが珍しくありません。
今回のようなケースは親であれば誰にでも起こりうることですし、職場や学校のみなさんも寛容です。
むしろチヤホヤしてくれます。
私も今まで何度も娘を会社に連れて行ったことがあります。
まぁしかし、語学学校で2時間半も静かにしていられるか心配でしたよ。
↓「パパと学校に行くのー!」と張り切っていたので席に着いて大満足。ヨシヨシ。
しかし色んな人種がいますね…
(日本人は見たことない)
娘はここでは静かにしていないといけないということが分かっているようです。
もう3歳半だし、だいぶ話が通じるようになったもんだ。
さて、17:30に授業開始!
「今日は新しい生徒さんがいまーすw」
と、先生に少しいじられて娘は少し照れていました。
でも
「Vad heter du?(お名前は?)」
と聞かれてちゃんと名前を答えていて関心しました。
よしよし、このまま機嫌よく静かにアンパンマンの塗り絵をやっていなさい!
最初の1時間は至って順調。
時々鉛筆を落とす程度で、私も普段と変わらなく勉強ができました。
で、18:30頃にボーっとし始めました。
明らかに眠そうです…
突然大きな声で「眠ぅ〜い〜!」。
マ、マズイ…大泣きされる可能性も…
仕方ないのでとりあえず膝の上に抱っこ。
私にもたれかかる格好で10秒もたたずに寝ちゃいました…
まぁ静かだしいいや。
ですが15分ほど経つと、何やら胸の辺りが湿っぽい。
ヨダレですね。
これぐらいはなんてことありませんね。
そのうち腕が痺れてきました。
まだ我慢。
んー、そろそろ限界。
でもあと30分で終わりだし、いまから帰るのはもったいない…
ここで賭けに出ました。
(子育てアルアルだと思う)
大技 "床にそーっと置いてみる"
みんなに注目されましたが、うまく行ってみんなから控えめな拍手をもらいました!
で、このまま授業が終わるまでスヤスヤと寝てくれました。
◾︎
このように、何か事情があって、幼い子供を職場や学校に連れて行っても誰も嫌な顔はしません。
むしろ一緒に遊んでくれたりと協力的です。
ちびっ子が登場するだけで空気も和みますし。
(元々常に和みっぱなしですが…)
大泣きしちゃったらさすがに迷惑なので外に出たりしますが、あまりそういった光景は見かけません。
育児休暇中の社員が子供を連れて1〜2週間に一度ぐらいの割合で出社するのをよく見かけます。
滞在時間は1〜2時間です。
ザーッとメールを読んだりちょっと電話したり、リソースをカバーしている同僚とお話しをしたりと、まぁうまいことやってます。
子供にとっても1〜2時間であれば普段と違う環境で楽しいのだと思います。
自然と交代で同僚が子供の面倒を見てあげたりもします。
こういったところでもスウェーデン社会の子育てに対する暖かさを感じられます。
子育て中は何かと大変だしみんなで助け合おうぜ!って雰囲気です。
というよりも単に子供がかわいいから遊びたいだけなんですけどね。
会社では子供だけでなく、奥さんやその他の家族もよく見かけます。
自分の息子や娘がどんなところで働いているのか、親としては見ておきたいものですよね。
私も両親が来た時は数時間かけて会社のツアーをしてあげました。
いや、これね、仕事の一部だと捉えてますよ。
従業員としての権利だと思います。
そりゃ、毎日やったらダメですけど、自分の両親に自分が働いている会社を見せたいのは人間として普通のことだと思いませんか!?
私の父親は、同じ業界の人なので、社内を見れば色々と事情が分かるにも関わらず、機密がどーのとかとやかく言われることもありません。
従業員とその家族を信用しているんです。
本日はこの辺で。
↓◯◯詞ってこんなにあったっけ?
また明日!