おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
本日月曜日は娘の体調がよろしくなく、就学前学校を休むことになりました。
本人はちょっと咳が出たり、37℃ちょっとありますが元気いっぱい…
↓片方二重になってますね。
さて、妻は語学学校がありますし、私はお仕事がありますしこういう時はどうしましょう。
もちろんどちらかが在宅となるわけですが、本日は私が妻の学校が終わるまで娘と家にいることにしました。
ですが私は朝一番に上司とお話しする約束があったので7:00〜8:00だけ出社。
↓なんかいつもより寒いなと思ったら-5℃だった。0℃なら大したことないけど-5℃だとちょっと寒い。
(19万キロまであと5キロ!)
-5℃でもみなさん自転車に乗ったり犬の散歩をしたりと、普段と変わりません。
出社してまず上司に伝えたことは、
「今日は子供の具合が悪いんで妻と交代で面倒を見ることにしました。ちょっと家と会社を行ったり来たりしますよー。あの会議には出ますがこの会議には出ません。」
だけで、
「よろしいでしょうか?」
と、お伺いを立てることはしません。
ダメって言われてもどーしようもないですし。
特に決まった申請方法や承認を得るなどのプロセスもありません。
上司がいなければメールでも出しておくか同僚に伝えておけばOKです。
ポイントは、承認を得ることではなく、プロジェクトメンバーなど、自分が不在となることで迷惑となる人達に配慮さえできていればOKです。
(こんなことはどこの国でも同じだと思いますけど)
ですからメールは上司に宛てるというよりも、その日にアポイントがある人達に向けて
「今日は子供の面倒見るので出社しませんよ」
と一言送ればOKです。
あとは残ったメンバーで可能な限りベストな結論を出せば良いのです。
もちろん私がいないことで決めるべきことが決まらなかったり、話が進まないこともあるかもしれませんが、それはもう仕方のないことなのです。
そこで
「アイツがいないせいで仕事が進まない」
とか
「アイツがいないのが悪いんだからアイツに全部やらせよう!」
のような欠席裁判にもなりません。
必要であれば別の日にまた会議を設定するか、後日私がそれぞれに話を聞いて回るか、そんな感じです。
子供が風邪を引くのは仕方ないことですし、その為に家にいるのは当然のことなので誰も嫌がらせや悪態をついたりはしません。
スミマセンスミマセンを連呼することもないです。
このように、前提としていることが
「いつも全員揃うのが当たり前」
ではなく
「誰かしらいなくても仕方ないよね」
となっているところが大きな違いだと思います。
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さて。8時過ぎに一度帰宅し、妻とバトンタッチ。妻は語学学校へ。
↓風邪っぴきのくせに外へ出たいとうるさいので、こういう時はアナ雪でしのぎます←(ママには内緒だ)
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ところで、会社を行ったり来たりしたり、妻とバトンタッチをしたりと、このような融通が効くのは私の職場も妻の学校も徒歩圏内にあるからです。
ググってみると色々と出て来ますが、スウェーデンは日本と比較して通勤時間は少ないようです。
東京に住んでいた頃は一時間前後かけて通勤していましたし、周りの同僚もまぁそれぐらいの人が多数派だったと思います。
今のスウェーデンの会社では、特に子供が小さい家庭は私のように会社のすぐ近くに住んでいる人が多いですね。
スウェーデンでは転職をしたら会社の近くに引越すという人も少なくありません。
職場と家と子供の学校をコンパクトにしておくことで、有事の際にフレキシブルに動けます。
(そりゃそーだって話ですが)
何より通勤時間を削減でき、家族との時間を増やせます。
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しばらく娘と遊んでいると、妻が帰宅したので家族で昼食を共にした後、私はまた会社へ戻りました。
本日は15:00より妻の妊婦検診があったので、また娘の面倒を見に一時帰宅。
でもって16:00にまた会社へ。
出たり入ったり…
今日は結局、かなりの短時間勤務となりました。
ですが、先週4時間ほど時間外労働をしており、それとちょうど相殺できたので問題ありません。
このように、時間外労働(フレックスアカウントと言い、残業とは違う)で吸収するのも一つの手ですが、半日もしくは丸一日会社を休んで、社会保険庁から給付金を受け取ることができます。
スウェーデンでは、自分や子供の体調が悪く、会社を休むこととなった場合に有給休暇は使えません。
有給休暇はリフレッシュする為のものであり、病気を治す為のものではありません。
詳しくは↓でどうぞ。
「スウェーデンでは風邪を引いても有給休暇を使えない!?」
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2016/11/18/013930
明日は娘が元気になるといいな。
ではでは。