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スウェーデンに移住した35歳妻子持ちエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

3歳の娘のスウェーデン語習得状況から考える幼児の語学教育方法

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

 ↓今日は娘と2人でストックホルム中心部へお出かけ(^^)楽しかった!

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さて、3歳の娘が就学前学校(スウェーデンは幼保一体)に通い始めて2ヶ月、日常生活でポツポツとスウェーデン語を発するようになってきました。

 

我々夫婦は日本人なので、当然家の中では日本語です。

 

娘は、昼間は就学前学校でスウェーデン人に囲まれ、スウェーデン語しか通じない環境に通っていますが、それでも娘がスウェーデン語を話すようになるのか不安でした。

 

 

◾︎スウェーデン語に興味を持ち始めたことが重要

そう言えば、就学前学校に通うまでは、娘はスウェーデン語に興味がありませんでした。

 

テレビやYouTubeもスウェーデンの番組よりもアンパンマンを見たがりました。

 

ところが、就学前学校に通い始めて数日でスウェーデン語への扉を開いたようです。

 

ココがポイント!

娘はスウェーデン語の必要性を自分なりに感じたことで心の扉を開いたに違いありません。

 

つまり、幼い子供であっても、外国語を学ばせるにはその必要性を教えてあげないと吸収量が増えないと思います。

 

例えば、親が誰かと英語で話し始めるのを目の当たりにし、何を話しているのか分かりたいと思わせるとか、見たい番組が英語しかない(ということにする)とか、きっかけは幾度となくあるはずです。

 

とにかくまず始めに、子供に教えたい言語に興味を持たせることが重要です。

 

娘に話を聞いてみると、

 

「就学前学校でもっとみんなとお話しがしたいの!」

 

と言っています。

 

なので最近は、

 

「パパ、これはスウェーデン語で何て言うの?」

 

と、聞かれる回数が途端に増えました。

 

そこからはテレビやYouTubeもスウェーデン語のものをよく見るようになり、口ずさんだりリピートしたりと、以前とは違う様子になりました。

 

せっかく娘の心の扉が開いたので、車に乗るときはスウェーデン語レッスンのCDを流すようにし、アルファベットや単語を復唱させるようにしました。

 

ですが、これで本当に娘はベラベラと話すようになれるのか、まだまだ不安でした。

 

 

先日、娘を送りに行った時に、先生に娘のスウェーデン語習得状況を相談してみたところ、下記のやりとりとなりました。

 

先生「2ヶ月でこのレベルなら全く問題ないわ。他の子供で2ヶ月経っても全然話さない子もいるんだから。あとこの先まだまだ長いんだしそんなに心配しなくていいのよ!」

 

私「でも娘は家ではスウェーデン語をほとんど話さないんですよ。このままで大丈夫か不安で…」

 

先生「今はまだスウェーデン語を発する段階にないと思います。でも私が言うことは分かっていますよ。」

 

私「え、ホントに!?」

 

そこで先生が娘に

 

「Ska vi gå ut nu?」

(Shall we go out now?)

 

と娘に問いかけたところ、

 

「Ja!」

(うん!)

 

と言いながら先生の方へ駆け寄り、先生の手を取り外へと飛び出して行きました。

 

先生は私にウィンク。

 

ほほぅ、なるほど。

 

私が後を追って外へ出ると、娘が先生に

 

「Pappa kom tillbaka här!」

(Papa comes back here!)

 

と言っているではありませんか。

 

なるほど、家では恥ずかしいのか甘えているのか、あまりスウェーデン語を発さないのですが外ではこうやって話しているわけですね。

 

なので、親と外国語を話すことは恥ずかしいことではないと教えていくことが我々の目下の課題です。

 

 

◾︎外国語習得は必ずインプットとアウトプットの適切なバランスが必要

私は以前より、外国語を習得するには適切なインプットとアウトプットの場がないとダメだと考えてきました。

 

これは今でも変わりません。

 

英語にしても他の言語にしても、テキストを読んだりCDを聞いたりだけでは話せるようになるとは思えません。

 

週に数回の英会話教室だけでは話せるようになりません。

 

少なくとも私は今までに英会話教室に通っただけで英語が話せるようになったという人に出会ったことがありません。

 

まず認識すべきは、テキストにしても英会話教室にしても、それはインプットでしかないということです。

 

同時にアウトプットの場がないと、せっかくインプットしたものが消化されずにただただ忘れられていくだけなのです。

 

子供に限らず大人が語学教育を行う場合は、このインプットとアウトプットをバランスさせなければなりません。

 

英会話教室に通うだけでは一つのサイクルが完結していないのです。

 

また、ここで言うアウトプットとは、

 

「必要性を感じ、自らその言語を発する機会が頻繁にあること」

 

と定義できます。

 

テキストやCDの学習は車で言えば教習所のようなものです。

 

英会話教室は隣に教官が乗っている状態で、仮免許のようなもの。

 

車の運転を上達させるには、マイカーを買って頻繁に運転する以外に方法はありません。

 

延々と教習所に通ったってダメなんです。

 

 

じゃーどうすれば良いか。

 

家の中で親と子供が英語で話す機会を作り、アウトプットの場とするなど方法は考えればいくらでもあるはずです。

 

テレビやYouTubeをインプットとし、親自らがアウトプットの場を提供する。

 

スウェーデンではどの家庭でも当たり前のように行われていることです。

キッズ英会話教室に通わせてる親には会ったことがありません。おそらくそういった教室は存在しないのでしょう。

 

これが外国語を習得する最も現実的かつローコストな方法だと思います。

 

親が下手くそでも一緒に上達していけばいいんです。

 

 

ではでは、また明日。