おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
昨日のストックホルム中心部で起きたテロで、沢山の方々に我々の安否を気遣っていただきました。
ありがとうございます。
一方で
"やっぱりヨーロッパは危ない!"
と思われてる方もいらっしゃるようです。
本当に危ないんですかね。
↓これは欧州でのテロで犠牲になった方の推移です。
70-80年代と比べて減少傾向にあったものの、ここ数年で急増していますね。
ですが絶対数としてはいずれの年も数百人です。
EU全体で7億人程の人口なので、数字だけ見れば欧州でテロに遭遇する確率はかなり低いと言えます。
ところで、日本では毎年3万人もの人が自殺しています。
マスコミがフランス、ドイツ、スウェーデンのテロを話題にするのでどうしても欧州は危険だという印象が根付いてしまうのでしょうけど、テロにしても自殺にしても、絶対数もしくは人口あたりの人数で見て行けば、どの国が安全で、どの国が危険なのかは少しは見えてくるのではないでしょうか。
ですが、世の中にはどこにいたって事件に遭遇する可能性があるんです。
秋葉原の歩行者天国にトラックが突っ込んできたり、霞ヶ関でサリンをばらまかれたり、カレーにヒ素が入っていたり。
完全に安全な場所などどこにもありません。
危険因子を可能な限り減らしながら楽しむ他ありません。
いや、まあ昨日の今日でストックホルムのど真ん中の大きなイベントには行く気はしませんが、ストックホルム郊外の我家周辺でのイベントに参加する分にはテロとはほぼ無縁だと思います。
我々はテロが起こりそうなところにはあまり用はなく、森や湖によく出掛けるので、遭難や水難事故の方がよほど心配です。
とにかく、日本はよその国のテロ事件をニュースとして流すよりも、自分の国の自殺を減らすことを考えるべきだと思います。
誤解のないように書きますが、社会的な問題提起をしているだけであって、我々の安否を気遣ってくれた方々には感謝しています。
さて、明日は個人売買で購入した棚を組み立てます!!
ではではまた明日。