スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

憲法22条って何?海外移住の自由が書かれている!

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

今回は憲法の話。

 

スウェーデンに来てから、今までに出会った私のような移民の国籍を列挙してみます。

(難民ではない)

 

中国

イラン

イラク

パキスタン

インド

シリア

カザフスタン

ロシア

ポーランド

ギリシャ

エストニア

ドイツ

アメリカ

ブラジル

ボリビア

コロンビア

ペルー

イギリス

タイ

イタリア

クロアチア

アルバニア

ベトナム

モンゴル

ナイジェリア

ニカラグア

フィンランド

(ちなみに、「配偶者がスウェーデン人」のパターンは挙げていません)

 

こうやって書いてみるとこの2年で色々な国籍の人達に出会ってきましたねぇ。

 

まあ色々な背景があって、ハッピーな人、そうでない人、様々です。

 

だいたいの人達がこちらでサラリーマンをやっています。

 

特にインド、パキスタンはエンジニアが多いですね。

 

彼らは難民ではなく、共通するのは私のように自分の意思でスウェーデンに来た移民です。

 

しかし、何故ここに日本がないのでしょうね。

この2年で日本人の移民には会ったことがありません。

 

ここで憲法22条に触れます。

 

日本国憲法第二十二条
①何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
②何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本国憲法第22条

 

私が思うに、憲法で保障されたこの権利をもっと行使する人が出てきてもいいんじゃないですかね…

 

「やっぱ日本が一番!」という人を否定するつもりは全くないんですけど、ちょっと外国で暮らしてみるか!というノリで海外へ移住するのが普通になってもいいと思うんですけどね。

 

まだまだ日本で一般的な終身雇用と年功序列、会社の命令で見知らぬ土地への転勤、これって憲法違反じゃないんですか。

 

ミサイルを連発してくる国があるので憲法9条も大切だと思いますけど、22条を議論すべきかと。

 

ただ、仮に憲法を修正しただけでは意味がありません。

 

社会の実態は変わらないでしょう。

 

ではどうするべきか。

 

私が政治家だったら、日本の

 

「社会↔︎会社↔︎個人」のバランスを抜本的に変え、会社に依存しない生き方

 

を提唱したいです。

 

社会の土台を根本的に変えれば、女性の社会進出やワークライフバランスも改善できるはずです。

(逆に言えば、会社と個人の関係が根本の問題。これについてはその内Forbesで記事を書こうかなと。)

 

でもそれを実現するには税率をドカンとあげて社会に依存することにしたいのですが、まあこれでは当選しないでしょうね。

 

そんなこんなで一瞬政治家にも興味が湧きましたが、結局はスウェーデン移住となりました。

 

私の場合は憲法22条の権利を行使してみたんです。

 

具体的にどうやって海外へ移住するのかは、私が去年書いたライフハッカーの記事をご覧下さい。

 

再投稿となりますが、公開から約一年が経過しましたし、新規の読者さんもおられますし、改めて紹介をさせていただきます。

家族の幸せのためにスウェーデンに移住したエンジニアが実践した「海外企業へ転職するための具体的なステップ」

https://www.lifehacker.jp/2017/04/170425_sweden_yoshizawa.html

 

※インスタやってますよ↓

 

yoshi_san_9999

 

ではでは