ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。
自己紹介はこちら↓
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2018/08/09/201519
現在、1歳3ヶ月の次女の育児休暇中(7〜10月)。
◼︎
今日で次女は1歳と丸3ヶ月!おめでとう(^^)
私は午前中まで体調不良によりグータラし、午後から復活。久々に外へ出て長女を迎えに行ったが、低血糖なのか手が震えて仕方がないので帰り際にガソリンスタンドでレッドブルとチョコを買い、糖分を補給。
17:40で太陽がこの位置…だいぶ低くなったな。最近は19:30頃に暗くなっちゃう。日が短くなってる…あ〜…
今夜の夕食はハンバーガー!B級グルメをお家で作ろう。
レタスとか玉ねぎがないのであまりカラフルではないが…欲を満たすものは並んだ!
私のスペシャルバーガー。名付けて…
「野菜なんていらねぇ!肉増しトリプルチーズベーコンエッグ照焼きバーガー」
見た目はイマイチだが超うまかった。手を汚しながら食べた。
次女もこの通り。ふざけたメシでスマン。牛皿的な食べ方が面白いな。
今夜はお仕事を少々。
11月からの復帰に備えて準備。
育児休暇中なので完全に会社・仕事から離れる権利もある。
が、仕事から離れない自由もある。
さすがに毎日出社したら育児休暇でなくなってしまうが、私は月に1〜2回、数時間ほど職場へ次女と共に出向き、プロジェクトの状況や課題を把握している。
また、iPhoneでメールは全て目を通しているが、育児休暇開始から2ヶ月半が経過し、今までに返信をしたのは2回のみ。
(随分とこじれていたので)
つまり、厳密に言えば毎日すこーしだけ働いていることになる。だが、これが育児休暇明けのスタートの助走となるわけだ。
私の場合は、ただただ育児休暇明けに浦島太郎になりたくないだけである。
私にとって、浦島太郎になることは大きなストレスだが、毎日メールを見たり時々会社に行くことは全くストレスにならない。
これは、おそらく今の仕事を楽しめているからであろう。もしくは日本人の性分!?
しかし、育児休暇中の仕事との距離感の取り方は人それぞれで、スウェーデン人の同僚に聞いた結果、育児休暇中の仕事へのスタンスとして以下の答えが返ってきた。
同僚1 (38歳男 子供2人)
一人目の時は自分も若く、キャリアが気になりメールはチェックしたし時々会議にSkypeで参加したりもしたね〜。
二人目の時は育児休暇に専念し、一度もメールを見ることはしなかったよ!
同僚2 (32歳男 子供1人 先週、育児休暇より復帰)
メールはたまーに見たけど返信はしなかったよ!せっかく同僚に引き継いだんだし、彼の面子も考慮しなきゃね!
同僚3 (38歳男 子供2人)
俺は仕事やカミさんの事情※もあって週3回出社で2日は育児休暇にしてたよ!
※奥さんは獣医で開業医。何やら育児休暇手当の受取り方で払う税金の額が変わってくるらしく、少々変則的な育児休暇の取り方になったらしい。
と、人それぞれ。
中には育児休暇中にも関わらず、毎日のようにメールを送ってくるような人もいるとか…
スウェーデン人とかドイツ人は残業をしないとか、オンとオフがはっきりしているとか、そういったコラムをよく目にするけれど、全体の傾向として日本と比較したら確かにそう言えるだけで、日本人並みに残業をしまくっている友人だっている。ただ、確かに残業ゼロでスパっと帰る人がほとんどだ。
やはり出世志向の強い人は残業をする傾向にあると感じる。これは世界中どこでも同じだと思うが。
というわけで、オフの時の仕事との距離感の取り方には個々に自由であって、決して「休暇中にメールを送信してはいけない!」※などのルールは存在しない。
※ホンダ時代は労働組合の規定で休暇中のメール送信は禁じられていた!私も何度か休暇中にメールを送信し怒られた記憶がある。その度に「別にいいじゃん」と思ったが。
そもそも休暇というのは、ストレスを発散し、リフレッシュし、万全の状態で職場へ戻ることがコンセプトである。
例えば、プロ野球のピッチャーが試合で投げた後に中4日とか5日休むのと全く一緒。
だが、サラリーマン社会では仕事から完全に離れると逆にストレスになってしまう人もいるのが事実。
別にピッチャーが休暇中にちょこっとだけキャッチボールをしたけりゃすれば良い。それで肩を壊したら本人の責任だが。
スウェーデンは良くも悪くも自己責任。自分で考えて、上手に制度を利用し、仕事やプライベートを楽しむ事が大切。
逆に自分で考えるのが苦手でルールに縛られたいような人は、スウェーデンで暮らしたら地獄のように感じるかもしれない。
今日は長くなっちゃった。
ではではまた明日。
しかし昨日も今日も風が強いな…