ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める37歳、二児の父親です。
昨日開催されたセミナーのレポートです。
昨晩は平日夜にも関わらず12名の方々にお集まりいただきました。
メインテーマは
「スウェーデン人は何故残業をしないのか〜社会・会社・個人の関係性から見るスウェーデンと日本の違い〜」
ということで、
・残業をしない
・有休休暇を取る
・病欠休暇を取る(スウェーデンでは風邪を引いても有休とならない)
・育児休暇を取る
のような各従業員が持つ権利を当たり前のように行使できる世の中の仕組みについて解説をしました。
スウェーデンではこれらの休暇を取る際に一切気まずい思いをしません。
それは事業計画として、従業員が人間らしい生活ができることを前提にして立てられているから可能なことなのです。
人間は生きていれば誰だって風邪を引きますし、幼い子供を抱えている家族は会社にいる時間が短くなって当然ですし、こういった実情に社会が適切にサポートをしてくれます。
人が一人減ったぐらいで上司や同僚がガタガタ言う職場ではそもそもの人員配置に問題があります。
サッカーや野球で言えば控えの選手がいないようなものです。
他にも様々な例を上げながら日本、スウェーデン社会の違いについて説明をしました。
私のプレゼンの後は今回日本へ一緒に旅行に来ているご近所さんにも登壇してもらいました。
実際にスウェーデンで働く夫婦がどのような働き方をしているのかを説明してもらい、その後は数多くの質問にも答えてもらいました。
子供達にも社会科見学ということで登壇の機会を与えました。
私の長女(5)とご近所さん宅の長男(6)からスウェーデンの就学前学校(幼保一体)の様子を語ってもらいました。
あっという間の2時間となりました。
次回開催は未定ですが、平日ですとなかなか参加可否が読めない方が多いようで、次回は週末にできればと思います。
■ このブログを書いている人
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これまでストックホルムにて講演やインタビュー等数多くのご協力をさせていただきました。
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【活動報告】中部経済同友会様に「スウェーデンの労働環境とその実態」のレクチャーを行いました | LIV INNOVATION
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