ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれの38歳、二児の父親です。
さてさて、私の夏休みも残すところあと1週間!来週の月曜は4週間ぶりに出社します…。
今日は子供部屋を改造する話です。これが私の夏休みの宿題。
まずは子供部屋の説明。
↓こんな部屋。四畳半ぐらいの狭い部屋です。割と片付いている時はこんな感じ。ちなみにこのIKEAのベッドは10cmほどぶった切って短縮しています。なので部屋にスッポリと収まっています。
↓別角度。窓がでっかいのが素敵。ちなみにこれは1年前の写真。次女が一歳の頃でまだ小さい!あとこの右手の茶色い棚が邪魔…狭い部屋を余計に狭くしてるかなと。
↓こちらは昨日撮影。たいていはこんな感じで色々と散らかってる。
↓もう壁に絵が直接貼ってあったり…
↓壁そのものもなんだか汚い…というわけで壁を塗ってみよう!ということに。スウェーデンでは壁を塗装するなんて序の口です。私の周りのほとんどの友人や同僚は経験があります。
将来、別荘なり新居に引越した際に壁ぐらい塗れないとスウェーデンではやっていけないんですよ…
ということで私もやってみようというのが動機です。
↓とりあえず部屋を空っぽにするのに2日かかりました。チンタラやりましたからね。
↓床も貼り替えるのでこの木の板を外します。スウェーデン語でListと言います。日本語ではなんて言うんだろ。これを外します。ネジを緩めて…
↓マイナスドライバーでグイッと引っ張れれば取れます。Listは再利用しても良いのですが壁も床も綺麗なのにここだけ中古はどうなのかなぁ。でも新品だと切る出番が増えるので迷いどころ。
取れた後はこんな感じ。剥がれた壁紙と塗料から歴代オーナーが何色に塗ってきたがわかります。どうやら三層になっているようです。
↓下のペロンとなった部分を剥がします。
この後はSpackel(スウェーデン語です)というセメント?のようなものを塗らないといけません。
↓の画像は拾い物ですが、Spackelとはこんなヤツ。ちなみに動詞もあってSpackelする=Spacklaとなります。
で、この作業をやる前に壁の凸凹を平らにしておかないといけないんです。
凹んでいる部分は後からSpackelで容易に盛ることができますが、凸の部分があるとシンドイんです。
以下、色々ある凸の除去方法。
↓コンクリートにネジを締める場合はこうしたプラスチックのインサートが必要。これらを平らにしないといけない。
↓凸を平らににしていくツール。なんて言うのかは不明。友人の借り物。刃の切れ味が良くないので買いに行かないと。
↓これをこうして壁に押し当てて何度もスライドさせます。
↓削り終えた後。とにかく凸が無くなればいいのです。
↓壁紙の場合は、壁紙同士が重なっている部分が凸になっているのでここを削って凹にしていきます。
↓削った後。これは子供でもできるほど簡単。
ちなみに、なるべくこれらの工程一つ一つを子供に見せています。可能てあれば体験させておきます。スウェーデンの子供達はこうして親が家をメンテ・リノベしていくのを幼い頃から目の当たりにしているので大人になった時に家のことを自分でやることに抵抗がありません。
彼らは親から家のことを学びます。私は友達とYouTubeとホームセンターの店員さんから教わってますw
↓本日はここまで。子供達が寝た後に作業を進めるのですが、あまり進め過ぎると教育の機会を失うので…。
別に夏休みである今週中に何がなんでも終わらせる必要はなく、焦らずのんびりとやっていきます。
焦るとその分質が落ちますからね。
さてさて、次工程はいよいよSpackelです!楽しそう。
ではでは
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