スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

Gamla Uppsala観光の巻

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれの38歳、二児の父親です。

 

 

今日も昨日に引き続きただの雑談です。また、ちょっとネガティブ?な内容です。

 

本日はストックホルムから北へ70kmほどにあるUppsalaへ観光。スウェーデン第四の都市なのでそれなりに大きい街で、Uppsala大学という大きな名門大学があり、学生の街としても有名です。日本からの留学生もいます。

 

本来であれば、日本に住んでいるスウェーデン人の友人とUppsalaで会うはずだったのですが、先方から誘ってきたのに数日前から連絡が途切れ途切れ…

結局今日も我々家族がUppsalaに着いたら

「ごめん、やっぱ今日ムリ」

と、案の定のドタキャン。

 

この方、スウェーデンに帰ってくる度にこうして連絡をくれるんですけどね、この3年で結局一度も会ったことがありません!笑笑

 

他のスウェーデン人の友人はこんなことないですよ。我々日本人と同じ感覚で前もって予定を立てて、余程のことがない限りその通りになります。

 

なんなんだろな…たまにいるんですよ、こういう謎な人。国籍問わず存在する人種だと思うんですが、スウェーデンはちょっとこの割合が高いかなぁと思う時があります。

 

まぁ、ですが、彼もきっとダルかったのでしょう。そういう時もありますよ。分かります。でも日本人なら無理してでも約束を守る為に行きますよねぇ…。これはこれでどうなんでしょうね、気乗りしないのに約束したからとその義理を果たす為だけに来られるのもなんだかなぁ。

 

まぁとにかく、ドタキャンを想定していたので予めプランを立てておきました。それは前から気になっていたGamla Uppsala(Uppsala旧市街)へ行くことです。

 

Gamla Uppsala博物館とその一体を目指し自宅を出発。40分ほどで着きました。

 

到着後、まずはカフェで腹ごしらえ。そして博物館へ。大人80kr(1000円ぐらい)で、子供は18歳未満無料。

 

 

↓博物館に入ってすぐ鉄仮面があったので長女が被ってみることに。

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↓妻も鉄仮面。ドラクエの装備であったよな。妻の感想「重いのと中の革が臭い」。
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博物館はこれまでのGamla Uppsalaの歴史や、敷地内にあるHögarna(古墳のようなヤツ)についての展示や説明があり、この地が何なのかが何となく分かりました。

 

細かい質問を学芸員さんにアレコレとさせてもらい博物館は小一時間で終了。

 

↓続いてお外。この山は1000年以上前(だったはず)に作られた山で、要はお墓。偉くなるほどサイズも大きい。つまり日本の古墳ってこと。どの国の人も考えることはだいたい一緒。
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↓反対側の景色はこんな感じ。山の上から見たかったが登るのは現在禁止されている。観光客が登り過ぎた為に山が禿げてしまい、雨水が内部に浸透しやすくなっている為だそうで。草が生えるまで待つそうです。それでもちらほら登っている人を見かけました。この緩さがスウェーデン。
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↓自転車やランニングを楽しんでいる人が目立ちました。確かに、ここを走るのは気持ちいいだろな。遠くにUppsala中心部が見えます。車で10分ぐらいの距離。
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↓そうそう、最初に寄ったカフェで食べたのがコレ。Liverpastej。スウェーデンの定番料理というか軽食の一つ。スウェーデンへ観光へ行く方は是非!レバーペーストです。
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博物館と山の周りを一周ぐるりと散歩して3時間ほど過ごし帰宅。

 

帰りは土砂降りの中、高速道路に乗りましたが、さすがAudi A6。抜群の安定感。もう最高です、この車。乗るたびにニヤけてしまう。

 

↓唐突ですが、Facebookからよく来る通知。

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思えば、結婚してからのこの7年間で5回も引越しました。長女が産まれてから一生懸命に幸せ探しをしたということにしています。まぁ嘘ではないです。

特に3回目の引越しは東京で買った新築マンションへの入居時でしたが、これを1年も経たずに売却することになるとは当時思ってもみなかったですね。

現在の家は2年半ほど住んでおり、この7年間で最も長い期間住んでおります!!やっと納得のいく生き方が定まり、同時に安住の地を手に入れたと言えます。

 

(ここからは私の主観です。ホリエモン、ひろゆき、箕輪厚介等のインフルエンサーさんらと同じ考え方だと思いますが。)

 

仕事もそうですが、一発目に選んだものってそれが本当に正解かどうかは分からないものですよね。世の中には新卒で入った会社を定年まで辞めず、また新居を購入してそこから一度も引っ越さない人も沢山いますが。

 

私の場合は結婚をしてからの7年間で転職を2回、マイホーム購入を2回、終まいには海外移住とかなりドラスティックに自分と家族の人生を見直し、その都度修正をしてきました。

その結果、「よしよし、これが我家の幸せである!」と一点の曇り無く考えられるようになりました。

 

人生って見直しをしてアップデートの連続だと思うんですよ。もちろんそうしない人を否定するつもりはないですけどね、ただ不思議です。

本当に一発目に選んだ物が正解なのか…。

 

本当にその会社で良いのか。

 

本当にその職業で良いのか。

 

本当にその地で暮らしたいのか。

 

日本のサラリーマンはもう少し自分を疑ってみてもいいのではないでしょうか。

 

自分に正直になり、自分自身を見つめ直し、あれこれ試している内に正解が見つかるものだと、私は確信しております。

 

異論は認めます。

 

ですが、現在の私の交友関係を見渡すと、終身雇用や年功序列を崇拝している人とは縁が切れていますね…。もはや別次元の人達に見えてしまいますし、根本的なところで価値観が全く異なるので文字通りお話にならないんですよ。

 

特にホンダの元同期なんかと会った時に彼らから言われるのは、

 

「なんで辞めちゃったの?」

 

です。それに対して私はこう言います。

 

「え、なんでまだ働いてんの?一度きりの人生なんだし他も見てみたら?」

 

そうすると決まってコレ。

 

「こんなにいい会社、他に無いぞ」

 

なので私は

 

「いやいや、1社しか勤めていない人に言われても説得力ゼロだよ〜。俺は今3社目だから相対評価で語れるけどね。完璧な会社なんてどこにもないさ。あ、そう言えば俺この前起業してさ…」

 

と、この辺りでもう物別れです。

価値観が違い過ぎるので、私のことを異端児として扱い脳内から消し去ることで解決したことにしているのでしょう。

 

彼らと飲んでも仕事や上司の愚痴ばかり。私はもうホンダを去って6年近く経つんですがね、彼らの話がアップデートされないんですよ。登場人物が一緒で愚痴の内容もいつも通り。

 

こちとら「3つ目の言語を学んでる」とか「でっかいアウディ買った」とか「スウェーデンってこうなんだ」とか色々と刺激のあるアップデートをしていると思うのですが。

 

さてさて、愚痴はこの辺にしておきましょう。

 

冒頭に雑談ですと書いておきながらめんどくさい話になっちゃいましたね、あはは。

 

さてさて、明日は放課後に長女のスケート教室。スケートを新調したのでどんなもんか今から楽しみです。今までのスケートは安物でサイズがブカブカで刃も長過ぎたんですよ。明日、突然上達しないかなと、本人よりも親がワクワクしちゃってます。

 

レッスン後はスケートクラブの保護者会です。高速のスウェーデン語となりますが、まあ何とかなります。

 

ではでは。

 

 

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日本テレビに出演し、スウェーデンのキャッシュレス社会について解説しました | LIV INNOVATION

【活動報告】川崎重工様のスウェーデン視察をサポートしました | LIV INNOVATION

【活動報告】NTTデータ経営研究所様より「キャッシュレス社会」について取材を受けました | LIV INNOVATION

【活動報告】中部経済同友会様に「スウェーデンの労働環境とその実態」のレクチャーを行いました | LIV INNOVATION

 

 

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