スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

スウェーデン語の語学学校 続編

 

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写真は湖のスケートセット。

あまりにも楽しいので買ってしまいました。全部で3000krほど。4-5万円ってとこですかね。

 

スキーのストックのようなものも使います。

他のアイテムは誰かが氷が割れて落ちた時に引っ張り上げるロープ(赤い袋のeverestと書いてあるやつ)とか、自分が落ちた時の為のアイスピックなどなどが必須アイテムです。

 

落ちるとこうなります。

※画像は拾い物(いつか自分の写真を公開したい!)

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筋肉が硬直するまでに10分の猶予があるんですって。

這い上がってからいよいよヤバくなるまでは1時間ほど猶予があるんですっって。

 

 

今まではスケートはレンタルで済ませていましたが大規模な投資に踏み切りました!

(安全装備は周りに人がいたのでヨシとしてました。他力本願。)

 

週末に隣の55歳の同僚と湖を滑ってくる予定です。でも氷が少し溶けていてコンディションは先週ほど完璧ではないんです。思いっきり冷えて欲しい。真冬にこんな風に思ったのは初めてです!笑

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靴への刃の組付けも完了。刃渡り40cm!!

刃は日本製だそうです。取説にデカデカと書いてありました。

すごいですね、さすがMade in Japan。

 

 

 

さてさて、本題です。

語学学校に通い始めて早3週間、週に2回の夜間クラスをかれこれ6回通った訳ですが、振り返ると色々と不思議なことが起きていたので書き留めておきます。

 

初回の授業で気になった黙っていられない人、スマホをピコピコいじるヤツ、こういった人たちが見事にいなくなりました。どういうわけか4回目ぐらい辺りから来なくなったのです。ヤッタ!

 

4回目、つまり2週目の終わり時点で、当初15-6人いた生徒は約半分になっていました。

オイオイやる気ねーなー。ナメてんなー。

 

これ、授業料かかってないんですよ。本来払うべき授業料は税金から出ているんですよ。

だからこれは一種の社会保障なので自分から申し込んでおいて、ちょっと行っただけでやっぱりいいやってのはスウェーデン社会に対して極めて失礼な態度ですよね。(何か特別な理由があるならともかく)

 

もしかしたら導入クラスはもはや十分と判断して別のクラスに移ったとか・・・?

いやいや、そんなはずはない。彼らは明らかに私よりかは分かっていなかったはずだ。

 

なので4回目の時点で熱心な人しか残っていなかったので、とても学びやすい環境でした。

ところが、翌週の5回目にまたゴソっと人が増えたんです。10人ぐらいですかね、増えたのが。

なのでまた初回のように15人程になり、終始ザワつく感じになってしまいました。

 

要はこれ脱落者が出た分の空いた枠に新しい人たちが入ってきたってだけなんですね。

そういえば私も語学学校を申し込んでから1ヶ月以上待った記憶があります。

 

何だかサバイバルゲームのようです。導入クラスに耐えられるのはざっと50%ってことなんですかね。

 

 

まぁ脱落者のことはさておき、私は来週一杯導入クラスに通ったら、その翌週からは本来のクラスに合流するようです。

で、この本来のクラスというのが色々とあって、以下の要素で振り分けられます。

・母国でどんな教育を受けてきたか(高卒とか大卒とか、はたまた学校に行ったことすらないとか)

・英語がどれぐらい話せるか(スウェーデン語と英語は親戚みたいなものなので)

 

私は日本で大学も出ていますし、英語もまぁ問題がないのでそういう人たちが集うクラスに入れてもらえるようです。でもこれ自己申告なんですよね。特に学校側は学歴も英語もどれだけ話せるのかも調べません。

 

同じ導入クラスのKさんは、お世辞にも英語がきちんと話せないので来週でお別れかーなんて思っていたら、その後も私と同じクラスになるそうです・・・。あれれ。。。

 

日本人って何でも控え目に物事を表現するじゃないですか。

でもKさんって「私は英語は大丈夫だからぁ~」ってサラって言うんですよ。

オイオイオイ!お前そのレベルで!?って思いましたよ。

 

なんと言うか、外国人の自分への過大評価ってすごいですよね・・・。

(注:スウェーデン人やドイツ人はこんな感じではないです)

 

でもこの精神性ってこういう環境でたくましく生きていくのに必要なことだと思います。Kさんは熱心だし、同じクラスでもまぁ良いかなと思います。

 

多分一般的な日本人だったら、正直に”私英語ができないんで”と申告してしまい、下のクラスに割り振られてしまうんだと思います。

でもそこだと勉強の仕方を知らない人たちと共に時間を過ごさないといけなくなります。ペンを盗られちゃったり、発言をさえぎられたりと散々な思いをすることでしょう。

勉強どころじゃないと思います。

 

Kさんは勉強をするのに相応しい環境が欲しかったのかもしれません。

 

こんな地球の裏側で腰を低くしてかしこまっていても何の得も無いんだなと感じました。

なのでKさんの英語が”大丈夫”だとするならば、私の英語はもはや”完璧”です。そういう風に思うようにしました。

ところで、Kさん、ギリシャから来たと言っていたのに、よくよく聞いたら隣のアルバニアという国から来たらしい。

でもアルバニアは誰も分かってくれなくて面倒だからギリシャって言っちゃうんだって!なんだよそれ!

まぁ俺もこの人に会うまではアルバニアって国がどこにあるか全く見当が付かなかったけど・・・。

 

ありがとうKさん。

 

いつか行ってみるよ、アルバニア。

 

ってな感じで楽しく学んでおります。2時間半があっという間に過ぎていきます。

導入クラスが終わり、本来のクラスに合流したらまた色んな印象を抱くでしょうからまたアップデートします。

 

それではまた。

 

※授業でノートを取るのが久しぶり過ぎて楽しい。吹出しが面白いと思います。

・となりのラテン女がセクシーすぎる

・後ろのポーランドの子がかわいい

とかとか。後から読み返したときに笑えます。

そうそう、時計の読み方が超難しい。。。例えば12:25のことを、「Fem i halv ett」と言いますが、直訳すると「13時まであと30分の5分前」という意味です・・・。

 

スウェーデン語で待合せの約束をしたら絶対に会えない自身有り。

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