スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

長女のフィギュアスケート発表会 スウェーデンで習い事

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。

 

一昨日の日曜日の話です。

 

まずは本題の前に…初めて都心の湖にスケートに行ってみました。

 

Södermalm島の南側にあるÅrstavikenという湖です。

 

↓こんな感じ。でっかい橋。

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↓ビルも沢山。あれ、なんか氷が変だな。これは船が通過する為に砕いた後にまた固まったんです。

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↓自撮り。首元にぶら下げているのはアイスピックで、氷が割れて落ちた時にこれを使って這い上がります。

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↓あれ、人がいる!大丈夫なんだ!?

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↓お、この人も。

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↓よく見たら黒いところもかなり分厚い氷ですね。掘ってみたら7〜8cmありました。なんだ、全然平気じゃん。

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↓こんなところもありました。

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いつもと違って都心の湖も素敵でした。来年また来よう。今週末はもう氷が溶けちゃって多分無理じゃないかなー…

 

さて、本題。

 

一昨日の日曜日は夕方から長女のフィギュアスケート発表会でした。

 

ちなみにフィギュアスケートはスウェーデン語でKonståkning(コンストオァクニング)といいます。

Konst=art=芸術

Åkning=滑る(乗り物に乗るetc)

 

発表会はuppvisningといいます。

 

今年の1月から約3ヶ月半ほど、週に2回のスケート教室に通った集大成の発表会でした。

 

ご近所のスウェーデン夫婦と、いつも仲良くしている長女と同い年の子がいるスウェーデンファミリーも観にきてくれました。

 

優しいなぁ、みんな…泣

 

 

しかし、私と妻の方が緊張しましたよ…

 

長女にとって初めての習い事ですし、大勢の人の前で何かをするのも初めてですので、色々と学んでくれればなぁと思ってました。

 

↓いよいよ発表の時!ABBAのMoney money moneyに合わせて滑っております。一番チビなので先頭。かつゆっくりなので先生が隣です。

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↓滑りながら前に屈むポーズ。Köttbullarというそうです。ミートボールという意味です。

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↓なんとか輪を乱すことなくちゃんと滑り切ってくれました。

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↓最後に表彰式。まぁ参加賞と言った方がいいかな。

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終わった後に話を聞いたらかなりご満悦。

 

緊張はしなかったようで、それよりも大勢の人の前で目立つことができて嬉しかったとのこと…

 

私も大勢の前に出ても割と平気なので遺伝でしょうかね。

 

しかし、良い習い事でした。来年もまたやろうと思います。

 

春から何しようかな。

 

こちらには部活的なものが無くて、習い事やスポーツは飽くまで楽しむ為にやってる感じです。

 

いや、中にはそりゃスパルタ系もありますよ。ただ一般的ではないです。

 

例えばサッカーのクラブに入ったとしましょう。こちらではどんなに下手くそでも必ず試合に出ます。みんなが平等にピッチに立ちます。

 

私も小学生の頃からサッカー部だったのですが、入部と同時に同学年の新入部員が集められ、上手い方と下手な方のAチームとBチームとに分けられました。

 

まあ人数が多いとか色々理由はあると思うんですけどね、どうなんでしょうね…プロの選手でも目指すのであれば理解できますが。

 

ちなみに私はAチームの最後の一人でした。Aチームだけでも11人以上いたので、よほどのことがない限り試合に出られないことをすぐに悟りました。

 

本当はAチームのレギュラーをやりたかったんです。でも序列的に厳しい。じゃあBチームへ移籍するかと言ったらそれは嫌だ。

(思い出した!AチームがファイターズでBチームがキッカーズだ。)

 

で、誰もやりたがらなかったゴールキーパーを志願し、何とかAチームのレギュラーの座を勝ち取ったわけです。

 

これ、当時小学校3年、9歳の時の選択なんです。

頑張って練習してフィールドプレーヤーになろう!と言うよりはキーパーでいいから楽してレギュラーになりたい、ということですね。

 

当時、栃木県宇都宮市に住んでいたのですが、私の学校のAチームは宇都宮市内では常に優勝争いをする競合で、5年生の時は県大会で3位にもなったほどです。いや、4位だったか?とにかく準決勝まで行ったんです。

 

私がPKを止められなかったが故に敗退したのを今でも覚えています。

 

じゃあ4位か。

 

しかし、このチームでゴールキーパーとしてフル出場できたのは結果としてとても良い経験になりました。

 

ただ、その裏で副ゴールキーパーがずーっとベンチにいたんですよね…彼はどんな思いで試合を観ていたのかな…

 

キッカーズはいつも振るわない結果だったし…彼らは楽しかったのかな。

 

と、長女のスケートを見ながら私の過去を振り返っていました。

 

スウェーデンには子供の内から競争をさせるという文化ではありません。

 

自分のペースで楽しくやればいいじゃん!?と言った具合です。

 

んー、いいのかな。

 

これじゃ根性が養われないよなー。

 

すげー上手いヤツとか全然伸びないよなー。

 

でも私の小学生時代のように全員坊主頭で、序列がはっきりしていてっていうのもやり過ぎだよなー。

 

と、今回はまとまりがありませんが、お終い!

 

ではでは。