ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、36歳、二児の父親です。
ストックホルムは昨日も今日も快晴。気温26℃、湿度35%程。ちょっと汗ばむ程度。これ以上暑くなることはほとんどない。
スウェーデンへ移住してきて約2年間、日本社会の為になればとの思いで、メディアを通じてスウェーデン社会について執筆をした記事が10本、ブログはこれまで122本の記事を書いてきました。
現時点で私が発信できる内容はもはやほとんどなくなってきたと感じております。
「スウェーデン寒い!」とか「このカフェお洒落〜♫」みたいのだったらいくらでも書けますけど…
一応社会派ブログといいますか、それなりのメッセージを込めて書いてきたつもりです。
ただ、移住してまだたった2年です。今後、永住権を取得し、スウェーデン国籍を取得する予定です。
その頃にはまた違った景色が見えているでしょうし、日本社会も少し変わっているかもしれません。
(永住権はあと2年、国籍は永住権取得から更に1年で申請が可能)
というわけで、今後はスウェーデン社会へ貢献すべく、スウェーデン語のブログを立ち上げました。
まだまだかなり拙いレベルのスウェーデン語ですが、何を言いたいかぐらいは伝わるレベルにはなってきたかと思います。
スウェーデンに限らず、日本製品は世界中で評判が良く、それらを製造するヒトや国へのイメージは概ねポジティブです。
例えば、特に自動車産業では、世界中の会社でトヨタ生産方式を参考に業務の効率化やカイゼン活動が行われています。
但し、例えばスウェーデンの会社がトヨタのやり方をそのままコピー → ペーストしようとしてもそううまくはいきません。
ワードやエクセルで言う、貼り付ける時に警告文が出る感じです。
この警告文を解説し、適切な「形式を選択して貼付」をスウェーデン社会全体へ推奨するのが私が貢献できることなのかなと思います。
終身雇用、年功序列が前提の日本の会社とコロコロと人が入れ替わるスウェーデンの会社ではそもそもの土台が根本的に異なります。
異なる土台に、良しとされているシステムをどのように導入(コピー)し、定着(ペースト)させるのか、これが難しいわけです。
こんな内容をスウェーデン語のブログに書いていこうかなと思います。
ホント、スウェーデンの人達にとって日本って未知の国なんですよ。
とはいえ、こちらの日本語のブログも時々更新しますので引き続きよろしくお願いします。
もはや単なる日記と化しましたが…。
ではでは。