ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業 LIV INNOVATION (https://liv-i.se)の代表を務める37歳、二児の父親です。
本日はボルボ本社へ出張。工場へ入る時はこの格好。顔がパンパンだな、私…
今週はタイトルの通り、
月曜→長女発熱(多分インフルエンザだがこちらの人達は誰も騒がない)
火曜→長女まだ発熱
水曜→長女だいぶ熱下がる→翌日出張予定の同僚が体調崩して私が代打を務めることに→妻、外せない用事があり私が午後から在宅勤務
木曜→長女熱はないがまだダルく今日もお休み→私は日帰りでボルボ本社へ出張
金曜→次女発熱→私在宅勤務
月曜から木曜は妻に学校を休んでもらい、ワンオペ育児を押し付けてしまいました。
子供の体調が悪く親が家に居る必要がある場合は、当然会社を休むことになります。
ですが、有給休暇にはなりません。
スウェーデンではVAB(Vård Av Barn = Care of
child)というものがあり、会社を休んで給料が減っても社会保険庁から給付金がもらえます。
所得のレベルに応じてもらえる額は異なりますが、私の場合は80%ほどがもらえます。
自分本人が体調不良の時も同様で有給休暇を使う必要はありません。
有給休暇は楽しく過ごしてリフレッシュすることが目的ですからね。
インフルエンザで寝込んで有給休暇を消化することになったら暴動が起きるでしょうw
さてさて、今回、私が在宅していた期間は子供の面倒を見つつ働いていたので労働時間として計上しました。余りにも忙しいので…
ですがVABにして働かない権利だってあります。
また、VABは25%、50%、75%、100%と給付金をもらえる割合を申請できます。
例えば半日出社し、あとは家で子供といたとすると50%の申請となります。
まぁこんな感じで素晴らしい制度が整っています。
子供を就学前学校に通わせているのにVABは申請してはいけません。
仮に申請したとして、社会保険庁にそれがバレたら何らかのペナルティが下るのでは。
私はまともなモラルを備えているはずなので、こんなことはしませんが。
ただ子供が健康なのに、仮病で家にいさせ、VABを申請することは可能でしょう。
よほど仕事に行くのが嫌だったらこういうことをやる人もいるかもしれませんね。
ただ、基本的に働くのは楽しいことのはずなので普通はこんなことはしないでしょう。
こんな制度を導入しようもしたら日本では「悪用されたらどーするんだ!」と言い出す人が続出して結局実現できないんでしょうね。
働き方改革で最も重要なのは「信頼」だと思っています。
さてさて、本日はこの辺で。
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