スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

スウェーデンに移住してから会社に行くのが楽しくなった

ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれの38歳、二児の父親です。

 

f:id:sverigeyoshi:20190924033142j:image

 

サザエさん症候群ていうんですかね、日曜夕方になると憂鬱になるヤツ。

 

スウェーデンに移住してからコレが無くなりました。何なら日曜の午後辺りから早く仕事をしたくなってうずうずしちゃうぐらいです。

 



 

さて、上記ツイートのように、私が勤める会社では、

・気難しいヤツがいない

・お局様もいない

・怒っちゃうヤツがいない

・ヘソを曲げるヤツがいない

・パワハラ無し

・セクハラ無し

・他人の粗探しをするヤツがいない

 

まあ主観たっぷりなわけですけど、本当にこういう面倒くさい人達がいないんです。

 

何故でしょう?

 

私の主観で無理矢理結論付けてみます。

 

結論は簡単です。それは、

 

「ストレスフリー社会だから」

 

の一言かなと。

 

 

 

まず、会社では印鑑をココに押せ、あそこに押せ、みたいな時代遅れなことがないですし、課長→部長→役員のサイン巡りとかないですし、謎のしきたりとかないですし、とにかく普段働いていて"ムカつくぅ!"と感じる機会が少ないんです。いや、ゼロかもしれません。

(私の場合ですよ)

 

プライベートでもそうです。行政手続きにおいても印鑑のような面倒なプロセスはありません。都心へ行っても渋滞もほとんどないですし、普通に生きていてなかなか"ムカつくぅ!"と思うことがないんです。特にドライブ中に悪態をついたり舌打ちしたりが無くなりましたね。

(私の場合ですからね)

 

そして!ここからがポイントです。

 

スウェーデンの中産階級は別荘やボートを持っていたりして、彼らの週末はそれはそれはもう加山雄三並みの人もいます。

もちろん全員がこんな優雅ではありませんが、多くの人が何かしらの趣味は持っています。

また、家族や恋人との時間をものすごく大切にしており、週末にしっかりと充電をしてくるイメージです。

 

また、ストックホルムは首都とはいえ森や湖に囲まれており、ブルーベリーを摘んだりキノコを採ったりと自然と共に生きることが可能です。

 

もちろん、ネガティブな点もあります。日本と比べれば電車は遅れる傾向にあるし、諸々の点でキッチリしていないことが散見されますが、みなさんそこに目くじらを立てないのです。

 

それは別荘があったりボートがあったり森に行って遊んだり湖で楽しんだり、はたまた趣味があったりと、彼らは会社以外に生き甲斐を感じる場所を確保できているからではないかと。

 

なので多少のことがあっても腹を立てませんし、とにかく穏便に物事を解決しようと試みます。

 

私は日本にいた頃に時々上司や先輩に怒鳴られたり机を蹴られたりと苦い思い出がありますが、こちらではこんなことがなくなってもう本当に天国にいるような気分です。

 

まあ今時怒鳴ったり机を蹴るヤツなんて日本にだってなかなかいないと思いますけどね。

 

とにかく、こちらにきて公私ともに「おや?」と思うことが激減しました。これがストレスフリーライフに繋がっているのだと思います。

 

また、スウェーデンでは終身雇用や年功序列、退職金制度が存在しないので、従業員が会社へ依存する必要もありません。

ムカついたらすぐに辞めて転職が可能な世の中となっているので、自分の意思に反して会社に居座り続け、やがて他人へ意地悪をすることが生き甲斐になってしまうことにはならないのかなと思います。

 

詳しくはこちらの記事で書いてます。

スウェーデンの会社に退職金も手当も存在しない理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

f:id:sverigeyoshi:20190924033217j:image

今朝は起きたら1.2℃!ヒィィッ!スウェーデンの家はどこでもポカポカなので温度計を見るまで外がどれだけ寒いのかが全く分からないのです。


f:id:sverigeyoshi:20190924033221j:image

1.2℃の時、外はこんな感じ。まもなく葉っぱが一気に散っていきます…

 

ではでは。

 

■ このブログを書いている人

自己紹介 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

 

 

■ 日系企業・大学によるスウェーデン現地視察・リサーチをお考えの方へ

これまでストックホルムにて講演やインタビュー等数多くのご協力をさせていただきました。

取材等のご相談はお気軽に tomoya.yoshizawa@liv-i.se までご連絡下さい。

(私からの返信が迷惑メールに分類される場合がございますので、メール送信後数日経過しても返信が無い場合は迷惑メールやスパム、Junkフォルダ等をご確認下さい)

 

ご協力の一例

日本テレビに出演し、スウェーデンのキャッシュレス社会について解説しました | LIV INNOVATION

【活動報告】川崎重工様のスウェーデン視察をサポートしました | LIV INNOVATION

【活動報告】NTTデータ経営研究所様より「キャッシュレス社会」について取材を受けました | LIV INNOVATION

【活動報告】中部経済同友会様に「スウェーデンの労働環境とその実態」のレクチャーを行いました | LIV INNOVATION

 

 

■スウェーデン移住にご興味があるお方 

お問合せはこちらをご覧になってからどうぞ。

〜本ブログについて〜 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

 

 

あなたのスウェーデンへの移住を実現させます

LIV INNOVATION