スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

今年ドはまりしたキャンプ | キャンプ関連で40万円の出費 | 幸福度と政治の話

今年は春にけっこう大きな投資をし、キャンプ用品一式を揃えました。4月から9月までの半年間、毎月キャンプへ出かけました。コロナで海外旅行も行けないし、でも家に閉じこもってても気が狂うので「そうだ!キャンプだ!」というのがきっかけ。

 

ふと、何にいくらかかったのか気になってきたので、カードの利用履歴から思い出せる範囲で書いてみます。記事中の1スウェーデンクローナ(kr)=12円で計算しています。

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我家から30分のお気に入りのキャンプ場。一泊200kr=2400円なのでお手頃。

まずはテント(右)。Quenchaというブランドのエアフレームのテント。StockholmのSolnaにあるMall of Scandinavia内Decathlonにて4000kr(48000円)で購入。我家で第2テントと呼んでいる左側のテントは6月下旬に購入。6月のキャンプ時に日差しがあまりにも強烈で日よけが必要となり、タープと迷ったが1299kr(15600円)と割とお手頃だったのでこちらを購入。夜はけっこう冷えるので密閉できるタイプにした。キャンプ以外にも使えるので非常に便利。

 

 

 

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第2テントの中身。諸々をDecathlonで購入。

キッチンテーブルやダイニングテーブルは第1テントと同時に購入。↓の折り畳みベッドと合わせて1700kr(20400円)ほど。

 

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この折り畳みベッドは優れもの。下に収納スペースができるからだ。しかしその分保温性に劣るので夜中は寝ていて寒くなることも。

ベッドや寝袋は奥が深い。5月、6月のキャンプでは、夜中は冷えたが明け方の日差しで暑くなり汗だくになった。7月のキャンプでは木に囲まれた場所にテントを貼ったので明け方も寒かった。当然だがキャンプにおいて日当たりは睡眠の快適性に直結するので超重要。

 

その他のDecathlonでの出費を振り返ると以下の通り。

 

9/16 896kr 11000円 子供達の寝袋x2

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秋のキャンプに備えて快適ゾーンが6℃のものを購入。9月中旬で夜中に2℃まで下がったが子供たちは快適にスヤスヤ。

 

9/1 129kr 1500円 第2テント用日除け用の棒

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この棒二本が何故か別売り。

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第2テントからの眺め。



 

7/7 1299 15600円 第2テント

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長女の誕生会での様子。キャンプ以外にも使えて便利。この後通り雨が降ったので大活躍だった。

7/7 462kr 5500円 子供達のサンダル 他

 

7/6 1593kr 19000円 ポータブル冷蔵庫、アダプター

 

5/29 645kr 7700円 大人用椅子x2、第1テント内のマット

 

5/13 1362kr 16000円 鍋・フライパンのセット、5cm程のエアマット

 

4/14 5742 68900円 第1テント、折り畳みベッド、キッチンテーブル、ダイニングテーブル、大人用寝袋x1、子供用寝袋x1

 

Decathlonへの出費は合計12128SEK 約14.5万円!

ロイヤルカスタマーじゃないか・・・

 

他にも今年の大きな出費と言えば・・・

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念願の箱をゲット!

7月上旬に車の屋根の上に付ける箱を購入。4~6月のキャンプで積載量に限界を感じ、今後スキー等にも使えるので思い切って購入。これは10000kr(12万円)もした。 高い・・・

詳細は↓記事にて。

sverigeyoshi.hatenablog.com

 

 

 

今年のハイライトは何と言っても7月のGotlandでのキャンプです。もう最高でした。来年も同じところへ行こうかと今から家族で検討中です。

 

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森の中でキャンプ!

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テントから素敵な砂浜まで徒歩3分の距離だったので最高でした。

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キャンプ場から車で20分ほどにあるGotlandの中心街Visbyは素敵な旧市街。

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魔女の宅急便の舞台にもなった街。ちなみにこちらはグーチョキパン店のモデルとなったお店。

 

フェリーの旅、テント設営の様子やVisbyの街並みはこちらの動画をご覧ください。マジでホンワカします。

 

 

ブログも書いてますよ。

sverigeyoshi.hatenablog.com

 

7泊8日の Gotoland旅行は、フェリーとキャンプ場合わせて6477kr(7.8万円)でした。また、現地ではほぼ自炊だったものの、観光等で多少お金を使ったのでこの旅行ではトータルで

10万円ほど、8300krぐらい使ったのではないかと思います。

 

さぁ、そして11月となりさすがに夏用テントではキャンプに行けなくなりましたが、アウトドアライフは諦めていません!

 

こんなものを購入。

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念願のダッチオーブン!ブラックフライデーでちょっと安かった。

ダッチオーブンは596kr(7000円少々)。下のかさ上げ用の台が199kr(2400円)。

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蓋を開けるとこんな感じ。しかし重たい!蓋と合わせて8kgもあるので空っぽでも持ち上げるのに一苦労。

 

ちなみにこちらは鋳鉄製なのでマメなお手入れが必要です。まぁ、このお手入れがしたくて買ったので私には全く苦ではございません。何年も、何十年も使って親子代々継いでいけたら最高です。

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早速使ってみた。下の焚き火台はホームセンターで899kr(10800円)にて購入。

 ダッチオーブン初回の模様は↓の動画にて。YouTubeを始めて1年少々経過しますが、これまでで一番美しい絵が撮れたと思います。iPhone11Proを使っていますが、焚き火の映像がめちゃくちゃ綺麗に撮れることに気付きました!

 

 さてさて、他にも計上されていない出費がけっこうありますが、これまでのキャンプに必要な装備と旅費を合計すると・・・

 

31233kr=37.4万円!!

 

ヒィィィ!

いきなりテントやその他もろもろを購入し、ドキドキで4月のキャンプに臨みましたが、子供達も妻からも好評を得たのでその後投資を重ねてついに40万円弱も使ってしまった・・・。

 

普段から北欧は

 

「税金高いが自然が身近でお金を使わない。そもそも幸福度はお金からは得られない。大切なのは時間だ。」

 

と主張し続けてきましたが、今年はかなり金使ってますね!笑

ですがこれは全て初期の投資です。家族みんなでキャンプにドはまりしたので来年以降も何度もキャンプへ行くことで回収していきます!

 

まぁ今年はコロナで日本への旅行も行けなかったですからね。毎年家族で日本へ行くと飛行機代だけで30万ぐらい(もっとか!?)しますし、日本滞在時は財布のひもが緩みっぱなしになるので旅費と合わせて40万円どころの出費ではありません。

 

というわけで例年よりも娯楽費としては抑えられていますね。日本への旅費を見事キャンプに回したということです。

 

貯金をするべきだって?

 

いやいや、我々にはそんな日本人的発想はできません。

そもそも妻の給料は全て貯金に回してるので、私が稼いだ分で生活をし、赤字にならない限り精一杯使ってます。

貯金をしている理由は、今よりもっと大きな家に引っ越す為で、スウェーデンでは家を買う時に最低15%の頭金を用意しないといけないのです。それをせっせと貯めています。また、教育費は大学院を出るまで、仮に医学部を出ても無料なので貯金をする必要は無し。

 

つまりスウェーデンで生きていると、贅沢以外の目的で貯金をする理由が無い!わけです。

 

税率が低くても、「何かあったらどうするんだ?」と心配しながら老後の為に2000万円貯める世の中と、税率高いが教育費無料等、国が全部パッケージ化してくれて「有り金は全部使っちゃえ~!」という世の中、どちらが死ぬ時に気分が良いのでしょうね。

 

我々はスウェーデンに移住して5年目で先日永住権も取れました。これまではスウェーデンという国や社会に感謝することはあれど、税率の高さに不満を抱いたことはありません。それは納めた税金をリターンとして受取る機会が頻繁にあり、国に対して感謝できるチャンスが多いからでしょう。

但しこれが成立つのは国民と政府との間に信頼関係が成立っていることが前提です。

 

日本人の多くが「政治家はダメだ!」とか「〇〇をして欲しい!」と政治を他人事で語ります。政治は一人称で語らないとダメなんです。

政治家はダメだ!→俺が有権者としてまともな政治家を選ぶ!or俺が政治家になる!

〇〇をして欲しい!→俺が〇〇を公約としている政党に投票する!

このように国民一人一人が当事者意識を持ち、「自分が世の中を変えられる」と本気で思える社会にしないと日本の未来は暗いと思います。

 

まぁ私は日本の未来は子供の世代まで暗いままだと見切りをつけたので国を出たのですが・・・。そしてあれから4年が経過しましたが、微塵も後悔しておりません。

 

それは何故か?日本社会が相変わらず不思議なままだからです。

 

母国を離れたさみしさと、スウェーデン社会の素晴らしさを天秤にかけながら生きている訳です。当然、自分の母国がスウェーデン社会みたいになっていたら最高なんですけどね。

 

という訳で日本には旅行や出張で時々訪問するぐらいが完璧です。

住むのは勘弁。

 

最後にこちらの写真。

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今年はこんな素敵な環境でコーヒーを味わうことが多かった。こういう時間が本当に幸せ。

今年はコロナで大変だったけど、我家としてはキャンプという素晴らしい趣味に出会えたので大満足な一年でございます。

 

話があれこれ脱線しました。

 

ではでは!

 

 

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■ このブログを書いている人

吉澤智哉

2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。

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