スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

引越しました!

引越し完了!

スウェーデンで暮らすこと5年半、既にこれが3回目の引越し。

 

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新居のリビング

 

新築物件を購入したのですが、完成は来年秋。
一年限定ですがこちらの戸建てに住みます。

 

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庭が広い!リンゴ、梨、さくらんぼの木があります。

 

これぞスウェーデン!と言った家です。日本にスウェーデンハウスという会社があるようですが、彼らの輸入住宅を見るとちょっと違和感があるんですよね。

 

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ピクニックし放題

 

何というか外国で見る寿司みたいな。カリフォルニアロールみたいな…。

それはさておき、とにかく素敵なお家です。ちなみにこの家、買うとなったら一億円弱すると思います。

 

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リビングには薪ストーブも。レコードを聴きながらビールを飲みつつ火を眺めます。


オーナーのご好意で破格の家賃で住まわせてもらっています。一生に一度の機会となりました。この一年はあっという間に過ぎ去っていくことでしょう。

 

 

しかし、これまでの狭いマンション暮らしから一変、床面積は倍近くになり、子供達も自分の部屋を確保でき、親としては使命を全うできたかと。

 

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庭にテントを貼って薪ストーブを置いてみたり。


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もはや出かける必要無し。

 

ホッと一息ついております。子供達の友達は全員が自分の部屋を持っており、そこが我々親としては申し訳なく感じていました。

 

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子供達の部屋。壁で仕切られてはいないがそれぞれのスペースを確保できて本人達も満足。

 

ですがこれが一気に土地1500平米、薪ストーブ付きの立派な戸建て。トランポリンも置けて車は停め放題。

子供達もこの変化の幅には面食らっていました。

 

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こちらは私の書斎。

 

しかし、この手の戸建てをストックホルム郊外で購入するのは至って普通の中産階級です。

我々は移民家族として5年前にスウェーデンに来ましたが、共働きが当たり前の国で妻は言葉も出来ず無職。

 

銀行はどこも融資を許可してくれませんでした。日本にいた頃は一部上場企業に勤めていて、ローンの審査は無敵でした。落ちたことなど一度もなかったので改めて、異国では社会的信用が無いことを実感しました。

やがて妻は正社員の保育士となり、我々もやっとまともなローンが組める段階となりました。

 

ここまで来るのに5年。やっとスウェーデンの中産階級に追い付けました。

 

もうこれで十分です。こんな家に住めるなんて想像もしていませんでした。しかも一年後に新築物件へ引越しです。

 

我々としては更なるステップアップです。(庭は狭くなるけど手入れは楽になるので気が楽)

 

しかし、一番頑張ったのは妻です。難民と共に語学学校へ通い、収入がゼロだった人が今では立派に稼ぎ、納税もしています。コツコツと社会的信用を積み上げ、やっとここまで来れました。

 

さて、ここからが本当のスウェーデンライフのスタートです。

 

スタートなのかな…ゴールでもいい気がします。

 

ではでは!