毎年同じ日に同じタイトルで書いてきましたが今年も漏れなくやります。
↓去年の記事。
スウェーデンに移住して丸5年、我々の選択は正しかったのか - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ
去年の記事を読んでいて感じたのが、もはや去年からほぼ何もアップデートが無いということ。
このタイトルでブログを書くのはもはや意味のないことかもしれない。それぐらいこの6年でスウェーデン生活も板についてきて安定してきた。
強いて言うなら昨年の夏に家を売り、今年9月に完成予定の新築物件を購入したことがここ一年の大きなニュース。
家が売れました&新居購入!それとスウェーデンのクソみたいな部分について - YouTube
かれこれスウェーデンで家を買うのは二度目だし、確かに嬉しいは嬉しいのだがもはや移住当初のひゃっほー!感は無し。
というわけで、我々の選択が正しかったか否かはもはや言うまでもなく正しかった。
スウェーデン移住を決断したのはかれこれ7年も前のこと。軽いノリで決めた事ではなく、綿密な計画を練ってそれらを実際に実行に移し、前倒しで目標を達成してきた。
具体的にはカミさんが正社員になることが最大の試練であった。当初の目論見よりもだいぶ早く正社員になれ、これがほぼゴールに近い感覚だ。
この国で夫婦共に正社員であれば無敵なのである。まさに無敵な生活ができている。
夫婦共に夏休みが7月の丸々一ヶ月。家族で旅行に出かけ、キャンプをし、子供達の奇想天外な行動を毎日見る日常を送れているわけで、コレのどこに後悔をする要素があるのだろうか。
東京で暮らしていたらこの時間は絶対に確保できなかった。共働きの夫婦の夏休みが一ヶ月。改めて恵まれた環境だなと思う。
これ以上の収入も望まないし、後は健康だけ気遣えばよい。40歳になったしそろそろ大きな病気をしてもおかしくなくなってきた。
暴飲暴食は控えて運動をしないと。だが移住してから体重はそれほど増えていない。なので今の生活に運動の習慣を取り入れれば完璧だ。
しかし強敵はリビングのソファ。いつもここに吸い込まれてしまう。
とにかく、この6年間は最高に楽しかった。そしてこの楽しさは今後も加速する一方だと思う。
特にこの2年のコロナ禍において、スウェーデンに住んでいて本当に良かったと心の底から感じる。
小学生と幼稚園児の子供達はついに一度もマスクを着けることはなかったし、休校にもならなかった。この国の子供の権利に対する姿勢がこれでもかというぐらい伝わってきた。
我々大人もこの2年間、マスクとは無縁の生活であった。スウェーデン公衆衛生庁の発表は常に透明性があり科学的根拠も明確であった。後に判断がコロコロと変わる事もなく、彼らへの信頼は厚いものがあった。
周りの国の過剰な混乱ぶりを見ていて、スウェーデンに来て本当に良かったと常々思えた。
苦しいって、マスク。
イタリアに出張に行った際に何時間もマスクを着けたが気が狂いそうになった。息苦しいし耳の後ろは痛いし。早くスウェーデンに戻りたかった。
とにかく、今40歳だが自分に合う国を見つけられて幸せだ。
そしてこの6年間、当初掲げた目標や考え方は全くブレずに過ごせている。それほど深く考え抜いたということだ。逆に言えば軽いノリで海外移住なんぞやるものではない。20代のワーホリやら留学のような自分探しならまだしも、子持ちの家族が海外移住をするなら相当な覚悟と準備が必要である。
あ、そうだ。副業も順調に続いている。昨年の売上はかなりの額であった。本業でちょっと出世したぐらいでは稼げない額だ。
つまり会社員として上を目指すよりも副業にエネルギーを費やした方がお金の面でも楽しさの面でも効率が良いということ。
こんな感じで人生がどんどん楽しくなってきた今日この頃である。
来年もまたこんなブログを書けることを願って今日はおしまい。
■「スウェーデン移住チャンネル」運営中
■ このブログを書いている人
吉澤智哉
2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、北欧コンサル事業及びスウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。
自己紹介 - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ
■スウェーデン視察・調査サポート及びスウェーデン移住についての問合せ
スウェーデン視察・調査サポート及びスウェーデン移住についての問合せ - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ
■北欧コンサル事業もやっています