スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

新居に越してきて3ヶ月の近況報告並びに何も考えない人への苦言

たまにはブログの更新もしないと…。

 

この家に住んでからYouTubeやらブログの更新頻度がガクっと落ちました。

 

忙しいんですよ。パソコンやらスマホをいじってる時間が無いんです。

 

では何をしているのか?

 

コレです↓

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薪ストーブでポカポカしながらビール飲みます。こんなに美味いビールの飲み方は他に知りません。

 

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クリスマスも近いのでツリーを飾りました。これ、本物の木です。ホームセンターで99SEKなので日本円で約1300円でした。

 

この環境でワールドカップを観戦してます。

 

いや、もうね、YouTubeとかいいですよ、もう。パソコンとかいじってる場合じゃないです。たまにならいいんですけどね。なので更新頻度が数週間に一本動画を出すみたいになってます。

 

家って高い買物ですからね。ローンを払う事に忙しくなっちゃって楽しむってことを忘れちゃいけません。

 

増してや仕事帰りに飲み行って遅く帰るなんてやりたくありません。東京にいた頃はそれが当たり前でしたけどね。

 

日本の会社ではお偉いさんが費用対効果がぁ〜とガタガタ言いますが、あなたの人生の費用対効果はどうなっとんねん?と聞き返したいぐらいです。

 

何千万もローン組んで平日は残業及び飲み会、土日はゴルフみたいな事をやってる人はイカれてますよね。何千万円も払ってただただ寝る為のスペースを確保するってコスパ悪過ぎだと思います。

 

娘がいたら先に風呂に入るなとか洗濯物は一緒にするなとか、下手したらまともに会話すらできないというのが割と珍しくない日本。おかしーですよ、こんなの。

 

私はそんな風になる事は絶対に無いと確信しています。それは毎日毎日娘達の送り迎えをし、夕飯を作って寝かしつけもしたりと、とにかく触れ合う時間が長いんです。

 

なので子供達の事はある程度は理解できているつもりです。父親としての威厳とかマジでどーでもよくて、子供達にとって心が開ける頼れる存在でなければならないんです。

 

幸いな事に、子供達は悩み事をきちんと打ち明けてくれます。クラスメイトとうまくいかない時は私が即座に先生に会いに行き翌日から対処してもらいました。

 

長女はこの事を2年以上経っても覚えていて、父親は何かあった時に助けてくれるという印象を持ってくれているようです。

 

このままこの関係性を保てれば、年頃になってもやれ臭いだの何だの言われることはないでしょう。

 

と、まあ、何かを書き出すとすぐに日本の悪しき残業文化を発端にアレコレボロクソに書いて気持ちよくなるのですが、今回も例に漏れず。

 

ですが、やはり日本の残業文化ってクソだと思います。クソは言い過ぎですかね。高度経済成長期にはうまくフィットした文化だったと思います。父親が残業しまくることでテレビが買えて冷蔵庫が家に置けてマイカーを購入できた。これは家族にとって分かりやすい形で幸せが見えたのではないでしょうか。

 

ところが、21世紀となり暮らしは豊かになりました。物欲を満たして幸せを感じる時代では無いんです。この、幸せの感じ方の変化に働き方が追いついてないというのが正しい表現でしょう。

 

日本は働き方改革と言い出してもうけっこう経ちますが、あまり変化が見られないですよね。どうも小手先の話にしか聞こえないし。

働き方改革=残業無くそうではないんですよ。仮に残業がゼロになったらその分収入も減りますよね。住宅ローンやら学費やら、払えなくなります。

 

こういう人達は働き方改革なんてされちゃ困るんですよね。残業ゼロで収入も変わらないんだったら万歳なんでしょうけど。

 

残業ゼロになれば必然的に売上が減る事でしょう。ただ、同時にかなりの人件費も浮くわけです。でもホントにそうなるかは誰にも分からない。上場企業のお偉いさんは子育て終わっちゃってまもなく定年ではっきり言って働き方改革なんてどうだっていい。終いには「俺が若い頃は徹夜で〜」とくだらん精神論で攻めてくるぐらいです。

上層部がこれじゃボトムアップもする気にならないですよね。マスクを外せない国民性に残業ゼロは達成できないと思っちゃいます。

 

まあしかし、色んな観点で働き方改革って議論できると思うのですが、今一つ議論が噛み合わないというか、結局誰も本気でやろうとしていないし、何だか諦めムードが漂っているイメージです。マスクと同じ。顔パンツ。

 

このムードが嫌で嫌で日本を飛び出したわけですが、これまで6年半のスウェーデン生活において、この決断を後悔した日は一日もありません。

 

それは日本が何も変わらないからです。後悔させてくれるだけの大変革を期待していましたが、これまではありませんでした。今後もダメなんじゃないかなー。おそらくこのままズルズルと高齢者層が他界し、年齢別人口分布が均等になった頃にやっと合理的な社会になるのかなーと想像しております。

 

つまりあと30年ぐらいかかるんじゃないですかね。30年も待てませんでしたよ、我々は。我々の世代は諦めるにしても、30年経ったら子供達は30代ですからね。手遅れですよ。

 

日本社会が変わる事を期待するよりも、我々夫婦が望む社会に移住し、自分達を変えるしか選択肢は無かったし、やはりどう考えてもこの決断は正しかったです。6年半でこんな素敵な家も買えた事だし…逆に日本は6年経過しても結局クソジジイが既得権益にしがみつく国って感じで全く希望が感じられないんですよね。希望感じてる人いるのかな?いるなら連絡欲しいです。話を聞いてみたい。

 

ところで、移住を決めたのはちょうど7年前。あの頃に書いたFacebookの投稿内容や、6年半前に書いたブログ、Forbes Japanに寄稿した記事を今読んでも1ミリも違和感は覚えないし、内容の修正も必要がないんです。

 

つまり、当初思い描いていた通りに過ごせたということです。スウェーデン移住前によーく調べ物をしたし、必要な情報はネットに転がってないのであの手この手を使い手に入れました。

 

副業でスウェーデン移住の支援事業をやっていますが、相談をいただく人の大半が「え、そんなことすら考えていないの?」というレベルで、誰かに相談する前にちょっとは考えようよっていう感じです。先日は「ウチの息子が海外移住に興味がありまして」なんて問合せがあって「いやいや、成人してんだから本人に問合せさせろよ!」を丁寧に書いて返信したところ連絡が途絶えました。

 

これはかなりエクストリームな例ですが、問合せるにしても、例えばプロのサッカー選手になりたかったら既にサッカー部に入ってるはずだし、プロの色んな試合を観ているはずだし、その上で家でできるトレーニング方法を教えてくれとか、そういう質問が来ればプロサッカー選手も答えられると思います。

 

ところが、サッカーボールに触ったこともない人が「プロサッカー選手になりたいっす!」と言っても「そうですか」と言われてお終まいですよね。「野球じゃダメなの?」と聞くと「あ、野球でもいいかな」みたいな返答されるとキツいんですよ。「俺、サッカー選手ですよ?」みたいな説明をしないといけないもんで。

 

ホンダに入社してすぐに先輩からよく言われたのが「お前の意見はどうなんだ?お前はどうしたいんだよ?」ってヤツです。

入社当初は右も左も分からないので「これ、どうしたらいいですか?」と聞くことが多かったのですが、その度に先程の逆質問が来ました。

酷い時には「じゃあ俺が死ねって言ったら死ぬんか?」とまで言われましたが、今では感謝しています。でもこれを今スウェーデンで言ったら一瞬でクビですね。

 

自分の考えや意見が無い人が誰かに相談したってそれは時間の無駄です。成長しませんよ、それじゃあ。それどころか相手に失礼です。時間を奪うだけなので。

 

私の副業の場合は商売なので、お金をもらえるのであれば付き合いますが、淡々と「こういう観点で自分で考えようね」を感じ良く伝えるだけです。

ところがそういう人達はドンピシャリの答えをもらえると期待しているので話が噛み合いません。

 

正直、いい年こいた大人で自分で考える力すら無い人に海外移住なんで無理です。言葉も文化も異なる地で生きていくわけですから、毎日自分でアレコレ考えて仮説を立てて少しずつ試して改善をして、の繰り返しです。

 

壁に当たる度に誰かに答えを聞くような人は大人しく日本に残りましょう。なので大半のお問合せは軽いノリなので断っています。お互い時間の無駄なので。

 

はっきり言いましょう。スウェーデンやその他EU諸国の企業に転職したいのであれば、最低でも一部上場の人気企業の内定を勝ち取った経験が必要です。

 

就活というゲームは海外企業への転職にも使えるノウハウが詰まっています。ただ質の違うゲームなだけなんです。どんなゲームなのか、何をしたら勝ちなのか、どんな表向きなルールと隠れたルールがあるのか、何をしたら反則なのか、この辺りを自分で組立てられて解決する能力がある人にしか海外企業への転職など無理です。

 

一部上場企業の人でも偏差値だけ高いような人も無理です。何と言うか、無人島で生きていけるみたいな人でないと難しいんです。

 

ただ、人間はいつでも成長できます。ある日突然化けるかもしれません。このブログなり私のYouTubeなりを観て突然化ける人が一人でも多くいれば幸いです。いや、嘘ですスミマセン。正直どうだっていいです。

 

気の向くままによく分からない文章をツラツラと書いてみて、途中で面倒になってきたので無理矢理まとめました。

 

話は変わるけど、我家っていつも片付いてるよなー。自分で言うのもアレですが、綺麗な方だと思います。

 

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リビング最高。


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ちり埃一つ落ちてません。ロボットが掃除してくれるんで。


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カーテンは無いのかとよく聞かれますが「そんなもんいらねーよ」が答えです。理解できない方はスウェーデンまで来てみましょう。

 


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最高のキッチン。週5ぐらいで夕飯作るんで。

 

 

これ、平日も土日もこんな風に完璧に片付いてます。何故か?片付けるだけの時間と心の余裕があるのと、そもそも片付ける必要がないんです。

 

子供達は各自自分の部屋で好きな事をやってますし、リビングには私物を持ってくるなというルールにしてあります。基本的にですけどね。

 

仕事に子育て、一息つきたい時に片付いている空間でないと回復もできないのではないかと。

 

さて、この辺にして終わろう。

何だかすげー嫌な印象を与える記事になったかな。

 

でもどーでもいいんです。

見た事も会った事もない、そしてこれからも一生会う事が無い人にどう思われようと全く気になりません。

 

私の大切な友人は誰も私のブログやYouTube、Twitterは見ていません。そもそも日本人の友達は数人しかいなくて彼らは私のダークな面も含めて付き合ってくれてるし、その他ほとんどがスウェーデン人の友達なのでそもそも日本語分からないし。

 

なので私のダークな一面は実際に会う友達には見せずに済んでいます。正直、SNSとかブログとか、この世から無くなればいいのになと毎日思っています。まあでもどういうわけか何となくやってしまうんですよね。でも身近な人には知られたくないんです。だからスウェーデン語ではやりません。スウェーデン語で書くのはフォロワーが50人ぐらいしかいないインスタだけですね。

 

ではでは、こんなクソみたいなブログを読んでくださりありがとうございました。

 

ムカついた方、共感を覚えた方、色々いらっしゃると思いますが、頭が良い人はどんな情報もプラスに変換ができると信じています。

 

お互い人生楽しく生きましょう。

 

イラっときてコメントをしようと思ったそこのあなた!本当にその行為があなたの幸せにつながりますか?それでもコメントするのであればどうぞ。お互いトコトン嫌な気持ちになりましょう。私はYouTubeとTwitterのクソリプでかなり鍛えられているので心してコメントしてください。