スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

2022年を振り返る

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本題とは関係ないんだけど、先日クソ寒い中森でキャンプをしてきました。

 

 

毎年恒例の投稿です。年末になるとこのタイトルで色々書いてきました。

早いものでこれがスウェーデンで過ごす7回目の年末年始です。いや、一度だけ日本で年末年始を過ごしたか…

 

なので今年もランキング形式で振り返っていきます。何があったかな。

 

今年も昨年同様5位→1位。2年前までは10位まであったのに…。

 

もうちょっとした事では驚かなくなってきてしまったってことですね。

 

ではでは…

 

第5位!日本維新の会政調会長に会う

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10月末から11月頭にかけて、3年ぶりに日本へ帰りました。半分出張、半分は帰省といった具合で、旅費は会社に出してもらうという技を今回も使いました。妻と子供達はスウェーデンでお留守番…何だか申し訳ないが、今は日本には行かない方がいいとも思った。マスクは相変わらず全員付けてるし、あんな光景をわざわざ見せる必要はないかなと。

 

今回は以前から面識のある音喜多駿参議院議員とお話をしに議員会館を訪問してきました。音喜多さんが都議会議員時代、我々がスウェーデン移住直前に初めてお会いし、何故日本を離れるのか、何故スウェーデンなのか等をお伝えさせてもらったのがきっかけです。

 

今回はその後のアップデートとということで、スウェーデンに住んで実際どうなのかという話をささていただきました。この人が総理大臣になったら初めて日本に帰りたいと思えるんだろうなと思っています。

 

子育て真っ只中の同世代で、世の中の問題を普通に捉えて普通の解決策を考えてくれています。他の多くの高齢政治家のように既得権益にまみれた不思議な発言がないんですよね。ブログもYouTubeもやってるし、まあ我々世代ならこれも普通やるよね?といった事にも積極的です。

 

予定になかったYouTube撮影もさせてもらい、音喜多議員のチャンネルにも出演させてもらいました。台本無しの一発撮りでしたか全く問題無し。自分もYouTuberの端くれとして多少の経験があり、それがここで盛大に役立ちました。

 

一応YouTubeもTwitterも1.6万人ずつフォロワーがいます。最近はこの数字が持つ力の偉大さを実感しています。ソーシャルメディアに没頭するつもりはさらさらありませんが、やはりフォロワーの数というのは少ないよりも多い方が何かをやる時に役に立ちます。例えば本来会えるはずない人に会えることになったり。最近の例だとスウェーデンの国会に招待され、今度スウェーデンの国会議員に日本について語る場を用意してくれることとなりました。これも私のYouTubeがきっかけなんです。

 

だからと言って子供達にソーシャルメディアでフォロワーを増やせとは言いませんが、将来もし子供達がソーシャルメディアで困ったら多少のアドバイスができたらいいなぁぐらいには思ってます。とはいえYouTubeとTwitterで合わせて3.2万人の底辺インフルエンサーですが…

 

 

第4位!ポーランド旅行

夏のブログでも書いた通り、親友の結婚式に参列する為にポーランド南部のザコパネというところに行ってきました。

 

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詳しくは数ヶ月前の記事を探してください。リンクすら貼らないのかよって感じですけど。

 

まあ楽しかったんですけどね、あまりにもジロジロ見られちゃったのでポーランドには家族旅行では二度と行かないって決めました。

 

ただ、子供達が高校生ぐらいになったらアウシュビッツには連れて行こうかなと思っています。数年前に出張で近くへ行ったので強制収容所を見に行ったのですが、これはいずれ子供達にも伝えないとと思った為です。

 

 

第3位!スウェーデン国籍取得!

そうなんです、今年夏にスウェーデン国籍を取得しました。ちゃんと調べてないのですが、日本国籍は多国籍取得時に自動的に国籍放棄となるようです。

 

なので日本人ではなくなりました。

 

日系スウェーデン人になったってことですね。日本語を完璧に話すスウェーデン人ってことです。

 

国籍の話は何故だか日本人にとっては非常に敏感で、スウェーデン国籍を取ったというと驚く人がいます。

 

我々にとってはどうだっていいことなんです。どうでもいいってことはないか…まあ、何故スウェーデン国籍を取ったかというと、それは単に子供達の為で、子供達は日本語もろくに話しませんし、友達は全員スウェーデン人ですし。

 

老後はどうするの?とかすげーつまらない事を聞いてくる人がたまにいますが、そんな何十年の先の事をいちいち考えていたら今を楽しめないと思うんです。転職をする時に退職金の話をするのと同じ感覚です。

 

定年後だって当然スウェーデンにいます。というか今の家に住み続けたいですね。子供達はどこで生きていくのかは分かりませんが、まあスウェーデンのどこかで生活していくのが可能性として最も高いわけで。

 

なるべくなら子供達の近くに住んで、孫の世話をしたいですね。なので老後こそスウェーデンにいないと意味がありません。子供達がスウェーデン国外へ出ていったとしても、子供達の母国はスウェーデンで変わらないので、時々里帰りした時にゆっくりできる場所を整えておきます。

 

仮に孫がいなくても子供達がいますし、そもそも日本の老人ホームだかなんだかには入る気はさらさらありません。スウェーデンとは死生観がまるで違いますし、死ぬ時はスウェーデンがいいです。未だにマスクを外せない国民性の社会に身を置くのは自分には出来ないんです。日本に行くのは年に一度、1〜2週間で十分。うまいもん食って日本社会の表面だけをなぞってとっととスウェーデンに戻ります。

 

ところで、日本人にとっては容姿と国籍が一致していないと気持ちが悪いようですが、スウェーデンではそんなことはなく、見た目がアフリカ系、中東系、アジア系でもスウェーデン国籍を持っている人がそこら中にいます。

 

なので私が周りのスウェーデン人にスウェーデン国籍を取ったと言っても「へ?今まで持ってなかったんだ」とか「へー、そーなんだふーん」というリアクションです。

 

国籍はまあ紙の上の話といえばそれまでですし、一応アイデンティティを形成する上で大切なものですが、スウェーデン人はあまりこうしたところに踏み込んではきません。もちろん仲良しは別ですが。

 

子供達だけスウェーデン国籍を取るという選択肢もありましたが、家族で国籍がバラバラになるのは嫌なので両親もスウェーデン国籍を取りました。

 

第2位!妻、転職!

これは我家にとって大きなニュースでした。妻は保育士で、現在の勤め先はストックホルム都心。新居へ引越してからは通勤時間がかなりかかっていました。

 

それは引越す前から分かっていたことでしたが、いざやってみるとなかなか大変。妻は転職活動を始め、すぐに近くの勤務先を見つけました。いやー素晴らしい。正直こんなに早く見つけられるとは思っていませんでした。いやーすごいすごい。

 

これで我家の暮らしはだいぶ楽になります。ここ数ヶ月は私が子供達の送り迎えをほぼ100%やっていたのでこれが解消されます。

 

毎日毎日、帰りの車で不機嫌な子供達の相手をしなくてよくなると思うと私もだいぶ気が休まります。週に数回程度であれば楽勝ですが、さすがに毎日は疲れるものです。良い父親であり続けるのは不可能です。

 

第1位!新居!

今年一番の出来事は間違いなくコレ!人生で一番大きな買い物ですからね。

 

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一言で言うとカワイイ!家も車もカワイイ。

 

しかし、これで家を買うのは三度目。東京でマンション、スウェーデンに来てマンション、そして今回と、これまでだいぶソワソワした感じでした。ですがこれで落ち着くことになると思います。

 

東京で家を買った時はどこかで不安というか消化しきれない何かがありました。本当にコレでいいのか…と疑問を持っていたのです。住んで一年でやはり何かが違うとなり、スウェーデンへと移住してきました。

 

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リビングから庭を眺める。

 

その後、妻が正社員になるまではまともな額を融資してもらえないので、仮住まいとして狭いマンションに住んでいました。それでも75平米あったので東京の家よりかはだいぶ広かったんですけどね。こちらスウェーデンだと子供二人で75平米だとみなさん困惑した表情となり、勝手に同情されちゃいます。

 

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自分で言っちゃうのもアレだけど、モデルルームかよってぐらい素敵。

 

紆余曲折があり、やっと手に入れた納得の行く新居。全く後悔していないし、やっと「これだ!」と思える物件に出会えました。

 

4ヶ月間住みましたが、マジで最高です!

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お気に入りの場所はココ。リビングの一角で薪ストーブが置いてあるとこ。これ、マジで素晴らしい。

 

というわけで2022年を振り返ってみました!

 

良いお年を〜!

 

吉澤