どーも。ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く36歳、二児の父親です。
6週間の長〜い夏休みも残すところあと僅か。週明けから久々に出社します。
諸々のパスワードが思い出せるか不安でございます。(←スウェーデンあるある)
夏休み、何をしていたのでしょうか。写真と共に振り返ってみます。
↓6月13日に次女が誕生。翌日より産後休暇を2週間。
産後休暇の後に3日だけ出社してその後4週間の有給休暇としました。
ちなみに会社との契約では年6週間の有給休暇となっております。
なので、まだ2週間残っています。
↓6月24日の夏至祭。ご近所さんとお祭りに参加してきました。
日本にも正月やお盆のような伝統行事があるように、スウェーデンにもイースターやクリスマスなど、家族が集まる時期があります。
中でもこの夏至、Midsommar(Mid summer)はスウェーデンの最も伝統的なイベントだと思います。
ですので、日本から旅行で来るなら6月下旬がオススメでしょう。梅雨を回避でき、スウェーデンは最高のシーズンなわけです。
↓この6週間、専ら長女と遊んでいました。
次女の存在にヤキモチを焼いて、家にいるとアレコレ悪さを働くのでできるだけ長女と外出をしました。
私が長女の担当で、妻が次女の担当というわけです。
↓近くの森でブルーベリーを採ったり。
↓スウェーデンのブルーベリーは日本のとはけっこう違います。
↓MAXというスウェーデンのハンバーガーチェーンに行ったり…
↓公園で遊んだり。
↓ドライブに出かけたり。あー、私のボルボ…素敵(^^)
↓都心の眺めが良いところに行ってみたり。
↓家の近所の眺めが良いところに行ってみたり。
↓ご近所さんの別荘に2泊3日で遊びに行ってみたり。
↓近所の湖を泳いだり。
↓夜ふかしをして映画を観たり。
風立ちぬを観ましたが、いい映画ですね。
私も設計を生業としていますが、設計をやっている人は絶対に観るべきです。
てか、何故長女はこの映画をずっと観ていられるんだろ…絵が綺麗なのかな。
この6週間で長女とだいぶ仲良くなったと思います。9:1で母親派だったのが6:4ぐらいまでにはなったかなー。
↓しかし、私の言うこともよく聞くようになったし、成長したなぁ…
◼︎
長女と遊んだこと以外にも面白いことがありました。
24年の付き合いになる親友(と表現しているのは私だけのようだ…汗)がやっと遊びに来てくれました。
まずは共通の友人がいるロンドンで再会。
そうそう、ロンドンには2泊3日で私一人で行ってきました。
(次女が産まれたばかりで義母が日本から来てくれていたので、じゃあってことでw)
↓親友とロンドンで再会。なんか微妙な距離感だな。やはり親友ではないのか!?
↓ロンドンでは唯一のイギリス人の友人にも会えました。
↓ロンドンに駐在しているスウェーデンのお友達にも会えました。
↓ロンドンではラーメンばっか食べてきました。一風堂、ストックホルムにも出店してくれ…
私は旅行に行っても観光とか食にはまるで興味がないんですよ…地球の歩き方も読んだことがありません。
まあしかし、ロンドンは楽しかったです。
でもロンドンってやっぱり人が多かったなぁ。人口800万人の大都市なんですってね。
人も車も多過ぎるという点では、ロンドンはストックホルムよりも東京に近いと感じました。
(異論は認めます…)
↓ロンドンから親友をスウェーデンに連れてきました。
↓自転車に乗ったり。
↓都心の観光スポットに行ったり。
↓ご近所さんとお茶したり。
まぁこんな感じで6週間毎日やることがあって忙しかったなぁ、と。
天気も良い日ばかりでとにかく最高でした。
◼︎
ところで、スウェーデンでこんな風に休んでいるのは私だけではありません。
周りの同僚も似たような休み方をしています。
みなさんだいたい4週間はぶっ続けで休みます。また、小さな子供がいる人なんかは育児休暇を小出しでくっつけて+1〜2週間としている人も多くいます。
有給休暇や育児休暇については過去記事を参照下さい↓
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2017/03/25/070738
よく聞かれるのですが、
「そんなにみんなが休みまくって会社は大丈夫なの?仕事は回るの?」
ええ、私もずっと不思議に思っていました。
結論から言うと、「会社はゆーっくり稼働する」ですね。
まず、会社や職種にもよりますが、私の勤める会社のエンジニア達は各々好きなタイミングで夏休みを取ります。
ですが、部署単位で全員が一気にいなくなることはなるべく避けます。←マネージャーの仕事
例えば、私と私の上司は休みをズラして取っています。
どちらも出社しない時期は2週間ありますが、この時期の稼働率はほぼゼロに等しいでしょう。
この期間だけは時々スマホでサラっとメールを確認し、よほどヤバイことがあれば何かしらのアクションを起こしますが、なかなかそのような事件も起きません。
何故ならば、スウェーデンでは7月から8月にかけて、誰もが数週間の夏休みを取るのが当たり前なので、互いに普段通りの速度を期待していないのです。
普段では数日で済むことも7〜8月は数週間かかっても「まぁ仕方ないよね、夏だし。」と、自分の休みを優先させる代わりに他人に求めることもしないのです。
お互い様ということです。
ですが、休暇中に大切なのは自動返信を設定しておくことです。
「今、夏休みなのでメール読みませんからね!」
というのを相手に伝えるマナーが大切です。
ですが、そうは言っても!のような時もあります。
例えば、これはプライベートの話ですけど、次女の出生届を日本大使館に提出しないといけないのですが、必要書類の一つとして住民票を提出しないといけません。
ところが、役所(正確には税務署なんですけど)に申請をしてから普段は数日で届くものが、2週間経っても届きません。仕方ありません、普段は数人いたりする部署が今では1人しかいないとかそんな感じでなのでしょう。
ですが、諸事情により出生届を早く出したいので、役所に何度も電話し担当者を捕まえ、事情を説明し、優先順位を上げてもらいました。
と、まあこんな感じで、スウェーデン全体が夏場はゆる〜くなります。
オフィス街にあるようなレストランも、夏場はランチを営業しないところもけっこうあります。採算が合わないのでしょう。
で、このランチ営業をしていないことに腹を立ててはいけないんです。
なんてったって、夏だから。
ホント、スウェーデン人の夏に対する気合いは計り知れません。
この先、寒くて暗い冬が待っているので夏に充電をするのです。
逆に冬休みを長くとる文化はあまりないようです。この点は以前勤めていたドイツ企業=BMWのドイツ本社の人達とは異なります。
夏休みを極端に長く取るのは冬場の日照時間が少ないことが関係しているのかもしれませんね。
とにかく、長期連休が各自バラバラに始まるので何十キロと続くクレイジーな渋滞なんかは発生しません。
空港やその他公共交通機関も多少は混みますが、日本ほどではありません。
よーい、ドン!で始まる大型連休って何も良いことないと思いますけどねー…
本日はこの辺で。
↓別荘も欲しいけどこういうボートも欲しいなぁ…次の趣味はコレか!?
ではでは、またそのうち更新します。