我家にとって、スウェーデン移住後の最大のニュースです!
妻がスウェーデンで保育士として正社員になりました!
妻曰く、昨日マネージャーにいきなり呼ばれて契約書にサインをしたとのこと。
昨年5月から契約社員としてフルタイムで働き、毎日コツコツと信頼を積み重ねてきた結果だと思います。
妻はホントに努力家で、移住してからこれまで、次女の出産を挟んで語学学校と保育士の学校に通い、毎晩夜遅くまでひたすら勉強の毎日でした。長女と次女の子育てだけでもヘトヘトなのに学校に行き、課題をこなし…いやー大変だったと思います。
とにかく我家としてはこんなに嬉しい出来事はありません。移住前に「スウェーデンで保育士になる!」と妻が掲げた夢がついに現実となり、感慨深いです。
また、単に正社員になれたことが嬉しいのではなく、要は↓のツイートの通りです。
妻がついに🇸🇪で正社員となった!これで私の肩の荷がおりた。妻は私の付帯家族としてのビザなので、私に万が一のことがあったり離婚すると日本へ送還されてしまう。今後は自身の労働許可への切替が可能なのでその心配も無くなった。
— 🇸🇪へ家族と移住したサラリーマン/吉澤智哉 (@livinnovation) 2020年2月6日
さて、でかい家でも買うか。いや、別荘か。いや、ボートか。 https://t.co/s8bVaWwBqq
上記の通り、妻はこれまで私の付帯家族としてのビザだったので、何かあると日本へ送還されてしまうというリスクが常にあったのです。
例えば夫婦関係がうまくいかなくなっても、スウェーデンの一般家庭のように離婚もできないわけです。
仮に離婚をすると在留資格が無くなり(ろくに調べた訳ではないが現在の在留資格は無くなることは容易に想像できる)、日本へ帰らざるを得なくなります。
また、私が子供達を育てる!と宣言をすればハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約) | 外務省が適用され、妻は私の同意無しに子供達を日本へ連れて行くことが不可能なのです。
という訳で、スウェーデン及びEU諸国に移住した日本人家族で、夫婦の片方がもう片方の在留資格に依存している場合は、上記の通り夫婦関係が平等ではないとも言えるのです。
夫婦が仲良くできていれば良いですが、必ずしも良好な関係を保てるとは限りません。
(我家の夫婦関係は上々ですよ)
ですから妻が正社員となり、スウェーデン社会で自立して生きていくということは、すなわち私との夫婦関係も本当の意味で対等になるということで、この点において私は非常に喜んでいるわけです。
いやー、ホント立派です、妻。
最高の妻です。
よくここまで頑張りました。
まあでも月並みですが、ここがゴールではなくスタートなので、しっかりと働いてしっかりと納税をし、スウェーデン社会で働くことをエンジョイしてもらえればと思います。
スウェーデンでは最低でも年間で5週間の有給休暇を取得する権利があります。もちろん妻も例外ではありません。
妻の有給休暇に加えて今後は真のダブルインカムとなり、世帯収入もそれなりとなるので今後は経済的にもだいぶ楽になります。
また、銀行からの融資額も倍以上になります。
何故かは↓。
🇸🇪ではほぼ全ての世帯が共働きなので、特に移民の妻子持ちでシングルインカムだと銀行からまともな融資を受けられない。今回、晴れて正社員の共働きとなったので融資枠が倍以上になる。なもんで家だの別荘だのの話になる。
— 🇸🇪へ家族と移住したサラリーマン/吉澤智哉 (@livinnovation) 2020年2月6日
旅行はどこに行こうか。
大きな家に引っ越そうか。
別荘を買おうか。
それとも船か。
早速アレコレ夢を語り始めました。
子供達と遊んでいる時もそうですが、妻とこうして未来の話をしている時が幸せな時間です。
移住前に立てた計画の通りとはいえ、こんなに早く妻が正社員になれるとは思っていませんでした。周りからも「スウェーデンの正社員の壁は高い」なんてよく言われていましたが、やはり努力をすれば報われるものです。
大切なのは信じて諦めないことです。月並みですが、これホント大事。
というわけでだいぶ浮かれておりますが、できることならこのまま一生浮かれて生きていければと思います。
その方が幸せだと思いますんで。
今後も浮かれられる出来事を一つでも多く、家族と作っていけたらいいと思います。
さて、お祝いはどういう風にしようかな。フランスとかスペインの南部に行ってみたいです…。
ではでは!
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■ このブログを書いている人
吉澤智哉
2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれの38歳、二児の父親です。
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