おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。
今日も行ってきました、凍った湖のスケート!
家から10分、天然の巨大スケートリンクです。
天気も素晴らしい!!
1月中旬から約2ヶ月、毎週どこかの湖でスケートをやってきました。
ですが、おそらくこれが今シーズン最後のチャンス…
春の訪れを感じます。
(スケート楽しいから春は来なくて良い…)
スウェーデンの季節の変わり目は日本よりもハッキリしています。
太陽の角度が真冬の時とは全然違うんです。
(太陽の角度?高さ?高度?何て言うんだったかな…)
今日、湖を滑っていて、
「太陽がずいぶんと上にあるなぁ」
と改めて感じました。
↓真冬の間は太陽がずーっと低いが、今日はずいぶんと高い!
↓2ヶ月前のほぼ同時刻。同じ湖で撮影。
1月の時は、晴れていても太陽の角度が浅いので光量が足りないというか、ポカポカしないんです。
でも空気が澄んでいて、光が優しく感じるのでそれはそれで良いんですけど。
しかし、今日のように高角度から射す太陽光は湖の氷を溶かします。
表面だけでなく、内部まで太陽光が届くので、表面から数センチの層が全体的に柔らかくなります。
しかし、その下は10cm程の厚い氷があり、こういう状態をスウェーデン語でdubbelis、英語だとdubble iceと言います。
ですので今日のスケートは滑る度に、表面の氷が割れてミシミシ!っとかパキパキ!という音が出るところが多くありました。
一度5cmほどボチョン!といきなり沈んで危うく転倒するところでした…トホホ。
スピードを出していたら大怪我だったと思います。
ただ、この湖では穴が空いて身体ごと落ちることはまずありません。←と、みんな言うので信じているだけ。
(この湖に限った話。湖の大きさ、海水を含む湖なのか、地形などで状況はかなり異なる)
↓二層となっているところ。
↓ところどころ白かったりそうでなかったり、色々な状態の氷が混在している。
二層のところもけっこうありましたが、半分ほどは完璧な氷でした。
↓この辺りは完璧。んー、写真だと分かりませんね…
完璧な氷とは、硬くてツルツルのものを言います。
昨日少しだけ雨が降り、昨夜は-5℃まで冷え込んだおかげで、湖の表面にあった雨水が一気に固まりました。
こういう時が大チャンスなんです。
雨→夜中冷え込む→翌日晴れる
もしくは、
雪→日中暖かくて雪が溶ける→夜中冷え込む→翌日晴れる
これが完璧なコンディションとなります。
但し、今日は日中+5℃もあり、前述の太陽光の影響で部分的に氷が溶け始めていました。
まぁスキー場と同じってことです。春が近付くにつれて雪もベチョベチョになっていきますよね。
以下、写真をいくつか。
↓自治体やボランティアスタッフが氷を綺麗にして道を作ってくれます。
↓子供達もスケートが上手!
↓キオスク。ホットドッグやソフトドリンクなどを販売。
↓私。40cmの長い刃が湖でのスケートの特徴。
↓湖沿いのこういう家は超高い。軽く1億円を超えます。 こういう物件がゴロゴロしています…ヒィ〜ッ!
↓唯一のアジア人。天気良いなぁ…
ちなみに、湖のスケートをやっていて、私のようなアジア人はまず見かけません。99.9%が金髪で青い目のスウェーデン人です。
中東系の方々も見かけません。
どうしてでしょうね?
こんなに楽しくてお金もかからないのに…
来週はお天気次第でまた滑れるかもしれません。
なのでできるだけ毎日冷えて欲しい…
さてさて、スケートができなくなる来週から何をしよう。
春はマウンテンバイクとロードバイクに乗ろうと思います。
↓マウンテンバイク。
これで森の中を乗るぞ!
↓ロードバイクも持っています… 超ハイスペックで宝の持ち腐れ。
今年こそちゃんと乗るぞ!いや、どうせちゃんとは乗らないな…嘘をつくのはやめよう。たしなむ程度にします。
でも引越しがあってそれどころではない気もしますが…
そうなんです、最近家を買いました。
↓「スウェーデンで家を買ってみた」
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2017/02/26/052309
と、私なりのストックホルムの冬の楽しみ方を書いてみました。
ポイントは1円も使っていないところです。
ストックホルムは首都でありながら大自然が身近で、入場料や見学料はかかりません。
今日はこんなところで。
また明日。