ストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABで自動車用サスペンションを開発するエンジニア、37歳、二児の父親です。
自己紹介はこちら↓
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2018/08/09/201519
現在、1歳4ヶ月の次女の育児休暇中(7〜10月)。
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今日の夕暮れ。葉っぱが無くなってるではないか!そろそろ冬だ♬ 私はストックホルムの冬が大好き。
バルコニーのキラキラを点灯してもOKな雰囲気になってきた。しかし、このピンク色の花、本来は夏に咲くと聞いたが何故今頃!?
夕飯。Falukorv。
夕食後、次女の顔に落書き(^^)
日没時の空。綺麗だなぁ。
次女の就学前学校(スウェーデンは幼保一体)開始まで1週間!
1歳4ヶ月でデビュー。
自分で歩けるし、まあ良いタイミングのスタートなのかなと。
日本のとある家庭からは
「早過ぎる」 とか、 「かわいそう」
と言われるのかもしれないが、スウェーデンではだいたいみんなこれぐらいの年齢で就学前学校をスタートさせる。
私の周りのスウェーデン人達に
「早過ぎるとか感じる?」
と聞いたことがあるが、彼らは、
「んー、少し寂しいけど、でも早く社会生活も営んで欲しいし、どっちもどっちかな!」
と、だいたいみんなこんな感じだ。あまりネガティブに捉えている人はいない。
専業主婦が2%しかいない国なので、女性も当然働く社会となっている関係で、「三つ子の魂百まで」とはなかなか言ってられない。
ところで、スウェーデン人はみんな自立しているように思う。
特に中高生の堂々たる態度には驚く。
日本ではまだまだ子供扱いしてしまう年齢だが、こちらでは完全に大人だ。
きちんとした研究結果が根拠にあるわけではないが、幼い頃から就学前学校で社会生活を営むのは、自立への一つ大きな要素だと直感的に思う。
また、人口が少ないせいか、日本と比べて特にサービス業においてのサービスが細かいところまで行き届いていない。
例えば、H&Mで気に入った商品があったが良いサイズが見つからないとしよう。
こんな時、日本だったら店員の方から勝手に話しかけてくれる。
(そもそも困ってなくても話しかけられる)
でもスウェーデンではまずそんなことはない。
ゼロではないが、声をかけられる時なんて店員がよほど暇な時だけだ。
(但しディズニーストアだけは異なる!ここだけは日本式接客スタイル)
ちなみに最寄りのH&Mには今まで何十回と言ったことがあるが、店員から話しかけられたことは一度もない。
というわけで、自分に合うサイズが無かったら諦めるか、店員を自分で探し出す。
で、その店員に相手にしてもらえるかはまた別の話。
やれ忙しいだの、自分の担当じゃないから分からないとか、同僚を呼んでくると言って実は誰も来ないとか、こんなことは日常茶飯事だ。
日本のきめ細かな(時に細か過ぎる)サービスに慣れた人からは、このような点で少々ストレスを感じてしまうだろう。
私はもう慣れたが。
ちょっとH&Mの例は最適ではなかったかもしれないが、とにかく日本と比べて日常生活において、自分でやらないといけない範囲が広い。
でも、行政手続きなんかはほとんどが自宅からオンラインで済む。
この点は日本も見習うべきだ。
この国にはBankIDという優れものがあり、要は印鑑や実印に相当するようなもの。
これがパソコンやスマホでどこからでも使えるので非常に便利。
また、スウェーデンの会社には総務課なんぞ存在しない。
ドイツにも無かった。
年末調整やら確定申告は全て従業員個人が勝手にやる。
ただ、これもオンラインですぐに終わる。
ちょっとうまく書けている気がしないのだが、とにかくスウェーデン社会で生きるには自立しないと生きていけない。
その全ての始まりが、我家の次女の場合、1歳4ヶ月なのかなと。
私は早過ぎるとは全く思わないし、他に選択肢もないので悩むこともない。
逆にスウェーデン人に
「日本では幼稚園に通い始める3〜4歳まで家に母親といるのが珍しくない」
と伝えると、
「え、子供は退屈じゃないの?毎日友達と遊びたくないのかな?」
と言うので私が、
「共働き世帯だと生後数ヶ月で保育園に預けるのも珍しくないね」
と言うと、
「それは早過ぎる」
と言う。
というわけでスウェーデンでは1〜2歳で就学前教育をスタートさせるのが良しとされている。
(私の勝手な感覚の話だが…)
あんまりまとまっていない気がするが…
ではでは、また明日。