スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

スウェーデンで何を食べてるの?

 おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

今日は家で何を食べているかを書きます。

 

↓ストックホルム都心にある日本食材店。毎度お世話になっております。 

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米、味噌、納豆、冷凍ラーメン、カップラーメン、各種調味料などけっこう色々手に入ります。

 

↓上司家族を招いた時の料理。ちらし寿司、唐揚げ、麻婆豆腐。外した時に備えて念の為サーモン焼いておく。

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↓近所のスーパーにはアジア食材の棚もあり。でもここには味噌とか米は置いてない。結局、胡麻油、しらたき、うどんぐらいしか買わないかなぁ。

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↓麻婆豆腐はよく私が作る。

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スーパーで魚や肉を買って来て、味噌等で日本の味付けにして食べています。

 

スパゲッティもよく食べてます。

 

なので食べ物には困りませんよ。

 

妻は葉物が全然無いと嘆いておりますが、野菜にはあまり興味がないので私は全く苦ではございません…

 

ーーー

 

ところで、もうすぐ春ですね。

スケートができなくなったら何をしましょう?

 

今年はマウンテンバイクとロードバイクに乗ります。

 

↓毎週金曜は14:30から同僚とサイクリング。

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自転車の大きさが全然違う!サドル位置高い!

 

ただこれでは個人プレーなので、家族とは去年はこんなことをやっていたみたいです。

 

↓3月、4月。そこら中にお花が咲き始めるので色んなところをお散歩したかなぁ。写真は我家の庭。

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↓4月中旬頃から夕飯はだいたい外。これで18時ぐらい。明るいんですよ。これ我家の下の階の庭です。

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↓去年の5月に庭でやった巨大バーベキュー。

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この人達とは移住する前に日本で何度か会ったことがある人達で、このバーベキューはスウェーデンで再会できたお祝い。

 

↓巨大バーベキュー。ゲスト到着前。

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引越したらさすがにこれができなくなっちゃうなぁ…

 

↓近所のウサギの散歩を頼まれたり…

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と、まぁストックホルムの春はこんな感じです。

 

気温だけでなく日照時間がとても長くなるので季節の変化を感じやすいです。

 

ではでは、また明日。

スウェーデンと日本での「会社と従業員の関係の違い」続編 〜社蓄という言葉は今すぐ抹消すべき〜

 

先日書いた内容の続きです。

 

ムカついたら会社を辞めれば良い。

まずはそれが可能な社会を作るべき。

 

と締めくくりました。

 

では具体的にどういう社会を目指すべきなのでしょうか??

 

私の結論は、何度も言うように

 

「会社と従業員の関係を見直すこと」

 

の他にありません。

 

つまりそれは、

 

「会社に頼り過ぎている部分を適正化すること」

 

です。

 

↓手書きの絵でまとめてみましたw

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以下、解説です。

 

 

◾︎会社に頼ってるって何?

 

では会社に頼っている部分というのは具体的にどういうところなのでしょうか。

 

私がパッと思い浮かぶのは以下の通り。

 

社宅
通勤手当
退職金
家族手当
扶養手当
終身雇用

などなど。

 

これらは企業によって額が変わったり、そもそも存在しなかったりします。

 

不公平だと思いません?

 

まあ、それはさておき、こういった"恩恵"を受けている人だと特に、転職を考えた時により条件の良い会社を探すのは難しいと思います。

 

例えば社宅に住んでいたら…家賃がべらぼうに安かったりすると転職も躊躇しちゃいますよね。

と、このように会社に生活の一部、いや、人によってはかなりの部分の面倒を見てもらっているのです。

 

 

 

◾︎実は勝手に会社との間でGive and Takeが成立している

 

こうして会社に頼ってしまっている一方、理不尽なことを受け入れないといけない時も多いかと思います。

 

誰もが一度や二度、「こんな会社辞めてやるぅ〜!」と思った経験があると思います。

 

 

私の経験上、以下の通りです。

 

転勤の恐怖に怯える、もしくは実際に転勤となる

幸い、私は転勤することはありませんでしたが、いつ遠くに転勤となってもおかしくない状況にビクビクするアレ…

 

 

千本ノックの教育的指導

もう出口のないことをひたすら突っ込まれて、だんだん病んでくるアレ…

オレ何をやってるんだろう。

 

 

よく分からない残業

自分は忙しくないんだけど、部署全体の忙しさをアピールしないといけないのでとりあえず残るみたいなアレ…

早く帰って子供とお風呂に入りたかったなぁ。

 

 

なんでアイツが先に出世するんだ!?

どう考えたってアイツより仕事やってるし納得がいかない!上司に訴えても「そういうもんだからまあまあ」ってヤツ。

 

 

つまり、先ほどの恩恵と上記の不満は、会社と従業員との間でGive and Takeが成り立ってるのです。

 

なので、

 

会社に頼らない=Takeをしない代わりにGiveもしない

 

これをやっていかないといけないと感じています。

 

 

 

◾︎じゃあスウェーデンはどうなってんだ?

先ほど羅列した社宅、通勤手当、家族手当などは全て存在しません。

 

社会の仕組みが根本から異なり、生活の一部を会社に頼ることはありません。

 

では、スウェーデンの各個人は何を頼るのか…

 

社会です。

 

自身の病欠や、子供の風邪の為の休暇では、会社の有給休暇は使えず、社会保障でその分の収入が賄われます。

 

通勤手当に相当するガソリン代は一定の距離を超えると所得税から控除できます。

 

このように会社からは"手当"と名のつくものは何もありません。

 

その代わり、何かと"手当"と名のつくものが社会保障から得られます。

 

とにかく、日本と比べて会社との距離があります。

 

その代わりに社会がバックアップしてくれるのです。

 

 

「スウェーデンって通勤手当も無いし社宅も無いのか!かわいそうだ!」

 

ではないんです。

 

会社との距離を適切に保つ為(ムカついたら辞められる為)にこういったものはもらってはいけないという考え方もできるのかもしれません。

 

まぁ中には若いうちからずーっとコロコロと転職を繰り返して、いつまで経ってもキャリアを積めない人だったいますけどね。

 

 

◾︎じゃあどうすれば良いのよ?

社会を変えるしかありません。

その方法はいくつかあるはずです。

 

まともな政治家を選ぶ=選挙に行く

 

労働組合を利用する=自分が委員になる

 

などなど、個人でできることは小さなことかもしれませんが、その気になれば5〜10年で社会はガラリと変えられるはずです。

 

それが待てない、どうもやる気になれないのであれば、やはり海外へ移住するべきだと思います。

 

一定数の国民が流出すれば国も重たい腰を上げるのではないでしょうか。

 

海外の移住なんてハードルが高いよ!と思うかもしれませんが、そんなことありません。

 

私もつい数年前まではスウェーデンで働くなんて想像もしていませんでした。

 

やる気になれば何とかなります。

 

特に英語なんてすぐに何とかなります。

これだけ国際化が進んでいる日本で、外人の友達の一人や二人を作るのは簡単な話です。

 

現に私はここ数年で飛躍的に話せるようになりました。

 

英語が話せるようなるにはどうしたら良い?
↓の過去記事を参照下さい。未だにアクセスが多い記事で大変オススメです。

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2016/09/14/000542

 

ですから、「できる・できない」の話ではなく、「やるか・やらないか」の話です。

 

また、日本企業で5〜10年、一社で勤めた人であれば、十分に外国で通用するはずです。

 

自信を持ちましょう。

 

研修と実務をコツコツと積み重ねた財産は外国でかなり通用しますよ。

(業界にもよると思うが少なくとも日本の自動車業界の人の育て方は素晴らしい。ドイツもスウェーデンも日本のやり方をかなり研究している。)

 

 

という訳で、熱く語りましたが「会社と従業員の距離感」についてスウェーデンと日本を比較してみました。

 

 

最後に、「社蓄」という言葉をとっととこの世から抹消しましょう。

 

あまりにも酷い言葉です。

 

これを国語辞典に載せますか?

 

流行語大賞にしますか?

 

この言葉を次世代に継承しますか?

 

 

我々の世代が解決しないとダメなんです。

 

 

ではでは、また明日。

 

月曜の午前中はスウェーデン語も英語も出てこない

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

タイトルの通り、月曜の朝ってスウェーデン語も英語も話せないんですよ。

 

多分ですけど、土日はずっと家族と日本語で話しているので脳ミソがなかなか切り替わらないのかな、と。

 

そういうもんなんですかね…

 

しばらくお話ししていると段々スラスラと話すようになります。

 

月曜の朝だけなんですよ。

 

たった土日の2日間、日本語漬けになるだけでこうなるってことは、もっと長い間外国語を話さないともっと鈍くなるってことなんでしょうね。

 

つまり外国語というのは毎日使い続けないとダメですよってことなんですね。

 

ーーー

 

↓今日の会社の昼ごはん!超おいしかった!

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牛ステーキに溶けたバターのソース。

 

グリーンピースもあってとってもカラフル♪

 

またしてもリンゴンベリー←すぐ出てくる

 

バター塗り過ぎ。

 

できたてホヤホヤで本格的なスウェーデン料理です。

 

なので毎日毎日お昼ごはんが楽しみなんです。

 

↓髪を切ってヒゲを剃ったら急に若くなった同僚。

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今日は会社の同僚から譲ってもらった2段重ねのベビーカーをいじっていたら時間が経ってしまったのでこの辺で。

 

それではまた明日。

スウェーデン企業では理不尽な転勤は無い〜両国の"転勤"から観る従業員と会社の関係〜

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

本日はスウェーデンと日本での"転勤"の違いと、そこから見える従業員と会社の関係について書いてみました。

 

 ◾︎スウェーデンと日本の"転勤"の違い

スウェーデンで転勤はあるのか。

 

ええ、もちろんあります。

 

ですが、会社からの一方的な命令を渋々承諾するということはありえません。

 

仮にそのような状況となった場合(そもそも労働組合の規定や法律上不可能なはず)は、従業員は辞めていくか裁判沙汰にでもなるでしょう。

 

 

そもそも、スウェーデン人は自分が住む場所として選んだ土地で仕事を見つけるのが一般的です。

 

また、専業主婦が2%しか存在しない国ですので、当然、配偶者やパートナーも同じ土地で仕事をしています。

 

ですから彼ら配偶者やパートナーもそう簡単に仕事を辞めるわけにはいきません。

 

また、子供がいれば彼らの学校のことも考えないといけません。

(私自身、4歳、12歳、14歳と転校を経験し、負担は決して小さくありませんでした)

 

こうした課題を解決できるのであれば転勤ということもあり得るでしょう。

 

例えば、たまたま転勤先が自分の故郷だとか。

 

海外駐在であれば家族含めて元々興味があった国だとか…

 

 

日本と大きく異なるのは、ある日上司から肩をポンポンと叩かれて

 

「キミ、◯◯支社へ行ってくれないか」

(断る=出世できなくなる)

 

というのが無いところです。

(少なくとも私の会社では)

 

ではスウェーデンの支社で人材が必要となった場合はどうするのでしょう。

 

私の会社ですと、社内もしくは社外で募集することとなります。

 

"◯◯支社で△△職を募集"

 

といった具合に募集内容がオープンになり、詳細な条件が書かれています。

 

例えば勤務地とか業務内容とか。

 

そこに年齢制限などは一切ありません。

 

つまり、誰がその仕事をやっても同じ給料となります(基本的に)。

 

スウェーデンだけでなく、欧州各国では職務給といって、その仕事そのものに対価が支払われます。

 

入社数年目の社員でも、その道何十年のベテランがやろうと対価は変わらないのです。

 

但し、ベテランがその仕事をやることで会社に更なる利益をもたらすのであれば、その分の追加報酬があっても不思議ではありません。

 

 

 

話を転勤に戻すと、駐在にせよ転勤にせよ、従業員だけでなく家族が会社と合意できるのであれば問題はありません。

 

日本と大きく異なるのは、従業員側に会社からの転勤の打診を断る権利があることです。

 

また、断ったからといって、出世ができなくなるとか居心地が悪くなるようなことはありません。

 

従業員は会社の利益に貢献するのは当然のことですが、それよりも自分の好きな土地に住む権利が保証されています。

 

会社側はこれを尊重しないといけません。

 

 

ですので、私が日本にいたときによく聞いた

 

「家を買うと駐在や転勤になる」

 

ということはこちらではまずありません。

 

会社都合で、買ったばかりの家を手離すことになったら裁判沙汰となるでしょう。

 

 

◾︎そうは言っても…

もちろん、「そうは言っても」という時もあるでしょう。

 

スウェーデンの会社であっても、"どうしてもこの人にこの支社に行ってもらいたい!"ということもあるはずです。

 

その場合の従業員は、給料を含め、その他諸々を交渉できます。

 

スウェーデンでは従業員の会社に対する依存度は日本ほど高くなく、会社側が理不尽な要求をすれば従業員は辞めてしまいます。

 

退職金も存在しませんし、中途採用であっても出世競争の最後尾に並ぶ必要もないからです。

 

従って、優秀な従業員ほど、雑に扱えば辞められてしまうので、交渉は慎重かつ丁寧に行われます。

 

 

◾︎日本社会へ提案

日本とスウェーデンを単純に比較しただけですとあまり生産性を感じないので、私なりの提案を書いておきます。

 

 

1. 退職金と終身雇用を廃止するべき

日本で一般的となっている、"退職金と終身雇用を担保に転勤やその他諸々を受け入れる風土"は、憲法にも書いてある「職業選択の自由」を奪っていると思います。

 

現に私が31歳の時に初めての転職を考えた時は、相談する人から毎度毎度、

 

「退職金が減っちゃうよ?」

 

と言われました。

 

31歳であればまだまだ他の会社や異なる職種で十分にチャレンジが可能な年齢です。

 

なのに、30年も先の退職金のことを心配して転職を思いとどまるのは非常にもったいないと思います。

 

31歳にとって必要なことは、30年先の退職金よりも、今日明日の未来を切り開く為の希望を持てることであり、それを許容できる社会基盤が重要です。

(実際、転職をすることでどれだけ退職金が減るのかは私もよく分かっていませんが、転職を躊躇する理由の一つになったのは間違いない)

 

 

2. 年功序列ではなく職務給とする

退職金制度が無くなるだけでは不十分です。

 

前述の職務給を基本とし、できる人ができることをやる、そこに年齢や性別、国籍は関係無いというのが先進国のスタンダードです。

 

そして優秀な人材を外国からも受け入れ、終身雇用や年功序列ではなく、適材適所で人事を考えることで多様な価値観を産み出すことができます。

 

 

まとめ

日本では昨今、残業時間の削減やプレミアムフライデーなどが話題となっていますが、これらは表面的な部分に過ぎません。

 

従業員や家族、更には社会全体の風通しが良くなる為には根本的なところを見直すべきです。

 

それが「会社と従業員の関係」だと私は確信しております。

 

会社から納得のいかない扱いを受けたらすぐに辞められる社会とするべきです。

 

ムカついたら辞めればいいんです。

 

まずは、それが可能となる社会を作るべきです。

 

誰でも何度でもチャレンジができる社会とするべきです。

 

今こそ労働組合が声を上げるべき時なのではないでしょうか。

 

あの巨大組織なら何かできそうですが…

 

スウェーデンと日本の"会社と従業員の関係"の違いは過去記事でも触れています。


「転職と転社」
http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2016/11/08/030034

 

「海外企業へ転職する為の具体的かつ現実的な5つのステップ ②文化 後編」

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2016/09/21/044930

 

 

最後に、近所の寿司屋(中国人経営)の写真。

ここはなかなか美味しい。特にサーモンは最高!

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ではでは、また明日。

スウェーデンの週末。湖でのスケートはこれで今年最後!?

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

今日も行ってきました、凍った湖のスケート!f:id:sverigeyoshi:20170312043539j:image

家から10分、天然の巨大スケートリンクです。

天気も素晴らしい!!

 

1月中旬から約2ヶ月、毎週どこかの湖でスケートをやってきました。

 

ですが、おそらくこれが今シーズン最後のチャンス…

 

春の訪れを感じます。

(スケート楽しいから春は来なくて良い…)

 

スウェーデンの季節の変わり目は日本よりもハッキリしています。

 

太陽の角度が真冬の時とは全然違うんです。

(太陽の角度?高さ?高度?何て言うんだったかな…)

 

今日、湖を滑っていて、

 

「太陽がずいぶんと上にあるなぁ」

 

と改めて感じました。

 

↓真冬の間は太陽がずーっと低いが、今日はずいぶんと高い!

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↓2ヶ月前のほぼ同時刻。同じ湖で撮影。

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1月の時は、晴れていても太陽の角度が浅いので光量が足りないというか、ポカポカしないんです。

 

でも空気が澄んでいて、光が優しく感じるのでそれはそれで良いんですけど。

 

しかし、今日のように高角度から射す太陽光は湖の氷を溶かします。

 

表面だけでなく、内部まで太陽光が届くので、表面から数センチの層が全体的に柔らかくなります。

 

しかし、その下は10cm程の厚い氷があり、こういう状態をスウェーデン語でdubbelis、英語だとdubble iceと言います。

 

ですので今日のスケートは滑る度に、表面の氷が割れてミシミシ!っとかパキパキ!という音が出るところが多くありました。

 

一度5cmほどボチョン!といきなり沈んで危うく転倒するところでした…トホホ。

 

スピードを出していたら大怪我だったと思います。

 

ただ、この湖では穴が空いて身体ごと落ちることはまずありません。←と、みんな言うので信じているだけ。

(この湖に限った話。湖の大きさ、海水を含む湖なのか、地形などで状況はかなり異なる)

 

↓二層となっているところ。

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↓ところどころ白かったりそうでなかったり、色々な状態の氷が混在している。

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二層のところもけっこうありましたが、半分ほどは完璧な氷でした。

 

↓この辺りは完璧。んー、写真だと分かりませんね…

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完璧な氷とは、硬くてツルツルのものを言います。

 

昨日少しだけ雨が降り、昨夜は-5℃まで冷え込んだおかげで、湖の表面にあった雨水が一気に固まりました。

 

こういう時が大チャンスなんです。

 

雨→夜中冷え込む→翌日晴れる

 

もしくは、

 

雪→日中暖かくて雪が溶ける→夜中冷え込む→翌日晴れる

 

これが完璧なコンディションとなります。

 

但し、今日は日中+5℃もあり、前述の太陽光の影響で部分的に氷が溶け始めていました。

 

まぁスキー場と同じってことです。春が近付くにつれて雪もベチョベチョになっていきますよね。

 

 

以下、写真をいくつか。

 

↓自治体やボランティアスタッフが氷を綺麗にして道を作ってくれます。 

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↓子供達もスケートが上手!

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↓キオスク。ホットドッグやソフトドリンクなどを販売。

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↓私。40cmの長い刃が湖でのスケートの特徴。

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↓湖沿いのこういう家は超高い。軽く1億円を超えます。 こういう物件がゴロゴロしています…ヒィ〜ッ!

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↓唯一のアジア人。天気良いなぁ…

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ちなみに、湖のスケートをやっていて、私のようなアジア人はまず見かけません。99.9%が金髪で青い目のスウェーデン人です。

 

中東系の方々も見かけません。

 

どうしてでしょうね?

こんなに楽しくてお金もかからないのに…

 

来週はお天気次第でまた滑れるかもしれません。

 

なのでできるだけ毎日冷えて欲しい…

 

 

さてさて、スケートができなくなる来週から何をしよう。

 

春はマウンテンバイクとロードバイクに乗ろうと思います。 

 

↓マウンテンバイク。

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これで森の中を乗るぞ!

 

↓ロードバイクも持っています… 超ハイスペックで宝の持ち腐れ。

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今年こそちゃんと乗るぞ!いや、どうせちゃんとは乗らないな…嘘をつくのはやめよう。たしなむ程度にします。

 

でも引越しがあってそれどころではない気もしますが…

 

そうなんです、最近家を買いました。

 

↓「スウェーデンで家を買ってみた」

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2017/02/26/052309

 

と、私なりのストックホルムの冬の楽しみ方を書いてみました。

 

ポイントは1円も使っていないところです。

 

ストックホルムは首都でありながら大自然が身近で、入場料や見学料はかかりません。

 

今日はこんなところで。

また明日。

同僚のスウェーデン人女性と仕事帰りに飲んでみた

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。 

 

今日は同僚のガッビちゃんと飲んできました。

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仕事を14:30に上がり、15時から飲んで19時には帰宅。

 

↓今日行ってみたバー。

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妻と娘が幸いにも夕食を取っていなかったので家族で夕飯を食べました。

 

パパだけ酔っ払いですけど…笑笑

 

現在20時。けっこう飲んで酔っ払いながら書いてますw

 

プレミアムフライデー!

 

 

◾︎

さて、ガッビちゃんは30歳。

だったかな。31かもしれない。

 

ガブリエラが名前でガッビがニックネームなのだそうです。

 

私はいつも「ガッビちゃん!」と呼んでます。

 

さてさて、ガッビちゃんは日本で言えばバリキャリ総合職となるんでしょうけど、スウェーデンでは至って普通の女子です。

 

ですが、そのスウェーデンの普通の女子が日本の女子とけっこう異なります。

 

まずは彼女のこれまでを振り返ってみます。

 

◾︎

 

18歳でGymnasiet(日本でいう高校)を卒業してから2年間は自由に過ごしていたそうです。

 

Gymnasietでは自然科学系を専攻していたそうですが、卒業時に工科大へ進学するには数学の科目(日本で言う数学III C)が足りなかったようで、卒業後に社会人用の学校でその単位を取得したそうです。

 

その後はバーガーキングでアルバイトで働いて貯金をし、バルセロナへ2ヶ月半住んだそうです。

 

スウェーデンではこのように大学へ進学する前1〜2年は、アルバイトをしたり、南国へしばらく行ってみたりと、自分探しのような旅に出るのが一般的だそうです。

 

ガッビちゃん曰くこうしたことは「Very common」だそうで、ほとんどの若者がこうして自由な時間を過ごすそうです。

 

ですから大学一年生の平均年齢は20〜21歳ぐらいとなるわけです。

 

散々遊んできてから勉強を始めるので、在学中は日本の大学生ほど酒酒酒の学生生活ではないようです。

 

よく聞く「入るのは簡単だが卒業するのは難しい」とは本当のようで、同じ学科に当初200人いた学生は卒業時には半減していたそうです。(内、女性は当初20人→卒業時10人だったそう)

 

バルセロナから戻ってからは、彼女はまず大学で機械工学の学位を取り、その後に修士課程で物流・サプライチェーン(購買)を専攻したそうです。

 

 

そしてスウェーデンの大企業のトラックメーカー、スカニアで購買の職に就いたそうです。

 

大学で勉強した内容と仕事の内容がまさにドンピシャリとなります。

 

スカニアで数年働いてから、私と同じ会社に入ってきたのがつい数ヶ月前。

 

※「後輩」とかそういう言葉も概念もないですよ。

 

スウェーデンでは20代の若者はけっこう頻繁に職場を変えます。

 

また、そうする猶予があるという雰囲気を感じるというか、社会がそれを許容しています。

 

日本ではなかなか馴染みのないことかもしれませんが、一発目で自分の居心地の良い会社を見つけるのってなかなか難しいと思うので、自然なことだと思いますけどね。

 

 

会社では私と同じプロジェクトメンバーなので、自然と毎日顔を合わせる仲となりました。

 

とっても気さくでフレンドリーで明るい方で、仲良くさせてもらっています。

 

来週、ガッビちゃんは日本へ出張に行くので色々と豆知識を教えていたのですが、なんと、スウェーデン語ってイカとタコの区別がないんですって!

 

ひどい!

 

どっちも足がいっぱいで似たような形じゃん!

 

というのが彼らの言い分のようですが、納得いきません…

 

なので必ず寿司屋に行き、イカとタコを食べ比べるように指示を出しました!!

 

↓スウェーデンではお会計は半額ずつ。後輩の女性だからって私が全額出すとかありえません!

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女性も同じだけ稼ぐのが当たり前の社会なので、男性が金額を多く出すことに対してはプライドに傷が付くというか、良い気分はしないそうです。

 

各自でかいビール2杯とジントニックで200kr。2600円。

うん、これなら安い!

 

↓外に出たらなんか街が綺麗だ!

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さて、眠い。

 

また明日!

スウェーデンの車の名義変更は超簡単!日本もこうすればいいじゃん。

おはようございます。
ストックホルムへ家族で移住し、現地企業で働く35歳、一児の父親です。

 

 

今週ずっと体調が悪い娘。

 

 

昨日は学校へ行かせたのですが、昼過ぎに体力が尽きたようで泣いたり寝ちゃったりしたそうです。

 

 

熱はありませんが、今日は大事を取ってお休み。まだ多少咳き込むし…

 

今日も私が午前中は娘と在宅で、午後から妻と交代し、出社してきました。

 

 

↓スウェーデンの教育テレビBarnkanalenをひたすら観る娘。

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↓くつろいだまま寝る娘。俺みたいじゃないか!

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さてさて、本日は車の名義変更です。

 

 

スウェーデンの車の名義変更って超簡単です。

 

黄色い紙に新旧オーナーが必要事項を記入し、サインしてポストに投函するだけ。

 

↓黄色い紙

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↓裏に新オーナーの住所とか名前とか記入して、新旧オーナーがサインをして投函

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あとはTransportstyrelsen(直訳すると交通管理局、日本でいう国土交通相だか陸運局)から確認の通知が来ておしまいです。

 

 

 

車庫証明は存在しません。

 

 

 

なんでこんなに簡単なの?

 

 

 

 

いや、

 

 

 

なんで日本の名義変更ってあんなに複座なの?

 

 

 

車庫証明って何?何の意味があるの?

 

 

 

別に勝手に駐車スペース探して契約すればよくね?

 

 

 

はみ出してて邪魔だったら取締りにあえばいいんじゃないの?

 

 

 

そんなのオーナーの良識に任せれば良いじゃん。

 

 

と、思いますがいかがでしょうか。

 

 

 

調べたら車庫証明と保管場所どーのこーののシールを発行してもらうのに東京都だと2600円も手数料を取られるみたいですね。

 

 

そう言えばこの「手数料」は、スウェーデンではあまり取られる機会がないと感じます。

 

 

銀行振込も手数料は取られません。

 

 

日本の手数料ビジネスってなんなんでしょうね…

 

車検証もありませんよ。

ナンバーとセットでオンラインで管理されています…。

 

ま、21世紀ですし普通ですよね…

 

車検自体もすごくシンプルです!

10分で終わります。

 

↓詳細は過去記事にて「スウェーデンで車検を通してみた」

http://sverigeyoshi.hatenablog.com/entry/2016/10/16/051843

 

 

◾︎

さて、明日は金曜日!

 

職場の女性、Gちゃん(30歳)と会社帰りに飲みに行くことになりました!!

(浮気じゃないですよー)

 

一年以上働いて、会社帰りに「飲みにいこーぜ!」は初めての経験です。

 

スウェーデン人の女性からどんなお話が聞けるか楽しみです(^^)

 

 

ではでは、また明日。