スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ

娘の教育と妻のキャリアの為にスウェーデンへ移住。

2021年夏休みの思い出

今年も昨年に続いてスウェーデン南の島Gotlandへ行ってきました。

今回もテントでキャンプ、2週間の旅行です。

旅費、キャンプ場滞在費などは最後の方にまとめてあります。

 

ちなみに私の夏休みは6月最終週から7月末までの33連休。妻は7月頭から8月一週目までの37連休です。我家は毎年7月に夏休みを一カ月ほど取ります。

日本的には「は?一カ月?」でしょうが、スウェーデンでは一カ月なんてまぁ当たり前です。日本人、働き過ぎです。人生一度きり、もう少し休みましょうよ。

 

それでは旅の模様を写真で振り返っていきましょう。

 

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昨年と同じキャンプ場。今回陣取ったのはココ。左手がキッチン用テント。右手がリビングと寝室。車はAudi A6 Avant、コレに屋根上の箱をつけてギッチギチに荷物を詰め込んでいきました。しかしこの車最高です。

 

 

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裏側が森。表側には木が生えているのでちょっと隠れてます。特に明け方に直射日光を避けられる位置取りをするのが基本。でないと明け方にクソ暑くて起きる羽目になります。水捌けも大事。雨が降った時に水がどこを流れるのかを想定しながらテントの位置を決めましょう。

 

 

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今回はこのタープも使ってみました。白いテーブルも勝手に私物化しちゃいました。日本だと文句言われそうですけど、ココはスウェーデンなので。

 

 

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紫陽花を家から持参。キャンプに植物を一つ置くだけでだいぶ華やかになります。家を空けている間、ご近所さんに植物の水やりをお願いしていたのですが、さすがに毎日はお願いできないので紫陽花だけ持ってきました。紫陽花は毎日水をやらないとダメなんですね。。。

 


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装備の紹介。まずはキッチン用のテント。今回はコーヒーメーカーを持参!2週間毎日飲むので家と同じ味がどうしても欲しかったんです。ちなみに電気を使えます。

右端に温度計が見えますが、日中の最高気温はだいたい25~30℃程度。湿度が全然無いのでうっすらと汗をかく程度で、朝シャワーを浴びて夜はそのまま寝ても気になりません。私はね。体が全然ベトベトしないんですよ。最高です。

スウェーデンに移住してよかったと思う理由の一つは夏です。東京の頃、夏は暑すぎてもはや憂鬱。今、スウェーデンではエアコンの無い生活を送っています。窓を開けるだけで家の中は快適な空間となります。最高ですよ。

冬も思ったより寒くありません。日本は温暖化の影響が夏に来ていますが、スウェーデンは冬に来ています。昔ほど気温が下がらず、雪が全然降らなくなってしまいました。

脱線しました。キャンプの話に戻りましょう。

 

 

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ここがキッチン。 ガスコンロは便利。各種調味料や、下の棚にはアレコレ置いておけます。2週間もいるのでフル活用。

 

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今回は焚き火台を持参。直径60cmもあって車に積むと場所を取るのですが、料理にも焚き火にも使えるので効果抜群!これはマストアイテムです。

 

 

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続いてリビングと寝室。真ん中はマットを敷いてゴロゴロできるようにしてあります。ここでトランプをやったりします。 両脇に一つずつ寝室があります。

 

 

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 寝室の一つは子供達用。4歳の次女はたまに夜中に起きるのですぐ隣で妻が寝ます。右端の黒い丸いのはスピーカー。割と大音量(日本なら注意されるレベル)で音楽を流してもOK。スウェーデンのいいところ。

 

 

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反対側の寝室は私が寝るベッドと各自の収納スペース。ベッドの下に着替えやその他諸々が置かれます。 

 

 

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そう言えば、お隣さんはユニークなテント。ワーゲンバスのテント。と、ホンモノのワーゲンバス。そう言えば去年も来てたな。ということで話しかけてみたらすぐに仲良くしてくれて、結局ビールを3本もいただいてしまった。7年連続で来ているそうで。ベテランだ。我々が撤収する前日だったのでおすそ分けするものが無く、また来年!ということで今年はお別れ。

他にも 4年連続で来ている夫婦とも仲良くなり、夕食を共にすること2回。出会いにも恵まれたキャンプでした。

 


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テントから徒歩3分でビーチへ来れます。実際は子供達があっちこっち寄り道するので10分ほどかかりますが。

 

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海水はこの通り透き通っています!でも超冷たい。 

 

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数キロに渡る長ーい海外で、夕日を眺めるスポットでも有名。7月だと日の入りは22時頃。

 

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夕日を眺めながらのカフェ・バーもあります。最高です。 

 

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子供達はジュース。大人はビール。Gotlandのクラフトビールが美味しい。 最高です。

 

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ビールを飲んだらテントまで海岸沿いをトボトボ歩きます。最高です。 

 

 

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プールも有ります。子供もお金取られるはずなのに無料になった、ラッキー。スウェーデンは良くも悪くもテキトー。 

 

 

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ビーチ、プールの他にこんなところもあります。ココもテントから徒歩3分ほど。風船公園と我家では勝手に呼んでいますが、7回分の回数券で子供一人500kr。ココには本当に世話になりました。 来年もあるといいな。

 

 

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毎日キャンプ場では飽きてくるのでたまには遠出。車で北へ2時間ほど行けばGotoland島の北端にあるFåröに来れます。石が波によって長年に渡り削られ、いびつな形になっています。Raukといいます。複数形はRaukar。あー、スウェーデン語難しいですよ。英語みたいに複数形にはs付けておけばいいってわけじゃあないんです!

 

 

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滅多に撮らない夫婦の2ショット。 

 

 

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文化的刺激が欲しければキャンプ場から車で20分ほどのVisbyの街へ行きます。ここには5回ぐらい来ましたかね。去年も何度も来たのでだいぶ網羅しました。

 

 

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この街は魔女の宅急便の舞台となったとされて、こちらがキキが住み込みで働いていたグーチョキパン店のモデルとなったお店。中身は雑貨屋さんです。パン屋さんじゃないんですね。 

 

 

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VisbyにあるMizu水という和食レストランに入ってみました。 Chashu udon ramenというのがあったのでチャレンジしてみることに。叉焼うどんラーメンな訳ですから、色々考えられます。

一つの丼にうどんとラーメンが混ざっている・・・?うどん風ラーメン?ラーメン風うどん?

というわけで出てきたのがコレ。普通のうどん。でも具がラーメンっぽい。何故えのき!シャーシューはまぁ美味しかったです。でもうどんに入れる具ではありません。

正直食べていてイライラしてきました。とにかくぬるいし、もうちょっと日本文化を勉強してほしいです。ハッキリ言って舐めてます。だいたいなんですか、この石の器は。石焼ビビンバ用?謎です。適当にそれっぽいものを組み合わせて滅茶苦茶な創作料理になっています。

来年またチャレンジしてみます。気付いてくれていることを願っています。

まぁ我々日本人も納豆パスタとかイタリア人からしたら「は?」みたいなものを創作しちゃってますからね。。。

 

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曇ってはいますが、この眺めは魔女宅っぽくないですか? 

 

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雨が降ったり天候がイマイチな時はキャンプ場近くの動物園がおススメ。アルパカや羊に触れちゃいます。けっこうチャレンジング。

 

 

こちらはYouTubeです。ストックホルムからのフェリーの様子や本ブログ記事の内容を動画でもご覧いただけます。筋金入りのGotolandファンは是非ご覧ください。

 

さて、費用の話。

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フェリー代。往復で3931kr

もちろん、時期や時間、席によって値段は変わります。

夜中の便で安い日を選べば半額までには下がりませんが、2000krちょっとぐらいにはなります。次回は夜中便で行きます。

 

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キャンプ場。電気使用可能のテントの場所で4225kr

2週間連続で滞在してこの値段、激安です。Visby周辺のホテル2泊分の値段ですね。

 

という訳で合わせて8156krでした。約97000円。激安旅行。

滞在中は旅行中なので財布のひもは緩んでいましたが、それでも基本はキャンプ場での自炊となるので必然的にコストは抑えられます。

 

というわけで、家族旅行としてはコスパ最強のキャンプ!でした。

 

スウェーデンにお住まいの方でこんなキャンプに興味がある方、キャンプ歴まだ1年ですが、真冬も薪ストーブを焚いてキャンプしちゃう気合入ってる家族なんで何でも聞いてください。

 

 冬キャンプの模様はこちらでどうぞ。2月のスウェーデンでキャンプしてる家族はなかなかいないと思います。

 

ではでは!

またその内何か書きます。

 

 

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■ このブログを書いている人

吉澤智哉

2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。

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