毎年3月1日はこのタイトルの記事を書いてきました。
↓去年の記事。
スウェーデンに移住して丸4年 我々の選択は正しかったのか - スウェーデンに家族と共に移住したエンジニアのブログ
そして今回でかれこれ5回目、早いものですねぇ。。。
これまでは毎年アレコレ張り切って書くことがあったのですが・・・今年は・・・もうあまりニュースがないかなぁ。
というよりも、5年も住んでいるともうだいぶアレコレ不自由なく暮らせるようになりましたし、昨年は永住権も取れましたし、もはや
「うおー!外国住んでるぜー!」
みたいな感覚が無くなっちゃいました。
移住当初は毎日この感覚だったんですけどね。
うおー!水道水飲めるんだ!しかもうめぇ!
うおー!意外と寒くねー!つーか家の中どこでもポカポカで東京で暮らすより暖かいぞ!
うおー!ご近所さんみんな優しすぎだぜー!
うおー!たばこの吸い殻落ちすぎだぜー!
うおー!有休6週間とか多過ぎだぜー!
うおー!加えて育児休暇を小出しでとれるとかマジ神だぜー!
うおー!その結果夏休みが6週間とか俺小学生かよ!
うおー!その他もろもろ。
しかし、もはや全てが日常と化し、残業ゼロも当たり前だし、毎日家族みんなで夕飯を食べることも当たり前となりました。当初はこれが天国だと思って頭の中がお花畑だったんですけどねぇ。
人間とは恐ろしい生き物で、やがてこれが普通になってしまうんです。しかし、周りも見えてきて、我々が移民としてどういう生活ができるのかも分かってきました。何と言うか、この社会における我々の立ち位置もはっきりとしてきました。
ご近所さんや同僚の多くが別荘を当たり前のように所有し、休みになると別荘へ出かけるのが割と定番で(あとクルーザーで海とか湖へ出かけるとか)、給料はそんなに変わらないのになんで彼らはあんなに金持ちなんだろうと思っていました。
そしたらこういった資産は代々親やその前の世代から受け継いでいるものだそうで。つまり歴史には適いません。我々も別荘を買おうと思えば買えなくもないですが、いきなりポンっと買ってもどうメンテしていいかもわからないし、子供たちが将来大きくなった時に
「えー、別に別荘なんていらないしぃ・・・」
と言い出す可能性もあります。
という訳で、我々はキャンプに走りました。
我々というのは語弊がありますね。完全に私の趣味です。私が暴走しまくってアレコレ揃えました。が、どうやら家族も楽しんでくれているようなのでヨシとしましょう。
コロナ以前から、「我が家にはキャンプしかない!」と妻と話していたので、昨年のコロナパンデミック到来とともにキャンプ道具を一式そろえることに。
ちなみに昨年は約40万円もキャンプ関連に使っています。
そして今年も年が明けてから2か月で既に20万円も投資しました。オイオイ。
でもこれはYouTubeで儲けたお金で買っています。パソコンも買ったりと、YouTubeをコツコツやってきて良かったなぁ。
さて、何を買ったかって言いますと・・・真冬の雪の中でも使えるテントとインナーテント、専用の床、それと薪ストーブで合計20万円ぐらいですかね。もはや歯止めが効きません。
でもその価値あると思っています。実際に使ってみた時の様子はこちら↓。
こんな感じで、周りのスウェーデンファミリーは皆さん別荘にクルーザー等と豪華な暮らしをしていますが、我が家はこんな方向で頑張ってみることにしました。
周りの誰もやっていないことなので、いろいろな人から珍しがられています。
いや、ほんとこれ、楽しいですよ。テントの中でやたらと暖かいんです。
薪ストーブの上で料理もできるし、いい買い物したなーと思っています。
夏は夏用のテントを使います。しかし、この一年で買ったテントは3つ。寝袋は我が家に9個もあります。買ってみて、使ってみて初めて
「うおー!これじゃなかったぁ!」
とか、YouTubeを見てたりして
「うおー!俺もこれやりてぇ!」
とか思う訳ですよ。
今年もキャンプ関連で出費が嵩むんだろうな。あはは。
というわけで5年間を振り返った結果、終始キャンプの話になっちゃいました。
これだけだとアレなのでちゃんとしたことも書いておきましょう。
スウェーデン語はまだまだなので今後も継続して頑張ります。
なんと!昨年5月に日本人のスウェーデン語教師を見つけまして、個人的に頼み込んでオンラインのレッスンをやってもらっています。
これが私のスウェーデン語学習に革命を起こしておりまして、やはり言語というのは理論的に文法でも学ぶ必要があるのだなとひしひしと感じております。
英語は適当に会話だけで覚えたのですが、中高でそれなりに文法に触れているんですよね。やはりスウェーデン語を学ぶ上でもこのプロセスを踏まないと、ビジネスで使う表現ができなかったり、まともな文章が書けなかったりと恥ずかしい思いをしてしまいます。
いわゆる日常会話に困ることはありませんが、これってなんだか最終学歴が小卒みたいなもんなんです。ですから今後数年はビジネスの場でまともなスウェーデン語を話せるようになることと、まともな文章をかけるようにならないといけません。
でないと子供たちとまともな意思の疎通ができませんからね。
もちろん、子供たちとは日本語で会話をしていますが、子供たちの日本語は酷いもので、今後成長も期待できません。我々は毎週土曜の日本語補習校に通わせることはしません。スウェーデン社会に惚れ込んで移住したわけで、土曜日は日本語補習校というスウェーデンの中の日本社会で過ごすのではなく、スウェーデン社会でスウェーデン文化をエンジョイしたいと考えています。
子供たちは学校のお友達と土曜日に頻繁に遊ぶので、その機会を奪うものどうなのかなと。というわけで我々両親が完ぺきなレベルのスウェーデン語を話せるようにならないといずれ子供たちと意思の疎通に支障が出てくることでしょう。
そんな感じです!
6年目も楽しんでいきまーす。
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■ このブログを書いている人
吉澤智哉
2016年にストックホルムへ家族で移住し、現地企業 Öhlins Racing ABでエンジニアとして働く傍ら、スウェーデン企業への転職・移住サポート事業LIV INNOVATIONの代表を務める1981年生まれ、二児の父親です。
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