このブログのタイトルって「スウェーデンに移住したエンジニアの…」なんだけど、厳密に言うともうエンジニアではなくなってるんですよね。
3年ほど前にプロジェクトマネージャーっていうのになったので、エンジニアは引退というか、エンジニアです!とはもう名乗れないのかなぁと。
まあでも学位としては一応エンジニアとなりますが、そもそもどうでもいい話ですよね。
さてさて、今日はライラックを地植えしました。
先日、お友達から引越し祝いとしてもらったヤツ。うまくいけばかなりモサモサになります。ライラックはスウェーデン語でSyren(スレィェン)といいます。カタカナで可能な限り表現しました。多分カタカナをそのまま読んでも通じませんが。
これを斜面の上の方に植えます。
上の崖みたいなところです。
ココ。ここをひたすらスコップで掘る。掘りたいんですけど、石がいっぱいあってなかなか進みません。というかかなりの重労働です。
ちなみに上からの眺めはこんな感じ。次女はお隣さん家の子と遊んでます。この二人は相性が超抜群なので延々と放っておけます。喧嘩もしないし悪さもしない。一方で他の家の子は…(略
掘り出した石を一列に並べました。ってかこんなに石が出てくるのっておかしいですよね。スウェーデンって地面を掘るとすぐに石とか岩ばかりなんです。それでなのかダイナマイトがスウェーデン人によって発明されたんです。発明したのはアルフレッド・ノーベルさんね。あのノーベル賞の。
カミさんは下の方で何かやってます。力仕事は当然ですが私の担当。しかし蚊が多い。今年は蚊が大量発生しています。
さて、土を盛ります。
カミさん登場。ココはカミさんの出番です。ガーデニングにおいてはカミさんの言う事を全て聞きましょう。
ライラック地植え完了。ちょっと遠いな。
こんな感じです。すぐ上の雑草も刈りました。敢えて残してあるのはラズベリーです。そこら中に自生しているので珍しくはないのですが、せっかくなのでとっておきます。周りの雑草を取ったので子供達も簡単にアクセスできます。
別角度。しかし石の大きさと数!石埋まり過ぎ!
カミさんはまだ何かやってます。
リビングからの眺め。んー、素敵。改めて良い家買ったなーって思います。
持家か借家か、みたいな論争がありますけど、スウェーデンじゃ圧倒的に持家ですよ。だって買った家の値段が下がるってことが基本的にありませんから。物価の上昇と共に家の値段は上がっていくものです。
我家も10〜20年経てばけっこう値上がりしててほしいなぁ…未来の事なので分かりませんが。仮に値上がりはしなくとも、値下がりすることはないでしょう。
なんというか投資をしている感じです。もちろんメンテナンスは必要ですが、我家は新築なのでそれほどお金はかかりません。
毎月ローンとして元金と金利を払っていますが、元金の部分は後で売った時に全て返ってくるはずです。では、この家を仮に借りたとしたら、今の毎月のローンと変わらないぐらいの家賃となります。
だったら買った方がいいに決まってます。私の周りのスウェーデン人はみーんな持家です。借家の人は誰一人いません。
ちなみに、スウェーデンにだって借家はそれなりの数あるんですけどね。ですが賃貸系の不動産屋は存在しません。駅前にあるアパマンみたいのがないんです。ではどうやって借家を探すか?日本とはシステム、事情が全く異なり説明が大変です。かなりの高等テクニックが必要となってきます。
日本からの留学生がよくスウェーデンで借家を探していますけど、まあ体当たりで大変そうだなーと思ってます。Facebookのストックホルム日本人会ってグループに投稿しても厳しいですよねぇ…もっといい探し方があるんですけど。日本のスウェーデン大使館とかも教えてあげればいいのに。ってか大学の事務局的なところも知らないんだー。変なの。不思議。
と、話は逸れましたがライラック、無事に冬を越せる事を祈っています!このライラックをくれた人が、冬越せなかったらまた次あげるから大丈夫!と言ってくれてるので安心です。